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大学入試、院試について

私は大阪大学理学部に現役入学希望の高校2年生です。
模試ではC・D判定ばかりでかなり不安ですが、入試を受けようと考えています。

ある先生が「理系は大学受験で失敗しても院試があるから救いようあるよ〜」とおっしゃってました。

私は新課程に変更になる年ですし、経済的にも浪人はしたくありません。
その先生によれば、とりあえず国立大に入学し入学後に頑張って院に行けばいいし、大学入試より簡単だという事です。

本当にそうなんですか?
大学受験に多大なプレッシャーを抱えてる私からしたら、まだ希望の道があるというか、ありがたい話です。

また、ほかの先生で
学芸大卒→大阪大学院
学芸大卒→東大大学院
という経歴を持つ方がいます。
学歴ロンダリング(?)と言われるのでしょうか。
勉強熱心な方ならこのように、大学よりも最終学歴の院の方が有名なことは、ごく当たり前なのでしょうか?

詳しい方よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

高校2年生ということは、ジュケンゲームの真っただ中にいるのですね。

学校や塾は、できるだけヘンサチとかいう指標の高い大学入試にできるだけ多くの生徒を合格させたい(進学させたいわけではない)ためにあれこれ情報を与えていますので、生徒の側としてはこういった思考になることは理解できます。

他の回答にもありますが、人間の価値は出身大学の名前では決まりません。いわゆる「いい大学」の出身者は、出来るやつらがそこに集まっているだけであって、「いい大学」に所属するだけで出来るやつになれるわけではないのです(もちろん、多くの出来るやつらから刺激を受けることはできますから、変わるきっかけにはなり得ます)。当然、「いい大学」の大学院に進学したからといって急に出来るやつになれるはずはありません。逆もまた然りです。

ちなみに、他大学からの大学院入試の困難さは他の回答に詳しく説明されていますが、実際他大学から受験して合格した人たちは、私が知る限りほぼ全員が非常に優秀(勉強ができるという意味ではなく、上記でいうところの、出来るやつ)です。
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約40年前にも同じような学生がいました。


あの頃は阪大に相談に行ったら他大学卒は取らないと希望の分野の教授に言われました。
某地方国立A大学学士、某地方国立B大学大学院修士、某旧帝C大大学院博士というのがいましたね。
1年後輩には、某地方国立A大学学士、某地方国立A大学大学院修士、某旧帝C大大学院博士というのがいました。彼は、現在A大学の学長を務めています。

ちなみに私の分野では学士と修士が企業で同じ扱いとは思えません。
私が修士を出て就職したとき、その会社の研究職採用は17名中15人が修士でした。学士の2名は東大と京大でした。修士に東大院、京大院はいませんでした。この会社は研究職では基本学士は取らず、この年、東大院と京大院から取れなかったので学士を取った、つまり来年以降もよろしくという、大学への配慮でした。転職した会社では全員大学院修了者、修士又は博士。大学院を出ていないものはいませんでした。こういう分野もあります。
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その先生の言ってることを鵜呑みにするのは危険です。

いや言ってることは間違いではないのだけど、たぶん貴方が思うものとは違います。

何故って、今の貴方には「学部で入ること」「院で入ること」の違いがわかっていないはずだからです。だから「入学後に頑張って院に行けばいい」という言葉を、「同じ体験ができる」「同じくらい美味しい思いできる」と誤って解釈してしまうだろうと危惧します。そういうわけではありません。



人間は常に成長し続けるものです。学部が阪大だろうと、難易度的に格下の大学だろうと成長はできます。でも前者のほうが総じて言えば、研究レベルや設備の充実度が高いし、優秀な仲間と切磋琢磨できる機会にも恵まれています。後者がとても重要だと個人的には思います。

学部生は暇です。遊ぶのも勉強するのも社会的活動に身を投じるのも自分次第です。サークル活動等を通して他の学部学科の人々と触れ合う機会も多い。対して院は、近頃は交流行事も多くなっていますが、基本的には研究室という狭い世界で少数の同じ人たちと顔つき合わせている時間が大半です。

大学の行先を決めるのはほんの僅かな学力差ですが、でも行った先で同じ程度の努力していれば、差はもっと開きます。単純な学力というより学問に対する視野の広さとかです。



ところで、難関大学を出ている人がそれだけで一目置かれるのは、熾烈な受験競争を勝ち抜いてきた人はきっと受験勉強以外のことやらせても優秀なんだろうと期待されるからです。

阪大の大学院は、分野にもよりますが、私が知っている場所だと入試難易度的には近大くらいの人が大量に入学しています。入試科目も、阪大に限らず一般に、英語と専門分野とか、英語と面接とか、そう幅広くない。受験数学の難問みたいな地頭の良さを問われるものでもない。手を抜かずに勉強すれば、そんなに頭が悪くなければ入れる感じです。

こういう大学院事情を知ってる人が、阪大院を出ましたと聞いて、それだけで一目置くでしょうか。期待度もそれなりのはずです。



もちろん、学部がどこの大学だろうと、そんなことが大きな意味を持つのは最初のうちだけで、卒後しばらくしたら仕事のパフォーマンスで評価されるようになります。院卒の就職でも、どの分野を研究したかということのほうが多分出身大学名より重要です。

