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父兄を辞書で調べると児童の保護者と書いてありますがなぜ父と兄なのですか?父兄参観とも言いますが兄が参観に行かないですよね?おしえて下さい

A 回答 (9件)

 父兄というのは、戦前の家父長制の名残が語源にある言葉という説が有力です。

今では差別的用語と捉えられてしまう恐れもあるので一般的には父母を使う事が多いでしょう。一方、日本語にある片方の性で、両性を代表する言葉(帰国子女などの)の一つであり、語源的に差別的ではないとの見方もあるようです。
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漫画「サザエさん」で気がつくと思いますが、長女のサザエさんと弟のカツオ君の年齢差はかなりあると思いませんか。


お母さんのふねさんの代わりにサザエさんがカツオ君やワカメちゃんの授業参観に出かけても違和感は無いと思います。
戦前は徴兵制がありその間は夫婦が一緒に暮らすことはありませんから(休暇は除いて)、兵隊に行く前に子供ができると次の子供が生まれるまでブランクが開くのは珍しくありません。
特にお父さんが戦中派ですと、兄弟でも10歳以上の年齢差がうまれます。
こういう時代背景ですから、戦争に行って不在の父親の代わりに兄が家長として弟や妹の面倒をみるのは、当時としては普通のことでした。
母親は男手が無いので仕事で忙しく、なかなか学校へいけないので、今の中学を卒業した程度の年齢の兄が大人として遇されました。
時代が時代なので「父兄会」ですが、戦後は「父母の会」になり「保護者会」になった記憶です。
私の小さい頃は従兄弟が保護者会に来てましたし、母親の時代は年の離れた兄(私にとっては伯父)が来てました。
文字通り「父兄会」だったのです。
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しつこいようですがもうちょっと蛇足


父母会 という場合は違和感無く使えますが

例えば卒業式の場合 父母席という張り紙はあまり
見ませんよね まぁあって保護者席でしょう

アナウンスで 古い先生なんかは 「御父兄の皆様は」
と言いませんか?父母に「御」は普通つけません。
「保護者の皆様は」でもいいのですが
あらたまった席ですのでそんな場所で 保護者を
連発するのもどうかと思います。来賓の祝辞なんかは
「お父さん、お母さん」と分けるかもしれませんが。
戦前のノスタルジアとの意見もありますが
私は昭和41年生まれですが 普通に「父兄」を
受け入れています。
思うに PTAの男女比は圧倒的に女性が多いでしょう
だからその集まりに父兄という言葉がいつまでも
使われてるのが馴染まなかっただけなのではないですかね
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儒教の精神の強い日本の社会で、女性は「三従(結婚するまでは父親に従い、結婚したら夫に従い、夫が死んだら子供に従う)」というように、一個の人間として認められず、常に誰かの保護の元にあるべき存在でした。



戦前の法律では、選挙権は男にしかありませんでしたし、家督相続権も男の嫡出子→男の非嫡出子→女の嫡出子→女の非嫡出子という順番でした。

つまり子供に対する責任と権利は父親がもっていましたし、父親がいなければ兄が代わりに務めたのです。
息子が幼ければ、母親が親族の男性のサポートを受けながら、成長するのを待ちました。

女性は「三従」と「四徳(女性らしい道徳、女性らしい容姿、女性らしい言葉遣い、料理や裁縫などの家事の技術)」を大事にして生きるものであり、公的な場に出て行くべきではなかったのです。

「保護者」=「父と兄(男兄弟)」だったからです。
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ちょっと蛇足


帰国子女 というのはもちろん男性でも使える言葉です

もし私がそうだったとしたら 使えるとわかっていても
あまり使いたくはありませんが。

「笑っていいとも」の疑問に思ってることを
井上和香さんが答えてるコーナーで以前取り上げてました

「子」の部分が男を指すらしいですよ 雑学でした
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現在、PTAと呼んでいる団体のことを、戦前は父兄会と呼んでいたようです。



(参考)※同種のページ多数あり。
http://www.takikawa-th.ed.jp/80CD/p62.htm
http://www.zushi-kaisei.ac.jp/history/100history …
http://www.honjo-h.akita-c.ed.jp/zen/enkau.htm
http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/jhs/iwasaki/ …

つまり、戦前は保護者のことを父兄と呼んでいたが、その名残が今でもあるということでしょう。では、なぜ戦前には保護者のことを父兄と呼んだのか、そこまではわかりません。現在は、父兄という言葉を使うのは不快感を与える恐れがあり、仮にこの言葉に伝統へのこだわりやノスタルジアを感じる方があったとしても、やめておいたほうが良いでしょう。

ちなみに、校長という職のことを「学校長」と呼ぶことがありますが、これは現在は正式名称ではなく、戦前の呼称です。学校という世界は、ところどころ戦前の伝統を残しているものなのかもしれません。
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過去に同様の質問に答えた事があります


試しに 父兄ということばでサイト内を検索してみてください
いっぱいでてきます つまりは一般名詞として定着しています

確かに男の家族名しかありませんから 最近の学校では
保護者というように変わりましたが 男女平等の見地
というより 代わりになる言葉があったから
という意味あいが強いでしょう。

では聞きますが 今は丁度新入学の時期です。
新しくクラスメートになった人との話で
「兄弟いる?」って聞かれて「妹が一人」という会話は
成立しますよね
それと同レベルの問題です。

単に代表しているだけです PTAの集まりを「父母会」
ともいいますし。
ただ 昨今離婚が多い=父親がいない とか
もっとひどければ事故などで両親共にいない
あるいは事情で祖父の家で暮らしている子供にとって
可哀想という配慮で「保護者会」になってきた
というならわかりますが 

辞書で父兄という言葉が「旧称」と書かれているという
投稿に驚いています
ということは今の学生は 「父兄」と書かれたら
意味がわからないのでしょうか?
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 保護者は「家長」であると言う前提のもと、父親・叔父・次いで長兄が責任者になると言うふる~~~~~いしきたりのようなものが在ったらしいですよ。

男じゃなければ人間じゃないと言う時代もあったことだし。

 現在父兄参観なる言葉は学校などでは使わないことが多いです。母子家庭が増えたとか、実際には父親よりも母親の方が学校に来ることが多いですからね。
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女性が一家の長としては認められなかった時代の名残ではないですか?


広辞苑にも「父兄会=保護者会の旧称」と出ています。
現在ではあまり適切な表現ではないですよね。
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