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 以前、光瀬さんのSF作品「オーロラの消えぬ間に」を読み、そのひどく寂々とした世界観に、不思議なほど惹かれている自分を見つけた事がありました。
 その後、何年か毎に一冊ほどもその著作を読んだり、読まなかったりしながら現在に至るのですが、その間に少しずつ、光瀬さんの作品世界の奥行きについて知りたい!との気持が頭をもたげて来るに至りました。

 本来は自分で読んで、自分でその世界観を纏めていくのが本筋だとは思います。しかし遺憾ながら、私は読書スピードが人並外れて遅く、しかも様々な事情からいわゆる"積読"に常に埋もれてしまっているのが現状です。

 そこで或いは現在、雰囲気だけでも味わう為に。或いは将来、実際に読む時の基礎知識とするために、光瀬さんの作品に登場する世界についての「基礎知識」や「設定」その他をまとめた本、サイトなどを探してみる事にしてみたのですが、探し方が下手なのか、あれだけの方の著した作品群について、であるにも拘らず、それらしいものが見つかりません。

 残念ながら、まだまだファンとは呼べない身では有りますが、これから先もぽつ、ぽつとは光瀬さんの作品に対して触れて行きたいと思います。
 ですのでこれら事柄についての情報をお持ちの方が居らっしゃいましたなら、どうか幾分かでも情報を下されるよう、できればよろしくお願したいと思います。

A 回答 (1件)

siirakansu さん こんばんわ



僕も光瀬龍さんは大好きで、もう二十年近くになるファンです。先日もふと、あの、時に無力感さえ感じてしまうほどの寂寥感を味わいたくて、久し振りに「たそがれに還る」を再読したところです。

積読状態ということなので、時間がない時に、僕が光瀬ワールドを味わう方法を紹介します。

『百億の昼と千億の夜』光瀬龍(著)萩尾望都(画)

コミックなのですが、ビックリするほどあの大作の雰囲気を描ききっています。
ご要望どおりではありませんが、光瀬作品へのアプローチの一つとして、参考までに。

「人、うたた情ありて たそがれに還る」R・M

この回答への補足

 もしよろしければ、例えば「この作品とあの作品はつながりが有るよ」「この作品を読む時には○○について知っていた方が良いよ」「○○よりも□□を先に読んだ方がいいと思うよ」などと言った、ガイド的な予備知識ついても幾分なりとアドバイスしていただけ無いものでしょうか。

補足日時:2005/04/06 00:50
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この回答へのお礼

 まずは、答えていただいきまして、本当にありがとうございます。

 今回の質問は、たぶん光瀬さんご自身、きちんとした世界観を立ち上げた上であの作品群を書かれた訳ではなかったのだろうな、との或る程度の覚悟を持って書かせていただきました。
 ですが、やはり何方も、作品世界のおおよそな設定についてさえまとめられては居ない(と、勝手に行間を読む^^:)だろう事。やっぱり、少し残念です。

 萩尾版『百億~』は、私も大変な傑作だと思います。なにしろ元作に内封された魅力を余すところ無く描きながら、しかし余計なイメージを刷り込ませて元作を読む時の楽しさを台無しになどしない、まさに奇跡的な作品ですよね!。
 私自身は『地球へ・・・』などの、純粋に原作者として竹宮恵子さんと組まれた作品の方が思い出深いのですが、
それでも、やはりあの『百億~』については別格な作品だろうと思います。
 お蔭様で、また久しぶりに熟読する事になりそうです。

お礼日時:2005/04/06 00:47

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