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高校生女子です。公民権運動前のアメリカ文学に興味があり、この2つの本を原文で読みました。
2作品とも南北戦争、黒人奴隷制など当時の社会情勢がとてもよく表現されていると思うのですが、作者は何をを伝えたいのでしょうか、?
『アンクルトムの小屋』は人道主義の立場で黒人奴隷解放を訴えていると思ったのですが、『風と共に去りぬ』は何が伝えたかったのかいまいち分かりませんでした...。(私の理解力の問題だと思いますT^T)
また、何に着目して読むといいよなどのアドバイスやこの2作品から学べることなども教えていただきたいです。原文に加え、日本語訳も読んだ方がためになりますか?(質問多くてすみません!)

アメリカ文学作品に詳しい方、読んだことがある方、教えていただけると助かります!

質問者からの補足コメント

  • ベストアンサーをtanzou2とDendrocacaliaさんのどちらにするか決められなかったので、2人のうち先に答えてくれたtanzou2さんをベストアンサーにしたいと思います。
    みなさん回答ありがとうございました!たくさんの方に回答していただいて助かりました!

      補足日時:2022/09/24 09:49

A 回答 (7件)

高校生女子です。

公民権運動前のアメリカ文学に興味があり、
この2つの本を原文で読みました。
 ↑
何気に自慢していますね。



『風と共に去りぬ』は何が伝えたかったのか
いまいち分かりませんでした...。
  ↑
風と共に去りぬ。

風は戦争のことです。
何が去ったのか、といえば南部の貴族文化
社会が去った訳です。

その代わり押し寄せたのが・・・
何でしょう。



何に着目して読むといいよなどのアドバイス
 ↑
南北戦争は、奴隷解放が目的の戦争ではありません。
奴隷解放のために、白人が命がけで
戦争などするはずがありません。

国家分裂を阻止するのが目的の戦争でした。

当初は、生産力が桁違いの北部が
楽勝するはずでした。

しかし、南部には優秀な将軍が多く、北部は
苦戦します。

そこでリンカーンは黒人奴隷解放宣言を
するわけです。

これで、国際世論が味方につき、南部から
黒人が脱走したり、北部軍に参加したりと
南部の戦力ががた落ちになり
北部が勝利した訳です。
(以上 放送大学 米国の歴史から)

奴隷は解放されましたが、その後も差別は
続き、
東京オリンピックの時には
黒人には事実上選挙権がありませんでした。
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この回答へのお礼

あなたに会えてよかった

詳しい解説ありがとうございます。とてもためになりました...!そしてtanzou2のように作品の背景にある歴史の知識をもっと増やそうと思います。tanzou2さんの解説、アドバイスを参考にもう一度熟読してみます!
回答ありがとうございました!!

お礼日時:2022/09/22 21:01

『アンクル・トムの小屋』は、少年少女世界文学全集のようなシリーズの一冊として読みました。

しかし何十年も前なのでほとんど忘れてます……。黒人女奴隷の自慰を暗示する記述も含まれてて、子供心に驚いた覚えがあります。私の記憶違いかも。
「作者は何を伝えたいのか」とおっしゃいますが、そんな読み方は荒っぽくないでしょうか? 伝えたい主題が明確にある小説は「テーマ小説」といいます。短編小説にはそういうのもあるんですが、ご質問のような長編小説はそうではないと思います。「当時の社会情勢」などの大状況も、奴隷一人一人の哀歓(悲しみと喜び)などの小状況も、丹念に書かれているんです。そういうところまで読んでみてください。

『風と共に去りぬ』は映画館で見ました(インターミッションが入る長い映画だった)。原作は読んでません……。読んでないくせに何ですが、メロドラマ(感情の起伏を誇張した感傷的な恋愛劇)の要素もあるように思いますね。つまり、「なぜヒロインはこんな男を好きになるの」、「なぜ蒼井優は山里亮太なんかと結婚するの」(たとえが古い)という下世話な関心で読んでもいいんじゃないかと思います。

それと、この2作品は白人が農場主で黒人は奴隷ですが、私の乏しい読書経験でも、もっと傾向の異なる「公民権運動前のアメリカ文学」がありますよ。
たとえばコールドウェルの『タバコ・ロード』(1932年)です。登場人物は白人ですが、いわゆるプア・ホワイトの農民なんです。「白人は支配者側」という思い込みなど吹き飛びます。貧すれば鈍すると言いますが、滑稽なほど無思慮で下品です。救いがない物語ですが、それでも「種をまいてみようと思うんだ」と希望をつぶやくところが泣けます。

それからテネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』(1947年)です。南部の農場主のお嬢様だった姉妹が没落して農場も人手に渡りました。妹は都会に出て工場労働者の嫁になり、姉は地元に残ります。その姉が妹を訪ねてくるのですが……。投げやりな、どこか夢見るような口調で姉は言うのです。
What you are talking about is brutal desire—just—Desire!
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この回答へのお礼

ありがとう

私はまだまだ読書経験が足りないようです...。笑
Dendrocacaliaさんのおっしゃる通り、社会情勢などの大状況だけでなく、小状況にも着目して、もっと丁寧に読もうと思います。
お勧めしていただいた2冊も読んでみます。
回答ありがとうございました!!

