
No.13ベストアンサー
- 回答日時:
#12です。
>「象は鼻が長い」の「鼻が長い」は何節というのでしょうね。
多分名前が無い。これを節だと考える人も少数なのでしょう。
:
いい加減なところで妥協せずに、要所を捉えて徹底的に追及する姿勢・・・好きですなあ。(笑)
必死に探してみたところウィキに以下のような記述がありました。
《節はそれぞれに述語を含むが、文全体の中心となる述語節(主節)に対する働きによって以下のような分類される。なお節はそれぞれ単一の品詞と同じような働きをするので品詞名で呼ばれることもある。》
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AF%80_(%E6%96% …
これだけでは何か心もとなさそうですが、
述語節
で手を打ってもらえませんか?(笑)
No.11
- 回答日時:
#10です。
>象は 大きい 動物だ。
象は 大きい。
象は 鼻が長い 動物だ。
象は 鼻が長い。
の対応から、「鼻が長い」も節と考えられるのかと思いました。
:
節は節でしょうね。
といっても、
(五)主語・述語を備えた語の連続が、文の一部分となったもの。(新明解)
https://sakura-paris.org/dict/%E6%96%B0%E6%98%8E …
という解釈に基づいているだけですが。
述語なのか修飾語なのか、ということであれば前者かな・・と。
ありがとうございます。
> 述語なのか修飾語なのか、ということであれば前者かな・・と。
「象は鼻が長い」の「鼻が長い」が述語だということですね。
つまり「鼻が長い」が一つの形容詞とみなされる。
No.9
- 回答日時:
>>「鼻が長い」は「象は鼻が長い」の節(形容詞節)と言えるということですか。
いいえ。
節ではありますが、この場合は、特殊性の判断の側面の個別性の判断を表す節になります。
対象はまずその特殊性において、さらに特殊性の側面の個別性において、二重にとらえられながら一つの文に統一して表現され、立体的な認識が「は」と「が」の使いわけで区別して示されています。■
No.8
- 回答日時:
>>述語に表れるものも節(形容詞節)と言えるのかどうかと疑問に思ったので。
学校文法で云う、
④ 文節ぶんせつ……文を実際の言葉として不自然にならないようにできるだけ短く区切ったもの。
ではなく、語以上の詞辞の結合による文以下の一纏まりを節、或いは句と呼べば述語に表れる述部も節(句)になります。
(時枝誠記『日本文法 口語篇』)
学校文法では節を竹の節(ふし)のように平面的にブツ切りにしていますが、実際には立体的な入子構造になっています。
この点は、時枝が展開している通りですが、
三浦つとむ『認識と言語の理論 第二部 言語の理論』(1967年刊)
第四章 言語表現の過程的構造(その二) (4) 判断と助詞との関係
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/?tag=%E8%AA%8D% …
では次のように論じています。
だが主語に対する述語という考えかたは、いわばスーツケースの標準規格のようなもので、風呂敷を使うときにはスーツケース的に見えるときもあるがそうはみえないときも多いから、形式論をふりまわして日本語の表現構造を解釈しようとすることに問題がある。内容のどのような構造がこの形式としてあらわれているのか、それを考えなければならない。われわれの言語表現は、立体的な認識構造を線条的に単純化してとりあげるという要求にこたえるように努力している。
判断のちがいに対して係助詞といわれるものを使いわけるのは、対象の構造に主体的表現を対応させる日本語の特徴的なありかたであって、これを利用するところに立体的な対象に対する立体的な認識構造を単純な文で示すという独自な形式が生れたわけである。前にも述べたように(『認識と言語の理論 第二部』第四章の三(p.474)――引用者)、これには二つの系列があって
父は頭が白い。
紳士は金髪がお好き。
は認識構造がちがう。「父」と「頭」は一つの実体の全体と部分の関係にあるが、「紳士」と「金髪」とはそれぞれ別の実体である。ここでの「は」は特殊性をとりあげるものであって、「父」のからだの特徴的なありかたや「紳士」の生活の特徴的なありかたについて語ろうとするのであるから、一方は「頭」に他方は「お好き」にむすびついている。そして「が」はそれらの特殊性そのものをさらに目に見えるような現象の面からとりあげ、個別的なありかたにおいて扱うのである。
「頭」を見るならば現象的に「白い」し、「お好き」なのを見るならば現象的に「金髪」なのである。対象はまずその特殊性において、さらに特殊性の側面の個別性において、二重にとらえられながら一つの文に統一して(3)表現され、立体的な認識が「は」と「が」の使いわけで区別して示されている。
「反作用はつねに作用と方向が反対で大きさが等しい」という科学の法則の表現も、やはり立体的な認識を扱っている。「は」は普遍性をとりあげて「つねに」以下にむすびつき、普遍性の中での部分的な現象をとりあげるときに「が」が使われている。
いうならば「――は――が――」の形式は、日本語的なスーツケースとして独自性を持つと見るのが適当であろう。助詞について説明しながら、この形式について正しく解説することが、文法書の任務であるように思われるのである。//
■
ありがとうございます。
> 述語に表れる述部も節(句)になります。
ということは、「鼻が長い」は「象は鼻が長い」の節(形容詞節)と言えるということですか。
No.6
- 回答日時:
ちょっとした思いつきのメモ程度ですが……。
申し訳ありませんが、以下はリンクの形にします。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983597087&owne …
こういうメンドーなことをする理由は、下記あたりをご確認ください。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983563472&owne …
ありがとうございます。
> 「これは節(言わば形容詞節)と考えると何か文法的に矛盾が生じる」の意味もイマイチわからない。
「象は鼻が長い動物だ」の「鼻が長い」は節ですが、
「象は鼻が長い」の「鼻が長い」も節と言えますかという意味です。
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象は鼻が長い動物だ。
なら「鼻が長い」は節(連体修飾節)であることに間違いありませんが。
象は大きい。象は鼻が長い。
前者の述語は形容詞「大きい」、後者の述語は形容詞節/述語節「鼻が長い」という違いがあるだけで、文の構造は同じ と考えて矛盾はなさそうです。
色々コメントありがとうございました。