フルーツトマトっていつから料理につかわれたり販売するようになったんですか？ 私は平成７年生まれです

フルーツトマトっていつから料理につかわれたり販売するようになったんですか？

私は平成７年生まれです

トマトが嫌いな人についてネットで調べたら昔のトマトはクセが強かったからだと書いてありました

現在はフルーツトマトが登場してトマトは食べやすくなってると書かれてました

平成７年生まれの私は子供のころからトマトを食べてますがトマトをマズいと思ったことがありません

私は１０代後半のときトマトをまるごとまるかじりして食べてました

甘味と酸味があってさっぱりした味でした

私がトマトを初めて食べ始めるころからフルーツトマトは料理につかわれてたり販売されてたんですか？

No.3 回答者： 真魚 回答日時： 2022/07/18 11:03

トマトは昔から野菜として様々な料理に使われていましたけど。

・生食用　…　サラダなど
・調理用　…　スープ、シチューなど
・加工用　…　ジュース、ソース、ピューレ、ペースト、ケチャップなど

家庭では昔から生食用が主で、青果店やスーパーで売っているのは基本的に生食用のピンク系の品種です。一時期、調理用の赤系トマト（サンマルツァーノなど）がふつうのスーパなどにも出回っていましたが、最近はあまり見かけません。


戦前からの生食用トマトの代表品種は「ファーストトマト」です。糖度が低い・青臭いなどの理由で苦手な人も多かったと思います。

ファーストトマト（1938年～）
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitab …

現在は、昭和の終わり頃に登場した「桃太郎トマト」とその改良品種が主流です。

桃太郎トマト（1985年～）
https://www.takii.co.jp/brand/momotaro.html


生食用トマトは品種改良によって昔のような青臭さもほとんどなくなり、糖度もどんどん高くなっています。酸度も高いので果物のような甘さは感じられませんが、糖度の数値だけを見ると果物にひけをとりません。

フルーツトマトは、その中でも特に高糖度をウリにした近年の品種です。

高糖度トマト
https://shop.takii.co.jp/simages/shop/selection/ …

高糖度トマトはサラダなどの生食用が主であって、トマトスープやトマトシチューなどの加熱調理用ということではありません。

No.2 回答者： dogday 回答日時： 2022/07/18 06:36

1985年に桃太郎トマトが発売されたことで日本人にイタ飯ブーム（イタリア料理）が発生して、トマト消費が一般化したといわれています。

桃太郎トマトは、樹上で完熟させて収穫して出荷できる皮の厚さを持っていて、それまでのトマト品種は傷つき割れやすく、青い状態で収穫して配送中に追熟させて店頭までに赤くしていたので、青臭さがあり糖度が低かったのです。
また桃太郎トマトは、桃太郎というブランド野菜としての走りであり、それまではいろんな品種があって色んな味があっても、消費者には全部同じトマトとしか認識されていなかったので当たり外れが大きかったのです。

そのブランドトマトから糖度がとくに高い完熟トマトがフルーツトマトとよばれるようになりました。高知県がフルーツトマトの発祥と聞きます。
四国はイタリア海岸性気候に似ていることで瀬戸内オリーブなど四国産食材がイタ飯ブームの産地ブランド化に拍車をかけることになります。
この歴史の先に、四国は国内温泉旅行ブームからお遍路ブームになり、讃岐うどんブームが1989年にきて、冷凍さぬきうどんの開発で、讃岐うどんが全国で一般化します。

だから平成7年の1995年って、ちょうどトマトの認識が普及した時代になります。
確かその頃に緑黄色野菜ジュースブームもありました。イタ飯ブームの結果ケチャップが売れなくなっちゃって、カゴメが起死回生にトマトジュースをリニューアルして健康ブームに便乗したのです。

No.1 回答者： y_hisakata 回答日時： 2022/07/18 06:24

私の記憶だと、トマトが今のように甘く食べやすくなったのは、昭和の終わり頃だったと思います。

私は昭和39年生まれですが、私の子供の頃のトマトは、もっと酸っぱくて甘みがなくて青臭い感じでした。
だから、フルーツというより野菜の扱いで、私は好きではありませんでしたがウスターソースをかけて食べる人もいました。

その後、酸味や青臭さを抑えた品種が出回りましたが、私は「うん、確かに食べやすくはなったけど、なんか、味がしないや」と感じました。

平成に入ってから、徐々に甘み、旨味の強いものが増えてゆき現在に至る、という感じです。

あなたは平成七年生まれとのこと。であれば、食べ物の味を云々言うのは平成中頃からのことでしょう。もう、トマトの酸味や青臭さはなく、十分甘くなった頃です。

でもね。私たちの世代はこうも思うんです。

昔の、鮮烈な酸味と青臭さのする、野性味あふれるトマトがまた食べてみたいって。