お礼日時:2022/09/22 21:43

「マルチポスト」というルール違反をしてまで、問題を解決したいのかな。



自分にはそんな深刻な問題とは思えないんだ。
ということで、通報して削除依頼してきた。
自分でも、アプリから削除できるんで削除しておこう。
回答が付いていなければ何件でも削除可能だ。
(回答が付いている質問は月に1件だけ削除可能)
 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13154075.html

……ということで、こちらにアドバイスを投稿しておきます。
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この回答へのお礼

助かりました

ありがとうございます...!助かりました!
このサイトを使い始めたばかりでルールがあることすら知らなかったですT^T
本当にありがとうございました☻

お礼日時:2022/09/21 20:34

「終わり良ければ総て良し」


(´・ω・`) これだよ。

正直なところ、どっちも長いわりに内容が薄い。マジで。
特殊な時代背景の中で『一方的な主張』をするだけの糞作品だわ。
その一方的な主張に同調する人が多い。そして、他にその題材を扱った良い作品が無いからという理由で評価されているに過ぎない。

もしも奴隷制度が今でもあるとしたら、評価されていると思うかい?
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この回答へのお礼

ありがとう

確かに今も奴隷制度があったら評価されないですよね笑
回答ありがとうございます!

お礼日時:2022/09/21 19:06

『アンクルトムの小屋』と『風と共に去りぬ』を比較する意味がない。

無意味なことに囚われてるから、どちらも読みこなせないのだ。愚かの極みだ。『アンクルトムの小屋』は、読んだことないけど、発表された媒体による制約は逃れられなかったと思う。一方、『風と共に去りぬ』は、政治色も制約もなく完全に自由だったと思う。どんな文学作品も読み手の人生観による制約を逃れられない。ぶっちゃけ、読み取れない人には何を訴えたところで読み取れないのだ。
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この回答へのお礼

ありがとう

お礼に "読み終わった時に作者が何を伝えたかったのかいまいち分かりませんでした。" と書いたつもりだったのですが間に変な文章が入ってしまってました、アンクルトムの小屋と比べている訳ではないですT^T

2回も詳しくは回答していただき、ありがとうございます!読解力を上げられるように頑張ります(..)

お礼日時:2022/09/21 19:02

『風と共に去りぬ』は、なんといってもスカーレット・オハラという女性のたくましくも、切ない女の生きざまを描いている作品だと思うけどね。

南北戦争時代の南部という厳しい時代に生きたスカーレットは必然的に時代の荒波に翻弄され必死に活きたにも関わらず何もかも失っていく過酷な運命に抗うことはできなかった。それでもめげることなく立ち上がるのです。そういうスカーレットのたくましさを現代日本人は見習うべきではないか。
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この回答へのお礼

ありがとう

読み終わった時にアンクルトムの小屋と比べて作者が何を伝えたかったのかいまいち分かりませんでした。筆者は何を伝えたかったのでしょうか?
(回答ありがとうございます。とても詳しくて参考になりました!アメリカ文学を学んでいたりするんですか?)

お礼日時:2022/09/21 18:13

すみません、専門家でも何でもないですし、特に詳しいわけでもないですが、『風と共に去りぬ』をそういった人道主義に無理やり繋げるのはいかがかと思います。


もちろん、当時の社会情勢や文化を文学から知ることができるのは確かです。
でも『風と共に去りぬ』はその時代に翻弄されながらも生きぬくスカーレットの物語であって、奴隷解放をうたっているわけではありませんし、そのために書かれた小説でもありません。
それどころか、人種差別に反対する団体から人種差別を肯定した作品として批判されてたはずですよ。
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この回答へのお礼

ありがとう

>すみません、専門家でも何でもないですし、特に詳しいわけでもないですが、『風と共に去りぬ』をそういった人道主義に無理やり繋げるのはいかがかと思います。
→人道主義の立場で黒人奴隷解放を訴えていると思ったのは『アンクルトムの小屋』です!(風と共に去りぬと人道主義は繋げてないですよ!)

>『風と共に去りぬ』はその時代に翻弄されながらも生きぬくスカーレットの物語であって、奴隷解放をうたっているわけではありませんし、そのために書かれた小説でもありません。
それどころか、人種差別に反対する団体から人種差別を肯定した作品として批判されてたはずですよ。
→軽く読み返してみたらそのとおりでしたT^T もう一度『風と共に去りぬ』は読み直そうと思います。作者は何を伝えたかったのでしょうか、?読む時に何か注目すべきことなどはありますか?

お礼日時:2022/09/21 18:07

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