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マクロ経済学の45度線の役割を教えて欲しいです。

A 回答 (1件)

あなたは以下の2元連立方程式(2つの未知数x、y)が与えられたら、解をグラフを用いて解くことはできる?


y=ax+b                          (1)
y=x (2)
ただし、a, b >0で未知数x,y≧0とする。つまり、横軸にx、縦軸にyをとり、第1象限で解を求めよ、という問題だ。
(1)は縦軸のbのところ、つまり、座標(0,b)のところから出発する傾きaの、右上がりの直線。(2)は原点(0,0)から出発する45度線。この2つの曲線(直線)はa<1なら、必ず交わることが図からわかるでしょう。2つの曲線の交点、つまり、この連立方程式の解は座標(b/(1-a), b/(1-a))で与えられる。
単純マクロシステムの均衡も全くこれと同じ。均衡は
Y=C+I+G
とかける。ただし、I(投資)とG(政府支出)は定数、CはYを所得として消費関数C=a + cY, 0<c < 1に従う。いま、右辺をAG(総需要)と書くと、マクロの均衡は

AG=(a+cY)+I+G =cY + (a+I+G) (3)
AG=Y (4)
で与えられることはいいでしょうか? Yを横軸に、AGを縦軸にとると、(3)は(1)と同様、縦軸のa+I+Gのところから出発する傾きcの直線、(4)は(2)と同様の、原点から出発する45度線。(4)はAGとYを等しくする均衡を表す式だ。
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