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会社を経営していたとして、自社株を40%しか保有していないとします。
一時的に、60%の株を保有したい時、20%の株を保有している株主の了承を得られた場合に限ってですが、一時的にその20%の株を買う(譲り受ける)事は出来るのでしょうか?当然用が済めば、元の株主に20%の株は戻します

A 回答 (3件)

会社法上の株式会社の形態によって色々ことなるので一概に言えませんが、基本的に会社の資金によって特定の株主から株式を買い取る場合は株主総会の特別決議が必要だと思います。

会社の経営者の個人資産で株式を積みます場合は関係ありません。また、株式を戻すのは単に時価で買い戻すだけなのか、それを購入時点で契約で縛るのか、上場していればその"用”が済めば、という事実によってインサイダーや市場操作になるか、みたいな色々複雑なので言うほど単純ではないと思います。個人(経営者)の自己資金による売買の場合はまだ楽です。

そもそも株主総会の議決権のみを期待するのであれば、元の株主が経営者に議決権を代理委任すればわざわざ売買したりしなくてもいいです。会社の自己資金で色々やったりしようとする場合は、当然他の株主との関係が出てくるので単純にはなりません。仮に売買が成立したとしても、その用が済む前後で当然権利利益があるのでしたら価格変動が生じる可能性もあるので、関係者が見せ金のように取引したとしてもそれによって権利行使分の利益が特定株主に発生すれば、会社に単に損益をもたらす行為なのでその会社に対する債権者から詐害行為として取り消しの訴えを押されるリスクもあると思います。
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非上場なら20%を保有している株主の合意が得られれば問題なく可能です。



上場なら、上場基準に抵触しないか注意が必要です。
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非上場企業の場合はあるのかもしれませんが、上場企業は上場基準維持の観点から株式流動性の悪化が懸念され、また市場での競り方式による価格の合致で取引が行われるため、難しいのかと思います。

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