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塩化ナトリウム水溶液中で、塩化ナトリウムの濃度が増すにつれて酢酸の解離定数が増加する理由を詳しく教えてください。

A 回答 (2件)

> 酢酸の解離定数が増加する


いや、たぶんこの表現でいいのでしょう。解離度も解離定数に影響してますし->rei00さん
タンパク質分子中の解離性残基の解離定数なんかはよく変化しています。
水溶液中で4付近のpKa値をもつアスパラギン酸が、タンパク質中では、12付近まで上昇する・・・ってのもあります。
つまり周囲の環境によっても安定性が変わってしまうのです。


ちょっと定性的ですが、rei00さんと同じくヒントを・・・

解離定数は、

   XH <-> X- + H+

の平衡定数ですよね。ここで平衡定数Kは、

 K=[X-][H+]/[XH]


と表されますが、これは分子を取り囲んでいう環境や分子運動(つまり温度)によって変化します。
おおざっぱに言うと、周囲が無極性分子が多いなら、電荷を持たないXHという状態が安定であり、周囲を極性分子に囲まれると、電荷を持った方が安定となります。
またこのときのプロトンの解離は一種のトンネル効果なので、ポテンシャルの揺らぎ(分子振動など)によっても変化します。
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> 酢酸の解離定数が増加する


 何か勘違いされていませんか。解離定数は「定数」と付くように,物質に固有で一定のはずですが(温度が変われば変化しますが)。
 酢酸の解離度か何かじゃないでしょうか。

 塩化ナトリウム水溶液中に酢酸を溶かした時に,溶液中に存在するものが何かを考えて下さい。何があるでしょうか。それらの間の平衡はどうなっていますか。Na+ イオンの濃度が高くなると,その平衡はどうなるでしょうか。これらを考えればわかると思います。

 これらを考えながら,分析化学の教科書を見直して下さい。その上で必要なら補足下さい。

この回答への補足

九州大学大学院入試の過去問なのですが(-.-;)印刷ミスでしょうか...それならわかりました。ありがとうございました。

補足日時:2001/09/06 17:09
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