No.20ベストアンサー
- 回答日時:
#16です。
>「で」を使うと「雪」にかなり比重が置かれる印象です。
「に」を使うと、「雪」「包まれた」「金閣」のバランスが等分な感じがします。
:
そうですね。
「雪によって!包まれた」というニュアンスでしょうか。
「で」は動作をそのまま動的に表現しますが、「に」は静的に表現するとされます。
(補足拝見)
○青い紙に箱を包んだ。
この助動詞「だ(た)」は《完了や過去》という用法。
主語が省略されている。
○青い紙に包んだ箱。
こちらの場合の「だ(た)」は《状態を表わす》という用法です。
特に主語が意識されているわけではないです。
(5)(連体形を用いて)動作・作用がすんで,その結果が状態として存在していることを表す。てある。ている。
「壁にかけ〈た〉絵」
「弟の写し〈た〉写真」
「とがっ〈た〉鉛筆」
「整っ〈た〉身なり」
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
hakobulu さま
主語が省略されているわけではないのですね。
わかりました。
お付き合いくださいましてありがとうございます。
No.21
- 回答日時:
○青い紙に箱を包んだ
の「だ」は過去・完了の助動詞「た」の終止形「た」の音便です。
○青い紙に包んだ箱
の「青い紙に包んだ」は名詞「箱」の連体修飾句で、「包んだ」の「だ」は「残った!残った!」「ちょと待った!」「錆びたナイフ」などの接尾語「た」の連体形で、「そうなっている」という意味を表します。
別に「○○が」の主語が省かれている訳ではなく、「た」の品詞が異なり、構文、句構造が異なります。■
No.19
- 回答日時:
少し歌詞について補足させていただきます。
透き通る白い肌
黒いドレスに包み
髪を振り乱したままで踊る
これは、男から見た相手の印象をぶっきらぼうにぶつけている表現なので、「黒いドレスに包まれ」「黒いドレスで包まれ」では説明になってしまい、歌詞の句としては自立しなくなってしまうためです。
なお、
杉村 泰氏は「に」に意義を「着点」だと述べています。
などと誤った解釈が引用されていますが、これは助詞とは何かが全く理解されていない誤りです。少し引用すると、
一般に異なる形式の格助詞に同一の意味役割が与えられることがある。その場合、格助詞を入れ替えても真理的価値に変化はないとされる。
(3) a. このお菓子は牛乳で作った。〈原材料〉
b. このお菓子は牛乳から作った。〈原材料〉
(4) a. 生活苦で夜逃げした。〈原因〉
b. 生活苦から夜逃げした。〈原因〉//
と述べていますが、これらは、文での意味役割を述べたに過ぎず、格助詞を入れ変えれば当然意味が異なります。
この文では、〈原材料〉や〈原因〉自体を表しているのは、「牛乳」「生活苦」で、格助詞「で」「から」の意義は、手段・方法としての位置付け、因果関係の起点としての位置付けの認識です。
格助詞は客体を表すのではなく、対象の資格、関係認識という主観の直接の表現ですが、自立語/付属語などと機能や形式に基づき語を分類している限り、このような格助詞の本質を捉えることはできず、着点、静止点、原材料などと話者の主観ではなく、客体自体を取り上げる他ないことになってしまいます。
これが認知言語学の限界であり根本的な欠陥ということになります。■
アスナロウさま
ありがとうございます。
>「黒いドレスに包まれ」「黒いドレスで包まれ」では説明になってしまい、
そうですね。わかります。
できるだけわかりやすく、と書いてくださっているのでしょうが、ついていけず申し訳ないです。
わたし以外もたくさんの人が読んでらっしゃるでしょうから、徒労だとお思いにならないでくださいね。
No.18
- 回答日時:
以前にも、歌詞に関係した興味深い質問があった……と調べてみました。
【普段からメイクしない君が薄化粧した朝、の「から」】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11446968.html
あのときと同じ質問者ですか。難解なやり取りなので傍観していましたが、そういうことなら少し考えてみます。「実家に身を寄せる」とは用法が違うことはおわかりですよね。
質問者にお願いがあります。差し支えなければ、質問履歴を「公開」にしていただけませんか。プロフィールの「設定」で簡単に変更できるはずです。過去の質問などがコメントの参考になることが多々あります。
詳しくは下記をご参照ください。
【歌詞で「黒いドレスに身をつつみ」とありますが、なぜ「つつまれ」じゃないんでしょうか?】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12765697494.html
以下は一部の抜粋(重言)。
