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活動電位について

静止時は細胞の内側がマイナス、外側がプラス(分極状態)
興奮時はNaイオンが内側に流入し、内側がプラスになる(脱分極)。

Naイオンの濃度があるレベルに達すると、Naイオンチャネルは閉じ、Kイオンチャネルが開くことで外側に出て、膜電位が静止電位に近づく。

と簡単に理解しています。

不明な点が、
①細胞膜の透過性というのは、チャネルを通したイオンの移動ではなく、膜を介しての移動のことでしょうか?
②Kイオンチャネルが最後に開く、とあるサイトに記載してあったのですが、興奮時Kイオンチャネルはずっと閉じているのでしょうか?
③最後、Kイオンが外側に流出して静止電位に近づくとなっていますが、KイオンとNaイオンの数がかなり変わっていませんか?それはどのように戻るのでしょうか。
④細胞膜の内側は、細胞内、ということで間違いないでしょうか?

詳しい方、お願いいたします。

「活動電位について」の質問画像

A 回答 (1件)

①細胞膜の透過性


細胞膜を介した移動(半透膜)と、イオンチャネルを介した移動の総称だと思います

②Kイオンチャネルが最後に開く…
Kチャネルは複数の種類が存在します
主なものとして、興奮時も含めいつも開いていて分極状態を作り出す働きのものと
興奮の最後のほうで開いて、Kを元に戻す働きをする電位依存性のものがあります
いつも開いているものはすばやくKを移動させる働きはありません
そこで、すばやくKを移動させることができる電位依存性のKチャネルが膜電位を分極状態に戻します

③最後、KイオンとNaイオンの数がかなり変わっていませんか?
細胞内にNaイオンが多いということでしょうか?
これは、ATPをつかって動くナトリウムポンプによって、Na3個に対してK2個の移動が行われ、戻っていきます

④細胞膜の内側=細胞内です

こちらのサイトが詳しく解説してると思います、参考になさってください(読みにくくて長いのでP.79あたりからでもよいです)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hikakuseiri …
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