
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
#5です。
>攻撃性があるということは語義として従来のものとはかなり異なりますね。辞書等にも明記すべきではないでしょうか?
:
なるほど。
本動詞にはない用法ということで一理ありますね。
本動詞には「話し手に向かってくる」という意味がありますが、これと一緒にしているのでしょう。
ネット辞書で調べた範囲では、わずかに明鏡が本動詞の語釈の中で《動作に対するお返し》というネガティブな表現を使っているのみ。
(明鏡)
❺ 差し向けられた動作(の影響)がこちらに届く。また、差し向けられた動作に対するお返しがこちらに戻る。
「強烈なパンチが顔面に━」
「反撃が━」
「千円からおつりが━」
https://sakura-paris.org/dict/%E6%98%8E%E9%8F%A1 …
各辞書ともあれやこれやを記述しているにしては、肝心の用法が抜けている印象は受けます。
No.7
- 回答日時:
>「出かけてくる」の「くる」はすでにベストアンサー確定で終わっています
下記の質問ですね。
【「でかけてくる」の「くる」って】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13195442.html
最近あった下記の質問も参考になると思います。
【複合動詞】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13191386.html
まず辞書をひきます。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%8F%E3%8 …
===========引用開始
出典:デジタル大辞泉(小学館)
くる【来る】 の解説
[動カ変][文]く[カ変]
9 (補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」が付いた形に付く。
㋐少しずつ移行したり、程度が進んだりして、しだいにその状態になる。だんだん…になる。「日増しに暖かくなってきた」「最近太ってきた」
㋑ある動作・状態が前から続いている。ずっと…する。…しつづける。「再三、注意してきたことだが」「改良を重ねてきた品種」
㋒ある動作をしてもとに戻る。…しに行って帰る。「買い物に行ってくる」「外国の事情をつぶさに見てこようと思っている」
㋓ある動作・状態をそのまま続けながら、こちらへ近づく。また、そのようにしてこちらへ至る。「敵が押し寄せてくる」「付き添ってくる」
===========引用終了
「たたみかけてくる」の「くる」は、辞書の記述通り、「補助動詞」でしょう。
上記の㋐㋑㋓のどれになるのかは、前後の文脈(重言)しだいでしょう。
>もう打ち切ろうと思っているのに、相手は「それじゃあダメだろう」と言ってくるのでごまかして逃げちゃいました。
これも前後の文脈(重言)しだいでしょうか。㋓ですかねえ。繰り返し「言ってくる」なら㋑でしょう。
>優しさを期待したのに無視してくる。
これも前後の文脈(重言)しだいでしょうか。
「無視してくる」は最近よく見る表現ですが、個人的には強い異和感があります。
単に「無視する」とどう違うのでしょう。どこに「くる」のか不明です。
攻撃性があるかないかは、これも文脈(重言)しだいでしょう。
攻撃性があることが多い気がしますが、そうでないこともあります。
①親戚の叔父さんが訪ねてくる
②渡り鳥がやってくる
③借金取りが訪ねてくる
④空き巣がやってくる
これは本動詞も同様でしょう。
⑤春が来る
⑥嵐が来る
ちなみに、「補助動詞」の定義は少し曖昧です。
↑の「くる」は辞書に明記されていますが、「補助動詞」と「ほぼ補助動詞(後項動詞)」がゴチャゴチャになっているような。
【表記の話13──補助動詞&ほぼ補助動詞(後項動詞)の表記】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2746. …
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━引用開始
■補助動詞はひらがなで書く
ある程度活字に親しんでいる人なら、ひらがなのほうが自然に感じるだろう。こういうのを漢字で書きたがるのは、本は読まないで我流で文章を書いている人が多い。悪いことは言わないからよしなさい。
【表記の話12】で見た公文書のルールにしても、新聞社の用字用語にしても、原則的にひらがなにしているはず。
微妙な例をあげておく。
・「~して下さい」と「~してください」
これを漢字にしたがる人は多い。別に漢字で書いてもさほど異和感はないけど、世間の風潮に逆らうならそれなりの覚悟をもちましょう。
・「箱を開けて見る」(中を見る)と「箱を開けてみる」(試しに開ける)の違い
Wikipediaにあった例。これはそのとおりだけど、「基本ステップのお手本を踊ってミせる」だとどっちですかね(笑)。
■ほぼ補助動詞(後項動詞)は微妙なものが多い
「後項動詞」という言葉は初めて見た。要は、「笑い合う」の「合う」の部分のこと。これは補助動詞とは言わないらしい。「準補助動詞」とか呼ぶと文法用語に見えると言われそうなんで、「ほぼ補助動詞」とでも呼ぼうか。
どういう事情か知らないが、こちらは漢字で書くのが一般的らしい。
手元の『記者ハンドブック』(第12版)を見ると、「ください」「みる」の項に「補助動詞はひらがな」と明記されているが、「ほぼ補助動詞」のことは何も書いていない。