前提として、文法の話に深入りすると泥沼になる。この質問サイトでは質問者をそっちのけで自説を主張する回答者がいる。2人揃うと収拾がつかない。
No.10の真魚さんのコメントでほぼ解決していると思うが、その後も……。
お2人のやり取りは下記あたりが典型的。
【助詞「に」と「で」について…】2021/05/21
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12371106.html
さて本題。質問が複数あるようなので、順番に書く。
●「黒いドレスに身をつつみ」はなぜ「つつまれ」ではないか
この部分だけなら、「つつまれ」でもいいのかもしれない。
でもこれは『ギャランドゥ』(超懐かしい!)の歌詞らしい。前後を見れば答えは明らか。
https://www.google.com/search?q=%E3%82%AE%E3%83% …
透き通る白い肌
黒いドレスに包み
髪を振り乱したままで踊る
「白い肌( )黒いドレスに包み」
の( )に省略されているのは「を」だろう。だとすると、「包み」にかならないのでは。
「包まれ」にするなら( )の中は「が」になる。それは相当にヘン。
文脈によっては「~に包まれ」が自然なこともある。歌詞関係で考えようか。
真っ先に浮かぶのは
『やさしさに包まれたなら』(荒井由実)です。
https://www.google.com/search?q=%E3%82%84%E3%81% …
このほか、「愛に包まれ」でも山ほどヒットする。どちらも受け身の「包まれ」がふさわしい。
でもこれは別の話。
●「ドレスに」か「ドレスで」
文法的な解釈には深入りしたくない。どうしてもということなら、当方はNo.10の真魚さんのコメントを支持する。「手段・方法」でいいのでは。このあたりはほかの考え方もあると思う。「本質的な意味」とか考えると、どうしてもむずかしくなり、泥沼が待っている。
文法的には「ドレスに」でも「ドレスで」でも間違っていないはず。
辞書のひき方を少し工夫する。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8C%85%E3%8 …
(略)
用例をひく。
「風呂敷で包む」※「風呂敷に包む」もアリだろう。
「贈り物をきれいな紙で包む」※「紙に包む」もアリだろう。
このあたりも、No.10の真魚さんのコメントが詳しい。
「に包む」「で包む」が同じように使えるなら、なぜ「黒いドレスで(身を)つつみ」とは言わないか(No.10の真魚さんのコメント参照)。
●ここから先は当方の主観
あえて断定調で書く。
おそらく、「で包む」は文法的に間違いではないが、即物的なニュアンスがあり、「に包む」と比べると情緒に欠ける。そのことが端的にうかがえるのが「オブラート{に/で}包む」という慣用句?の使われ方。
【”オブラートに包”】の検索結果。約 360,000 件
https://www.google.com/search?q=%E2%80%9D%E3%82% …
【”オブラートで包”】約 19,200 件
https://www.google.com/search?q=%E2%80%9D%E3%82% …
見比べてわかるように、”オブラートで包”は「遠回しな言い方」を表わす比喩的表現。
”オブラートで包”はそのまんまの物理的な表現で、情緒も何もあったものではない。
この例をあげて「ドレス{に/で}包む」を説明するのはちょっと強引かな。
でも、少なくとも歌詞の中では、はるかに雰囲気のある表現の「ドレスに(身を)包む」のほうが、相応しいのでは。作詞家が言葉を選ぶときは、こういうビミョーな言葉づかいにも気を配るのでは。
濁音の「で」よりも清音の「に」のほうが……って考えもあってよいのでは。
1311tobiさま
ご回答ありがとうございます。
>文法的には「ドレスに」でも「ドレスで」でも間違っていないはず。
>「で包む」は文法的に間違いではないが、即物的なニュアンスがあり、「に包む」と比べると情緒に欠ける。
そうですね。
「黒いドレス」と「身をつつみ」の間の助詞に「で」を使うと「手段・方法」を表したことになり、即物的で趣が感じられません。
「に」を使うと「手段・方法」とも「場所」とも受け取れる。
どちらかを取るか、どちらのニュアンスも含んで受け取るか、読み手の感覚に委ねられますね。
「着る」ことを「身をつつむ」と表現するのは、古めかしく気取った印象。
その古めかしさから「黒いドレスに」の「に」は、手段だけを表しているだけではなく、身を入れてる場所も表しているように感じるようになりました。
どちらにも受け取れるうえ、趣も出ますし。
No.17
- 回答日時:
歌詞で「黒いドレスに身をつつみ」とありますが、なぜ「つつまれ」じゃないんでしょうか?
