プロが教えるわが家の防犯対策術!

数年前に私の父親は死んでいます。(敢えてフラットな表現を今はしています)
身内ではなく、会社の人など他人にその事を伝える時の表現として、
「父は亡くなりました(亡くなっています)。」という言い方はどうなのでしょうか?
「他界しました」とか「他界しております」の方がこう言っては何ですが謙遜した表現の様に聞こえて適切な気がします。
逆に「亡くなる」という表現は他人様のご家族が亡くなっている場合に使う表現(ある意味尊敬語)の様に思い、身内の時に使うのはどうかと思う(感じている)のですが、どうなのでしょうか?

A 回答 (9件)

「父は亡くなりました(亡くなっています)」はOKか。



 当方も質問者と同じように考えていました。
 下記の専門家の書籍を読んで、考えを改めました。
「尊敬語なので身内には使えない」と考えていましたが、考え方が逆でした。
「身内にも使うので、普通の意味での尊敬語とはいえません」とのことです。
 美化語系ではあっても美化語でもないようです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━引用開始
【読書感想文/『敬語再入門』(菊地康人/講談社学術文庫/2010年3月10日第1刷発行)】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2327. …
================引用開始
【引用部】
Q.「なくなる」は「死ぬ」の尊敬語ですか。
  「死ぬ」という直接的な表現を避けて婉曲に述べた故人への配慮の表現ですが、身内にも使うので、普通の意味での尊敬語とはいえません。むしろ美化語 (→§52)系でしょう。「なくなられる」「おなくなりになる」と言って初めて尊敬語になり、これは身内には使えません。(P.61)
 ひとつ疑問が解けた。「なくなる」自体はやはり尊敬語ではない。
================引用終了
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━引用終了

 ただ、そうは言っても、自分では「父は亡くなりました(亡くなっています)」は使えません。
 謙譲語の「おります」をつけて「亡くなっております」なら謙譲語ですかね。
 丁寧語を使って「他界しました」「他界しています」と言います。
「他界いたしました」「他界しております」なら謙譲語なので、目上の人にも使える敬語でしょう。

 ただ、ここで問題なのはペットの場合です。
 知り合いのペットが死んだときに、「亡くなられた」とはいいにくい。「他界された」もなんかヘンです。
「天に召された」とでもいってごまかしましょうか。 

 詳しくは下記をご参照ください。
【「なくなる」「亡くなる」考〈1〉〈2〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-11794120300.html
    • good
    • 2

普通に「亡くなる」で問題ないですね。

変に考えすぎたり拘り過ぎるのは時間の無駄で、意味ないですよ。たいていの人はそんなことは気にしないものです。事実を情報として受け取るだけですから。
それでも気になるとおっしゃるのなら私の回答は無視してくださいませ。
    • good
    • 2

「亡くなる」や「死去する」でよいのですが、直接的で嫌ならば、遠回しに比喩的に「他界する」「永眠する」「息を引き取る」などを使います。

    • good
    • 2

#3です。



「亡くなる」は尊敬語ではないというご見解もあるようですが、基本的には尊敬語で良いと思います。
婉曲だとしても相手に敬意を示すために婉曲するわけですしね。
「【普通の意味での】尊敬語とはいえません」と言っている専門家もおられるように、尊敬語であることに変わりはありません。

そもそも尊敬語とは何かというと、《その人物をすぐれたものとして尊重する言葉》です。
「亡くなる」は死んだ人物を尊重する言葉ですから尊敬語と言って問題ありません。
ただ、尊重された側はすでにこの世にいませんので、今さら尊重されてもなあ・・・などと墓場の中で思っておられるかもしれない。
こうしたことを考慮して、「普通の意味での尊敬語」とは一線を画したい気持ちが使用する側には生じるわけです。
「普通の意味での尊敬語」でないのは、死ぬというデリケートな事柄についての言葉だから、ということができるでしょう。
ですから、
「身内にも使うので」⇒「普通の意味での尊敬語とはいえません」という因果関係は違うと思います。

ということでして、
「猪木さん亡くなりましたね」なども立派な尊敬表現です。
むろん、
「猪木さんお亡くなりになりましたね」もさらに敬度の高い尊敬表現です。
これは、形としては二重敬語ですが、《習慣として定着している二重敬語》として認められていると考えてよいでしょう。
「新しい家をご覧になりますか?」
「お酒はお召し上がりになりますか?」
「先生はまもなくお見えになります」
などと同じです。

#3でも申し上げましたが、
「父は亡くなりました(亡くなっています)。」
と尊敬語で表現できるのは、身内であっても「死者」に対する敬意として認められるから。
専門家の方のお示しになった因果関係は逆でして、
「普通の意味での尊敬語とはいえない」ので「身内にも使うことができる」⇒という因果関係だと考えるのが妥当でしょう。
    • good
    • 2

私の記憶が確かなら、「亡くなりました」は、「祖父母」に使うのは正しいが、「親」に使うのは間違い、と以前TVで解説していた気がします。



ただ、解説サイトでは、親に使っても良いと言っているサイトもありますね。
    • good
    • 2

「亡くなる」は「死ぬ」の婉曲表現ですが尊敬語ではありません。


従って身内の者に使っても問題ありませんが、抵抗がある場合は「永眠いたしました」などがよく使われます。
「亡くなる」は尊敬語ではないので、その尊敬語である「お亡くなりになる」は二重敬語ではありません。目上の人に対しては「お亡くなりになる」を使ってください。
    • good
    • 2

>「父は亡くなりました(亡くなっています)。



身内であっても「死者」に対する敬意として認められる尊敬語です。

>「他界しました」とか「他界しております」の方がこう言っては何ですが謙遜した表現の様に聞こえて適切

その感覚は自然ですね。
・永眠
・死去
などでもよいでしょう。

他人に対する適切な例は#1さんと同じです。
    • good
    • 2

鬼籍に入っています


とか
ちょっと前に他界しました
と使っています
隣のおばさん 少し前にお亡くなりになりましたよ
あの方のお父様は早くにお亡くなりです
と使います。
    • good
    • 2

謙遜の意味を込めて「父は死にました」。

「父は亡くなりました」でも少しも変ではありません。

他人に使う場合は「お父様はお亡くなりになった」、あるいは「お父様は逝去された」かな。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!