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音楽を学んでいる者です(楽理科で音大卒)。

わたしは昔からピアノが苦手なのですが、ようやくバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻を全曲弾き終わりました。

そして今、平均律クラヴィーアの第2巻にチャレンジするところです。

先生に何でもいいから第2巻を練習しておいでと言われたのですが、どの曲から練習したらいいのか迷っています。とりあえずのところ、ト長調を練習しているのですが、まだ決定ではなく、この曲でいいのかどうか、迷っている最中です。

そこで皆さんにお勧めの作品をお伺いしたいと思いました。

バッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻を初めて弾く場合、どの作品から始めたらいいような気がするかや、この曲がとってもいいよとか好きだとか、そういう作品を教えて下さい。それをきっかけに、さらに、バッハのことを学びたいと思っています。自分でもCDで何度も聴いてみます。

A 回答 (4件)

回答が付かないようですので、まずわたくしが・・・


わたしはピアノが弾けない素人です。キーボードをたしなんでいる程度です。バッハのことを学びたいという方を見るとつい熱くなってしまいます。バッハいいですよねぇ・・・

私がお気に入りの平均律はなんと言ってもアンドラーシュ・シフです。一応世間ではグールドに次ぐバッハ演奏みたいに言われていますが、スタイルはかなり違います。基本的にテンポはゆっくり目に弾くタイプです。固いイメージのあるバッハをしなやかに弾くというタイプです。わたくし個人の印象としてはバッハ作品に対する愛情が感じられる演奏家と思います。

グールドも個人的には大好きですが、平均律に関してはシフに軍配を上げてしまいます。逆にグールドファンはシフを苦手とする人も多いように思います。

あとはリヒテルの平均律が好きですね。音色的にはシフに近い感じがいたしますが、学者肌の音に聞こえます。テクニックのすごさには腰を抜かしてしまいます。

以上、ピアノ素人の感想でした。
ピアノの専門家の方々、よろしくお願いいたします。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます(^-^)
私もシフは大好きですよ。でもシフの平均律はまだ聴いたことがなかったので、さっそく、今度、CDを探して聴いてみますね。リヒテルも学校で探してみます。

私の持っているCDはグールドですが、いつもグールドの平均律の演奏ばかりを聴いていて飽きてきているので、たまには別の演奏者の演奏を聴いてみたいと思っていました。

お礼日時:2005/04/02 23:41

第十四番の嬰ヘ短調のフーガが大好きです。

何千回弾いたかわかりません。たいがい練習をこれで始める習わしなので。

次に第二十二番の変ロ短調のプレリュードを弾き、さらに第十七番の変イ長調のフーガを弾いていちおう暖機完了という按配です。

第二巻は一通りやりましたが、結局この美しい三曲が残りました。たんなる好みです。すみません。

しかし前奏曲と遁走曲と、二つで一組になってるのはどういう趣旨なんでしょう。私にはさっぱり分かりません。私だけかと思ったらグールドも似たようなことを言ってました。

この回答への補足

この辺りで締め切りにしようかと思います。
ポイント、回答順にしました!!皆さん、ありがとうございます(*^_^*)

補足日時:2005/04/07 23:55
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この回答へのお礼

平均律の第2巻もなかなか奥が深そうですね。1巻ばかりを弾いていたので、2巻に馴染みがなかったのですが、ここにあげてくださった曲などをじっくりCDで聴いてみると、どれもその作品固有の個性があって、素晴らしい曲だなぁと思いました。

前奏曲と遁走曲とが2つで1組になっているのはなぜなのでしょうね。遁走曲(フーガ)には呼びかけと応答という2つの核となるモティーフがあって、そのモティーフが交互に現れて全体を統一しています。このような2つの核となる主要モティーフによって曲全体を構成すると、曲に締まりが出てきて、音楽はモティーフの繰り返しによって弁証法的に発展していきます。