以下のニュアンスで作詞家は言葉を選ぶんじゃないかな。
1.私はドレスに身を包む。(今以後の状態)
2.私はドレスに身を包まれる。(今以前の状態)
3.私はドレスで身を包む。(今以後の動作)
4.私はドレスで身を包まれる。(今以前の動作)
「能天気の語源を知っていますか」さま
ありがとうございます。
能動的か、受け身かということを考えていました。
時制のことは考えていませんでしたので、ご回答おもしろく拝見しました。
No.16
- 回答日時:
#12です。
>これは単に、竹取物語の書かれた時代にはまだ「で」という助詞が生まれてなかったのではないでしょうか。
:
論理的且つ鋭いご指摘ですな。
では、目先を変えてみます。(笑)
金閣寺で三島はなぜ、
・雪で包まれた金閣の美しさは、比べるものがなかった。
ではなく、
・雪に包まれた金閣の美しさは、比べるものがなかった。
と表現したのか?
これは、【動作などが為される時間的・空間的・心理的などの静止点を表わす】という「に」の本質的意義を無意識に活用したと言えますね。
>「身をつつむ」という動作が「黒いドレス」という空間的地点で静止した、というニュアンスです。
↑
がなんとなくわかってきたような気がします。
:
《一生懸命説明》した甲斐がありますね。(笑)
うれしさに思わず顔が綻びます。
因みに当方の感覚として、
・うれしさで思わず顔が綻びます。
とは少し違うのです。
※
杉村 泰氏は「に」に意義を「着点」だと述べています。
《イメージで教える日本語の格助詞》から一部引用してみます。
一般に格助詞「に」には多くの意味役割が付与されている。しかし、これらは全て〈着点〉という一つのプロトタイプ的意味に還元することができる。この点について、国広( 1986)は「「に」は一方向性を持った動きと、その動きの結果密着する対象物あるいは目的の全体を本来現わしている」と主張し、堀川(1988)も「密着の対象を表わす」と規定し、山梨(1994)もプロトタイプの「に」には「収斂性、到達性、密着性、近接性」の制約があると指摘している。本稿で特に強調したいのは、「に」によってマークされる対象は話し手によって「点」として認知されたものであるということである。これは「で」が〈領域〉として認知されるのと対照的な特徴である。
https://www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/sosho/1/sug …
・台風に家を飛ばされる。
・台風で家を飛ばされる。
の比較なども見えます。
ご興味がおありのようでしたらご一読を。
hakobuluさま
ありがとうございます。
>・雪で包まれた金閣の美しさは、比べるものがなかった。
ではなく、
・雪に包まれた金閣の美しさは、比べるものがなかった。
と表現したのか?
