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民主主義とは、その名の通り、国民が主体となって政治、政策を決め、行っていくことでしょう。
そして、世界中に、民主主義を名乗る国家は数多くありますが、行政において、真逆とも思えるほど、違いがある場合があります。直接民主制とか間接民主制といった違いでは説明できないほどの。
なぜ、こんなにも異なる民主主義が生じているのでしょうか?

A 回答 (2件)

民主主義がベストなのか?というのがあやしいと思う。


ベストなら本質的には、一つだろうとなって、質問者さんの疑問になる。
民主主義は、ベストではない。ベターでも普通でもない。ワーストとワースの間をいったりきたりがなんだろう。
つまり、試行錯誤の真っ最中なんだ。遷移状態。
今はサイコロふって一喜一憂してる。
そうみえる。
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一言で民主主義とはいえ、原則としては大統領や首相・内閣という一握りの人がリーダーシップを取る方式を採用しています。



この政体は、古代ローマでカエサルが構想した「皇帝+元老院」が原点です。
古代ローマの元老院は、今でいう貴族院ですが、話し合いと議決で運営されている点では、今の国民選挙で選ばれた国民の代表の議会でも同じことです。

カエサルは、こうした議会政治は、緊急事態では対応が難しいことや、必要な改革を迅速に進めることが難しいことなどの欠点を補うため、権限を皇帝という個人に集中させ、元老院・議会政治の欠点を補おうと考えたわけです。実際に、その構想は上手く行き、ローマ帝国は繁栄の道を歩み始めました。

しかし、やや皇帝の権限が強すぎて、皇帝が優秀な人物である時とそうではない時で落差が生じたことはご存知かと思います。

現代の民主主義は、国民選挙の選出議員による議会があれば、一応民主主義国家ということになりますが、古代ローマ時代の皇帝に相当する大統領や首相・内閣が持つ権限が国によって様々で、結果として実質的には独裁政権と変わらない国家から、議会の力が強すぎて大統領や内閣が思うように動けないことが多い国家まで幅広く存在しています。

おそらく、カエサル級の天才性と指導力を持った人物が登場して、バランスの良い世界的な民主主義政体を創造しないかぎり、今のような「何であんな独裁国家が民主主義なの」とか、「あの国のリーダーは何なの!いつまで経っても改革できない」とかいう批判が噴出し続けるのではないでしょうか。
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