IPOを狙うベンチャーへの資金投入

Question

今だと１０億以上資金調達できなければIPOのチャンスはないと思います。

ただし、どれほど世界的に著名な研究者でも１０億もの資金調達できるケースは稀。

たまたま自分が投資したベンチャーが上場できた場合
どういったメリットがあるのでしょうか？

puyo3155 · Accepted Answer

なんだかよくわからない理屈ですね。IPOこそそが、資金調達の手段ですよ。資金調達できなければIPO出来ないというのは、本質を勘違いしています。

株式会社は、会社の価値を株の発行数で分割して、所有する資本主義の基本的な仕組みの１つです。

立ち上げた企業は、そのときの投資額を資本金として、発行部数で割ったものが、株の価値になります。（一般には、創業者が自分で資金を投入する）

事業が進み、研究成果がでそうだ、客が集まってきた、事業が認知された・・・など、最初の資本金で生み出したビジネスの種やビジネスモデルが一定の価値を持ったとき、それをさらに拡大するのが、資金調達ですね。

IPOをしていなければその企業の株に市場価格はないので、新しく発行した株式を一定の値付けをして誰かに買ってもらうのです。事業に価値がありそうなら、当然値段を上げますし、そこそこなら、あまり値段は上げられない。つまり投資してもらうと、会社の持ち分が、創業者から減っていくわけです。そのバランスを交渉しながら資金を調達します。

しかし、それは必須ではありません。最初の資本金で、だれがどうみても価値がある事業がなされ、上場基準に見合うような、売上の増加などがあれば、いきなりIPOも可能です。また、追加の資金調達も必要ないほど、手元のキャッシュが潤沢なら、その資金だけでビジネスを拡大することが可能です。

IPOすれば、

企業にとっては
・　多くの人から小口の投資を得られる。
・　信用があがる。
・　それによって、ビジネスの拡大を加速できるが、
・　創業の持ち分は減り、常に株価を気にして、買収のリスクもある。

などがあります。

創業者および、最初に投資、または途中のラウンドで、株価を安く入手している人にとっては、

・市場価格にていつでも株を売ることができます。
・価格が高ければ、創世記のリスクを取った対価で大きな差益を得られる。
・その会社の支配権を安く得られたことで、いろいろな選択肢も生まれる。
・創業者が、投資を現金化する唯一の手段とも言える。

などがあります。繰り返しますが、IPOの本質は市場からの資金の調達と、その流動性確保です。IPO前の資金調達は必須ではありません。

puyo3155 · Answer

＞元々自身の持株が減ることなんて何とも思っていないのではないでしょうか。

うーん、まったく株式会社の意味をわかっていない。持ち株が減れば、議決権が減り、自分の思い通りに経営が出来なくなるってことです。わかりませんか？　感情の問題ではないのです。だから、そのバランスで、持ち株を考えながら、資金調達する。あたりまえの話です。

＞ただ１０億以上の資金を集めることができるベンチャーって稀有です。
どうやって、どこから（小口で１０億は無理でしょう！）集めているのか。

いくらでもあります。

ベンチャーキャピタル、商社、事業会社、個人投資家など。お金はあるところにはあるのです。１０億など、リスクマネーとしては極めて少額です。

fusiminohikaru · Answer

>今だと１０億以上資金調達できなければIPOのチャンスはない
どういう意味かわからないですが、ＩＰＯはベンチャーキャピタルなどから出資を受けて事業を軌道に乗せてからのケース（ベンチャーキャピタルは株式公開で資金回収）と、創業者などが株式のほとんどを保有して特に外部からの出資はなくＩＰＯまでこぎつけるようなケースもあり、その形は様々です。

出資のメリットは、出資分を株式の形で保有していれば、新規公開で株価がついた後で売却すれば大きな売却益が得られる可能性があります。
無論、株式は事業がうのくいかず会社が存続していくことができなければ無価値となりますが。

IPOを狙うベンチャーへの資金投入

なんだかよくわからない理屈ですね。

＞元々自身の持株が減ることなんて何とも思っていないのではないでしょうか。

>今だと１０億以上資金調達できなければIPOのチャンスはない

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