↑
「で」を使うと「雪」にかなり比重が置かれる印象です。
「に」を使うと、「雪」「包まれた」「金閣」のバランスが等分な感じがします。
そういえば、雪といえば、以前「雪が降る」と「雪は降る」の違いもよく考えたものです(笑)
同じ曲の中でタイトルと歌詞が違いますから(笑)
まあ、そちらについては一応自分の中で「こうじゃないかな」と思えたので、こちらの掲示板でお聞きせずにすみました。
>うれしさに思わず顔が綻びます。
因みに当方の感覚として、
・うれしさで思わず顔が綻びます。
とは少し違うのです。
↑
「うれしさに」「顔がほころんだ」は文の中のバランスが同じ位に感じ、
「うれしさで」と言うと、顔がほころんだ理由を先に言っている印象です。
また、「うれしさ『に』」とか「ほころぶ」は、書き言葉で使うことが多く、かたい印象があります。
>杉村 泰氏は「に」に意義を「着点」だと述べています。
>ご興味がおありのようでしたらご一読を。
ありがとうございます。
文法は苦手なのです。当方が質問したとはいえ、難しい回答を読むだけで頭がいっぱいです。
リンクはいつか(笑)読ませていただきたいと思います。
No.15
- 回答日時:
>「つつむ」が「物の外側を」覆うというイメージなので
逆でしょう、ものを内部になる位置に移動して、包む
覆い隠す、つつみ隠す×?。
どちらでも大きな相違はありません。
誰が、何・人(自らも含む)を、どうするか、だけなんです。
誰が=自身が、何を=自らを、包む。
理解能力・認識の仕方、そのものに問題?、位置関係なんか無関係なんです。
誰が、何を、どうする、(どこに、どこで・・・なんて言葉ありませんね)。
自分に鞭打つ、自分を鞭打つ、自分に言い聞かせる・・・・・
こんな表現、いったいどんな理解するつもり?。
fxq11011さま
ありがとうございます。
> 理解能力・認識の仕方、そのものに問題?、位置関係なんか無関係なんです。
確かに、何気なく使ってるけど、ふつうに「青い紙に包んだ箱」と言いますよね。
包まれている側の箱のことを「包んだ箱」と言う。
「青い紙に包まれた箱」も間違いじゃないけど、頻度は低そう。
翻訳サイトにその文を入れて英語にしてみたら
「A box wrapped in blue paper」と出ました。
直訳したら「青い紙の中につつまれた箱」ですよね。
「包む」という動作をした人間の手を離れたら、その物体は、英語では箱視点(?)で表現するのかな。
日本語では、包んだ人間の手を離れた後も、その物体を「包んだ箱」と、人間目線(?)で言うことが多い。
(まあ、自分が包んだ物でなければ「包んである箱」と言うことの方が多いか)
「なんでそう言うのかな?」じゃなくて、「言うものは言う」んですよね(笑)
No.14
- 回答日時:
No.13 で相変わらずの誤りが展開されていますので指摘しておきます。
>>この「に」は「寝返りをうつ」という動作が成立する空間的静止点を「壁ぎわ」と指定している。
《空間的静止点》なので、寝返りは一度だけです。
壁際に一度寝返りした時点で、寝返りという行為は静止するイメージ。
<格助詞>「に」が「指定している」などと座席指定券のようなことを記されていますが、語は意義を表すもので「指定」などするものではありません。そうした機能的な捉え方をすれば、助詞だけではなく、「黒い」「ドレス」など全て何かを指定しているに過ぎず、無意味な解釈です。
「空間的に静止」などという客体の属性を表しているのではなく、
★ 地球は太陽の重力に引かれ運動している。
は空間的静止点など指定おらず、こういう誤った議論に入りこむと混迷するだけです。■
No.13
- 回答日時:
#12ですが再度おじゃまします。
#10の真魚さんが面白い例をご披露なさっているので若干感想を述べさせてください。
『1.壁ぎわに寝返りうって』
これを、
《動作・作用が存在し、成立し、由来し、おもむくところ(=時間・空間・心理上ノ静止点)をそこと指定》という学国の語釈に則って解釈すると次のようになります。
この「に」は「寝返りをうつ」という動作が成立する空間的静止点を「壁ぎわ」と指定している。
《空間的静止点》なので、寝返りは一度だけです。
壁際に一度寝返りした時点で、寝返りという行為は静止するイメージ。
『2.壁ぎわで寝返りうって』
「で」の本質的意義は、
【動作・作用が成立する客観的条件(環境)をそれと指定する】(学研国語大辞典)
https://sakura-paris.org/dict/%E5%AD%A6%E7%A0%94 …
です。
こちらの場合、「静止点」という制限がないので、寝返りは何度うっても不自然にはなりません。(むろん、一度であっても構わない)
「山に遊ぶ / 山で遊ぶ 」などの違いにも似たようなことが言えるでしょう。
「毎日山に遊んだ」は不自然で「毎日山で遊んだ」が自然な表現。
一方、写真のキャプションなどでは「山に遊ぶ」が自然かと。むろん「山で遊ぶ 」が必ず不自然ということではない。ただ、遊んだ対象としての山自体を印象付けたいなら「山に遊ぶ」が適している。
No.12
- 回答日時:
#8です。
>「黒いドレスに身をつつみ」が、手段・方法を表しているかもしれない可能性はまったく無いですかね?(^-^)
:
そうですね。
その意味に捉えることもできると思います。
ただ、「に」と「で」の違いについて考えようとする場合《どちらも同じ》では困りますよね。
その意味で、「に」の場合は「結果的に手段・方法」というぐらいの用法になると捉えるなら良いと思います。
「この皮衣は火に焼かむに,~」の場合も、なぜ、
「この皮衣は火で焼かむに,~」ではなかったのか?