遁走曲とはフィナーレのような役割をするもので、遁走曲だけ独立して演奏することは、いきなりフィナーレから始まるようなものですよね。おそらく、遁走曲に意味を持たせるために、遁走曲をより充実した作品に聞こえるようにするために、導入の役割をもつ前奏曲が置かれたのではと思っています。

導入-主要楽章 のような曲のバランスを作るために、前奏曲と遁走曲とを2つで一組にしたのではないでしょうか(推測してみました)(^-^)

フーガのような2つの主要モティーフによる統一は、締めくくりやフィナーレに適するものなので、ベートーヴェンのハンマークラヴィーア・ソナタ(ピアノソナタ29番)のフィナーレにも、リストのピアノ・ソナタロ短調の最後にも、シマノフスキのピアノ・ソナタのフィナーレにも、バーバーのソナタのフィナーレにも使用されています。

いろいろ書いてすみません。楽理科の者なのでつい書いてしまいました。

皆様、バッハのいろいろな話やアドヴァイス、ありがとうございました。これから頑張ってみようと思います。

お礼日時:2005/04/07 19:32

一巻制覇しちゃいまいしたか。

すごいですね。ということは、4声もアップテンポも特に技術的には問題ないわけですから、CD聞いてみて「好きな曲」でかまわないのではないかかと。入りやすいところでは2番、渋くてしっとりの12番、爽やか+軽快な11番、明るくて馴染みやすい15番(ト長調ですね)などが好きですが、やりはじめると、バッハの場合駄作がないのでほんとうに、どれでも。先日久しぶりにリヒテルを聞いたら、真摯で誠実な弾き方に吸い込まれました。先生からの課題なので他の・・・というわけにはいかないのでしょうか。組曲ものなども音楽的には変化があるのでいくつかやってみると楽しいと思います。
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この回答へのお礼

一巻制覇といっても受験の時や浪人時代も含めるから、6年間くらいはかかりました。しかも何年やってもやっとこさっとこ弾いている感じで‥。でも、ピアノは主ではないので、趣味程度に、楽しんでいて、それで自分も満足しています。

2番は弾きやすそうにみえたので目をつけていました。今は結局15番ト長調をやることにしたので、これが終わったら次に2番をやろうかなと思います。次に12番、11番の順にやっていこうかなぁ(^-^)

4月半ばごろからまた大学でレッスンが始まるので、それまでにいろいろ練習していかなければなりません。
大学に入ってからはバッハは平均律がほとんどで、組曲は一度だけフランス組曲の3番ロ短調をやらせてもらっただけです。でもやれたことは嬉しかったのです。

イギリス組曲はまだやったことがないので、今度、挑戦してみたいと思いました。フランス組曲よりも1曲1曲が長いですよね。CDで聴きながら全ての組曲を通して弾くのは大変だなぁと思っていました。でも、やりがいがありそうですね。

お礼日時:2005/04/04 14:50

1の回答者ですが、意味を取り違えてしまったようですね。

すみませんでした。誰の作品かでなくて、第2巻の何番がよいかということでしたね。どうもお騒がせしました。
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この回答へのお礼

いえいえ、全然かまわないですよ。
ここ一年ショパンのバラードやフォーレのノクターンばかりを練習していてバッハが遠のいていたので、今年こそはと思ってまたバッハにチャレンジすることにしました。久しぶりにバッハの世界に戻ってみると、前とは違ったバッハの側面が見えてきて、新鮮な感覚でバッハの音楽と向き合っています。
たしか、バレンボイムがバッハの平均律クラヴィーアの全曲演奏に挑戦しているということをどこかで聴きましたが、やっぱり、いろいろな作曲家の作品を演奏した最後にはバッハに戻りたくなるのでしょうかね。古典派・ロマン派・印象主義の原点はバッハの音楽にあると感じているのかもしれません。

お礼日時:2005/04/02 23:52

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