ほかを探すとP.116~にひらがなで書く言葉が並んでいて「助動詞・補助用言」〔動詞・形容詞の本来の意味、用法が薄れて上にくる文節の補助の働きをするもの〕がある(あれ、説明中の「上にくる」はひらがななんだ)。これがいろいろなものをごっちゃにしている。
ごとき たい べきだ ようだ・ようです(様) そうだ・そうです(相) …という(言) …である(有) …でない(無) …している・しておる(居) …そてあげる(上) …していく(行) …しておく(置) してくる・なってくる(来) …にすぎない(過) …になる(成) …かもしれない(知) …してみる・…とみられる・…とみる(見)
『朝日新聞の用語の手びき』(第1版)のP.4では「補助動詞」はひらがな書きにするとある。
================引用開始
〔例〕…である(…でない) …していく …している …しておく …してみる …になってくる
〈注〉「手に取って見る」「友達が遊びに来る」など、本来の意味に使う場合は、漢字書きでよい
================引用終了
これを見ても、接続助詞「て」を使わない「遊びに来る」も補助動詞と考えている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━引用終了
有難うございます。
㋐少しずつ移行したり、程度が進んだりして、しだいにその状態になる。だんだん…になる。「日増しに暖かくなってきた」「最近太ってきた」
*でも、これじゃないです。
㋑ある動作・状態が前から続いている。ずっと…する。…しつづける。「再三、注意してきたことだが」「改良を重ねてきた品種」
*これも違いますね。
㋒ある動作をしてもとに戻る。…しに行って帰る。「買い物に行ってくる」「外国の事情をつぶさに見てこようと思っている」
*これはもちろん違います。
㋓ある動作・状態をそのまま続けながら、こちらへ近づく。また、そのようにしてこちらへ至る。「敵が押し寄せてくる」「付き添ってくる」
*「敵が押し寄せてくる」これは近いかもですが、続けながら、という感じは、㋑同様で、ないんですね。
No.4
- 回答日時:
>>継続的に何かをするという意味、とのことですがこの文例は両方とも継続性を感じない
継続というより行為を繰り返し迫るという意義ですね。■
No.2
- 回答日時:
1.
お示しの文例はいずれも補助動詞と捉えるのが妥当です。
大辞林の、
(17)(補助動詞)
動詞の連用形またはこれに「て(で)」の付いた形に付いて,動作が進行し,また,事態が推移する意を表す。
(ウ)ある事態が出現し,またある現象が現れる意を表す。「生まれて〈くる〉子供のために」「なくした本が出て〈き〉た」
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
に該当する。
・もう打ち切ろうと思っているのに、相手は「それじゃあダメだろう」と言う事態が出現したのでごまかして逃げちゃいました。
・優しさを期待したのに無視するという現象が現れる。
2.
>同じ「〇てくる」であっても、それとは違う「くる」があるように思います。
:
おっしゃるとおり本動詞としてもこの形がありますね。
「て」の用法が異なるわけです。
漢字表記が好ましいと個人的には思う。
・我が家の軒先には雀が毎日餌を期待して来る。
大辞林
(2)原因・理由などを表す。ので。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
に該当。
・彼は毎日会社まで3kmの道を歩いて来る。
上記の
(3)手段・方法を表す。
に該当。
No.1
- 回答日時:
<補助動詞>というのは誤りで、意味が抽象的であるに過ぎません。
補助用言という誤り
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9455 …
くる【来る】
[動カ変][文]く[カ変]
9 (補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」が付いた形に付く。
㋐少しずつ移行したり、程度が進んだりして、しだいにその状態になる。だんだん…になる。「日増しに暖かくなってきた」「最近太ってきた」
㋑ある動作・状態が前から続いている。ずっと…する。…しつづける。「再三、注意してきたことだが」「改良を重ねてきた品種」
㋒ある動作をしてもとに戻る。…しに行って帰る。「買い物に行ってくる」「外国の事情をつぶさに見てこようと思っている」
㋓ある動作・状態をそのまま続けながら、こちらへ近づく。また、そのようにしてこちらへ至る。「敵が押し寄せてくる」「付き添ってくる」
【デジタル大辞泉「来る」の解説】
で、
★ もう打ち切ろうと思っているのに、相手は「それじゃあダメだろう」と言ってくるのでごまかして逃げちゃいました。
★ 優しさを期待したのに無視してくる。
は、㋑の意義で使用されています。
「本来の意味と独立性を失って、付属的な意味を添えるものとして用いられるもの。」ではなく、意味が抽象的な内容に移行した結果、具体的な内容と共に使用され、現象的に「独立性を失って、付属的な意味を添えるもの」に見えるだけで<動詞>であることに変わりはありません。■
早速ありがとうございます。
継続的に何かをするという意味、とのことですがこの文例は両方とも継続性を感じないのですがいかがですか。
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