ただ、個人的な知り合いで、阪大の院を出てだいぶん経った人たちを見ていると、総じて活躍の度合いが高いのは、学部から阪大か、あるいは偏差値的にもっと上の大学からあえて阪大の院に来たような人たちです。その差がどこから来たのか、いわゆる地頭か、学部教育のおかげか、よくわかりませんが。
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>大学入試より簡単だという事です。


(人によっては)先生のおっしゃる通りです。

なんせ、好きな分野の知識で勝負できるのですから、大学院の入試のほうがめちゃくちゃ簡単ですよ。(本当にその分野に心底ほれているならばという条件がつきますけどね。)

No2さんの回答の通り、多くの大学では、内部進学が大部分で、外部入試は狭き門ですが、東京工大のように、学部募集定員より、大学院募集定員が多い大学もありますよ。

>学歴ロンダリング(?)と言われるのでしょうか。
>勉強熱心な方ならこのように、大学よりも最終学歴の院の方が有名なことは、ごく当たり前なのでしょうか?

就職時には影響するとは思いますが、社会人となってからや再就職時には、卒業・修了した大学名よりも、再録された論文の内容や出願した特許の実施状況が評価されますよ。
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いくつかの旧帝大等研究型大学の大学院修士入試の実際を書いておきましょうか。

内部学生でも不合格になります。例えば学部定員が50名だとすると,まず修士定員は40名くらいです。10名は学部卒で就職します。もちろん研究型大学卒ですから,大手にも就職できて,2年後に採用されるかもしれない修士に進学した同級生よりは上司になっていて,その後のキャリアパスもそんなに違いはありません。学士で就職することは不利にはなりません。で,40名の定員に内部から40名が受験しても数名は不合格になる。なぜか。勉強が足りないからです。
 では,他大学からその大学修士入試を受験した人はどうでしょう。数名が合格しますよ。内部学生が不合格だった分は他大学からの受験生が埋めるわけです。でも他大学からは20名以上受験します。倍率は5倍。学部入試の足きりの4倍より狭き門。そして他大学からの受験生の入試成績は,合否のボーダーライン前後以下に分布します。だって,同じ名前の学科出身だとしても,学部の講義内容は20%以上は違いますから,習ってないことが出題されて合格するはずがない!でしょ?
 ネット上に,内部の倍率と他大学の倍率を公表なんかしていないから,あなたの高校の先生は完全に誤解しているわけ。大学院は学部入試より楽!そんなことはありません。かえって難しい場合もあるということを上に書きました。つまり,ロンダリングなんてくだらない下品な行為はそんなに成功しないということです。でも実績として,Fランと称される大学卒が旧帝大修士に合格します。だって,偏差値は大学の価値を表してもいないし,ここの高校生の知的ポテンシャルも表していない,くだらない指標だからです。
 わかりますか? 学部でちゃんと勉強しないと修士には進学できない。他大学からはもっと難しい。そして,修士2年で学卒よりも就職が有利なわけでもない。全国平均で,理学部の修士進学率は40%,工学部は35%。もちろん研究型大学は80%の学部生が修士に行きますが。20年後の会社のポジションを比べて,そんなに違いはないわけ。優秀で人間的に優れていれば学部卒でも大手は採用する。修士修了予定者でも挨拶すらできない人は中小企業も採用しない,ってわけだ。
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その先生がおっしゃるのは、理系の大半は院進学するから(学部就職する人もいますが)、現役で第一志望の旧帝大に合格できなくても腐らずに頑張っていれば、院進学で旧帝大に行くという道も開けるので、「学部入試で第一志望に行けなかったからと行って絶望するな、腐るな」ということだと思います。


決して、「現役で旧帝大が無理そうだったら安全牌で地方国立大で妥協して院進学で学歴ロンダを狙えばいい」という意味ではないと思います。
院試と学部入試は性質が違います。学部の専門が面白くて研究を続けたい、という人にとっては、専門に特化している分、学部入試よりも楽だと思うかも知れませんが、そうでない人にとってはやはりハードルが高いです。外部生ウェルカムな研究室なら良いですが、内部進学でほぼ埋まるような研究室ならば入れません。そもそも、学部で学んだ専門分野と大きく違う研究室を希望するのも難しく、場合によっては自分の地方国立大の先生が「その分野の権威」なんてこともあったりするので、大学名だけで考えると失敗することもあります。
受験前にハードルを下げるのは良くないです。第一志望を下げるのは、共通テストの自己採点が終わってからでも遅くないと思います(もちろん第二志望の出願準備はしておきましょう)。
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この回答へのお礼

助かりました

ありがとうございます!
やはり大学名より、何を学び取り組むかが大切だと気付かされました。
あと、最後の文章にとても励まされました。
あと1年ちょっとで迎える入試に向けて、向上心を強く持って努力を続けます。本当にありがとうございました!

お礼日時:2022/09/27 17:25

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