ということを考えてみる必要があるでしょう。
たしかに、「結果的に手段・方法」という意味に捉えられないことはありませんが、それは作者の本来の意図とは異なるものだ、ということです。
「火で焼かむに」は「皮衣を火を使って焼いてみて」なので手段・方法でよいでしょうが、
「火に焼かむに」は「皮衣を燃え盛る火に近づける形で焼いてみて」というニュアンスでしょうかね。
あるいは「燃える火に放り込んで接触させ焼いてみて」など。
竹取の原文の場合の「に」は、あくまで【動作などが為される時間的・空間的・心理的などの静止点を表わす】という本質的意義の範疇で使われています。
(余談)
#8では、「に」の本質的意義について学研国語大辞典の語釈を引用しました。
※㊀《格助詞》{体言または体言あつかいのものにつく}動作・作用が存在し、成立し、由来し、おもむくところ(=時間・空間・心理上ノ静止点)をそこと指定し、連用修飾句を作るのに用いる。(学研国語大辞典)※
https://sakura-paris.org/dict/%E5%AD%A6%E7%A0%94 …
大辞林では以下のようになっています。
〔上代から用いられている語で,動作・作用が行われ,また存在する,時間的・空間的な位置や範囲を示すのが本来の用法〕
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
《時間的・空間的・心理的などの静止点(学国)》=《時間的・空間的な位置(大辞林)》
なので、どちらの表現がしっくり来るかという個人差はありますが、どちらの辞書も同じことを言っています。
それぞれが納得できるほうの表現を採用すれば良いだけです。
hakobuluさま
ありがとうございます。
> 「この皮衣は火に焼かむに,~」の場合も、なぜ、
「この皮衣は火で焼かむに,~」ではなかったのか?
ということを考えてみる必要があるでしょう。
これは単に、竹取物語の書かれた時代にはまだ「で」という助詞が生まれてなかったのではないでしょうか。
竹取物語が書かれたのが平安時代前期で、
「で」の用例が現れはじめたのが平安時代中期のようです。
ただ、わたしも「黒いドレスに身をつつみ」
(←本当の歌詞には『身を』は無かったのですが)
の場合は、単に手段・方法を気取った言い回しをしているだけではなく、
「黒いドレスという位置」を言っている気もします。
一生懸命説明してくださいましたが、説明が難しくて、まだ自分の中でピシッと理解できていないのですが。
ただ「黒いドレスに身をつつみ」を何度も何度も繰り返して考えていたら、
こないだまで感じていたような違和感は無くなってきました。
「聞き慣れた」かな(笑)
hakobuluさんの書いてくださった
>「身をつつむ」という動作が「黒いドレス」という空間的地点で静止した、というニュアンスです。
↑
がなんとなくわかってきたような気がします。
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○青い紙に箱を包んだ
○青い紙に包んだ箱
つつんだ人側も、
(包んだ手から離して時間がたった)包まれた物側のことも、
どちらも「 包んだ」と言うということは、「そういうものなのだ」と納得しました。
ふと思ったのですが、下の文は「青い紙に」の後、単に「○○が」の主語が省かれているだけなのでしょうか?
そうだとしたら、なんかスッキリ納得できるのですが。
みなさまご回答がそれぞれ参考になりました。
ありがとうございました。
ベストアンサーをどれか1つ選ぶというのは難しいのですが、締め切りのため選ばせていただきます。
みなさまありがとうございました。