
県の太陽光パネル共同購入事業「かながわ みんなのおうちに太陽光 」に申し込みをしています。我が家は築47年の中古に2012年から1年ほどかけて耐震工事をしてもらった建物です。
委託の現地屋根調査を終え、「屋根に問題はなく、630kw分の設置が可能」との判定でしたが、耐震の観点からからはどうなのか?と疑問が湧いています。
「耐震基準を満たしている家屋なら屋根調査で設置可能」と前提のようですが、耐震基準を満たした家屋でも、プラスで積載するなら、当初と条件が変わるように思います。もし地震が起きてパネルによる加重で被害が増幅されたら、どのように保証されるのか?と心配になっています。
お詳しい方がいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いします。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
やや難しいかも知れませんが、役に立つかも。
こちらは国土交通省が作成した、既存住宅(つまり今回のように後付け)の屋根への太陽電池モジュール設置・施工に係る工事について、瑕疵担保保険加入での検査の技術的基準です。
回りくどいけど、
「こうしないと瑕疵担保保険に加入できない=適正な工事とは言えない」
と国が定めた基準、と思っていい。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutaku-kent …
第1編 第4項の関連法規は順守して当たり前。
で、第3編で設置・施工に係る設計・施工基準の解説がある。
そこらの業者がはたしてどこまで適正に調査、設計、施工をしているか?
この解説は瑕疵担保責任保険に加入するための指針であり、実際の現場では虚偽の報告や施工をしても発覚はしない。
それが現状です。
(現地に第三者が常駐して常に監視していないので業者任せになる)
今回の質問のように
「既存の屋根に設置して大丈夫か?」
と
「パネル含む発電設備を問題なく設置できるか?」
は別の話と思う。
>屋根に問題はなく、6.30kw分の設置が可能
「何がどう問題ないのか?」
は聞きましたか?
例、人間ドックがありますね。
あれで検査して
「問題ありません」
では済まさないでしょ。
どこをどう検査したか?結果の数値はどのくらい?骨密度やHbA1Cとして数値はいくつ?問題ないとできる上限と下限は?って聞きませんか?
検査の結果も報告書で数値付きでもらうでしょ。
例えば脳ドックの範疇は検査していないわけで、それで
「全身問題無し」
にはならないよね。
ワタシ、思うにクライアントに何でキチンと説明をしないのか?
それをしていればあなたは不安になってこんなサイトで質問なんてしないはずだ。
金を取るプロフェッショナルがクライアントを不安にさせる、これはあってはいけないことだ。
金額にしても昔は
「一式いくら」
のどんぶり勘定がまかり通っていた。
「今申し込めば総額500万円を250万円にできます、枠はあと1つ」
とか詐欺じゃん。
元々が250万以下なんだ。
単品での市場流通が無いものは定価が存在しない。
>耐震基準を満たした家屋でも、プラスで積載するなら、当初と条件が変わるように思います。
そりゃ変わりますよ、変わらないわけがない。
1981年5月31日での旧耐震基準のものを翌日の6月1日時点の新耐震の強度に合うよう補強しただけで、パネル設置は考えていないでしょ。
想像で、昭和50年に建てた住宅を耐震補強したなら基礎の補強と壁量の追加と思う。
2階の梁より上の小屋組みには手を付けていないのでは?
同時に小屋裏から屋根のリフォームもしました?
屋根材は瓦?
ほぼ半世紀過ぎていれば屋根材も劣化するだろう。
パネル設置による重量増の影響をネットで検索すると、みんな支障無しの結論を出している。
そりゃそうだ、検索サイトは設置に誘導させる営業行為が目的だ。
地震による揺れも様々、初期の加速が直下からとして、そこでパネルがわずかに浮いた、、、
次の瞬間に強烈な横揺れ、これで浮いたパネルが屋根材を引っ張り小屋組みが崩壊、も有りうる。
予想だにしない大震災で建築基準法は改正を重ねてきた。
だが100%大丈夫、の基準は誰にもわからない。
もちろん軍需施設とか核攻撃を想定したシェルターなら強固だが、費用面を含め一般の住宅としては現実離れをしている。
あなたの質問だけで大丈夫、なんて答えられるわけがない。
業者にしても大丈夫なラインを提示できるわけがない。
(その業者が自分で地震を起こすなら別だが)
元々、絶対に大丈夫、は無いですよ。
自動車のように工場で製作した工業製品とは違い、現場でひとつひとつ建てた住宅はそれぞれが違う。
だから新築でさえも保証や保険があるわけで(自動車や家電類でさえ保証がある)そこは理解したほうがいい。
築半世紀の建物は事実、ならあなたが抱いている疑問、不安、とりあえず箇条書きにしてみたら?
業者にしてもあなたの不安をすべて解消はできないはずだ。
あとは業者の対応が親切か、丁寧か、誠意があるか、保証に加入できるか、その保証の範囲とは、免責となることは、躯体への保証は、など質問して対応を観察してみたら?
健康の話を再び持ち出して恐縮だが、今まで普通のタバコを吸っていた喫煙者が電子タバコへ変えようと思った。
そこで
「電子タバコは害があるか?」
と問えば害が無いわけない。
だが火炎を生じないので他者への火傷、失火の可能性は無くなる。
それにニコチン中毒の人間が形を変えてニコチンを補充し続けることは精神的に落ち着くだろう。
これを太陽光パネルに置き換えて、
メリット→自家発電可能(電力のインフラが停止したとき一部の電気製品が一定時間使える、稼働中は電気代が安い)
デメリット→発電効率について数字のマジックに騙される、季節・天候・時間帯・方角・地域の緯度・パネルの汚れ・樹木や他の建物など影を落とすもの有無などの諸条件で大きく変わる、イニシャルコストは回収できない、既存屋根へのダメージ、マクロで見れば部品全体を作る時点での排出二酸化炭素量を軽視している、など。
これから電気代が爆上げするのでメリットが上回ると思えば逡巡する必要は無いと思います。
お礼が遅くなり申し訳ありません!
人間ドックと電子タバコの例など、親身にお答えいただき大変参考になりました。
太陽光メーカーは「築年数について:メーカーは制限を設けていない」ことと、『設置・施工について:設計・施工基準はあるが、業者にとっては「保険加入のもの」であり、厳密なものではない』ことが整理できました。当方の混乱の原因がわかったように思います。
ご意見を伺い、パネル軽量化の潮流も(希望的に)鑑み、今回、県のフェアは見送ることにしました。
まことに有り難うございました!!
No.5
- 回答日時:
屋根自体はどのようなものなのでしょう。
古くは重量屋根、軽量屋根という2区分で屋根重量を概算化して耐震の計算をしていました。
軽量は鋼板屋根や、昔カラーベストと呼ばれ今コロニアルと呼ばれるスレート系。
重量は瓦など陶磁器など。
そして現在は中量が加わり3区分で計算されています。
ちなみに瓦が3t程度の屋根では、中量コロニアルなどは1.5tで、鋼板は1t弱程度です。
太陽光パネルは鋼板屋根程度の重量になります。
建物が鋼板屋根で、仮に建築当初基準ギリギリの部材で建てられていた場合は若干不安があるかもしれません。
という程度。
軽量屋根の基準で建ててても屋根が2倍になっても若干不安な程度というのは、
「建材にそんなギリギリの材料が規格寸法として存在しなかったり使えないから」
例えば計算上は30×36mm断面の木材が屋根の下地の「垂木」として通用しても、その上に乗って作業ができないので、36×45mm以上の角材を使うようになる。
そうなると耐荷重がぐっと増すことになります。
そして躯体の柱や梁も同様で、柱が90×90mmで充分な数値があるところを、一般的には105×105mmが使われているので、勝手に耐震数値はプラス側に修正されています。
これであれば気にすることはないでしょう、ということになります。
実際には屋根の重さで壊れるケースは、躯体側の強度不足なわけですから、耐震補強をしているということで、気にすることはないでしょう。
と言うしかないですね。
お礼が遅くなりたいへん申し訳ありません!
屋根の重みの3区分、垂木、柱、梁など建材の実情(強度がギリギリのものはなく、強度は余裕を持って建てられている)など、普段では聞くことができないことを教えていただき、とても勉強になりました。
それで、結論ですが‥、今回の県のフェアは見送ることとしました。計200kgほどの負荷ですが、やはり地震が不安で‥‥。より効率化、軽量化されたパネル技術革新に希望を託すことにしました。面目ありません。でも、親身にお答えいただき嬉しかったです!まことにありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
太陽光パネルは特に重たくないです。
いま、新築に取られて続けて
新品の発電システムや蓄電池の価格高騰してます。
頼んでもすぐに工事が出来ない。
メーカーなど選択に制限もある。
貴殿の場合
あと付太陽光発電工事
リフォーム瑕疵保険
加入してる所に頼む事
機材はメーカー保証
工事関連の不具合は瑕疵保険から支払われる。
真面な業者は些細な工事中の
破損事故も補償される。
県の事業なんてラッキーです。
他県ではないです!
今工事代が高いので
環境に拘りがある方だね
No.3
- 回答日時:
これで安心?
https://www.solar-partners.jp/meritdemerit/71494 …
>630kw分
小型発電所?。家庭用なら3~10kw
太陽光発電はコスパが悪いですよ。元を取れないこともあります。地震もさることながら風で物が飛んできて破損もないわけではありません。損害保険(たぶんある)付けたらますます損です。
損の塊が太陽光発電です。行政だからと信じてはいけません。何かあっても行政は無関係です。設置は自己責任です。
お勧めは設置しない。お金かけて心配する愚がなくなります。
ぼけなす様、6.30kwですね。kwやAやら疎く‥‥お恥ずかしい。^^;
災害時対策が主たる目的で、費用対効果のことはあまり考えておりません。
No.2
- 回答日時:
太陽光パネルは1枚当たり15kg です。
仮に20枚だと300kg 、架台込みで400kg ほどです。荷重も分散されて、そんなに重くはありません。ましてや耐震補強をされているので、大した問題ではありません。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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誤:築47年 →正:(2012年時点)築37年の中古住宅に耐震補強をしていただいた建物です。
誤:630kw → 正: 6.30kwの設置が可能
補足:6.3kwでは200kg、5kwでは180kgほどの加重、ということです(業者様調べ)