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乗法群Gとして、Gの元aと整数m,nに対して
{a^m}a^n=a^(m+n)
{a^m}^n=a^mn
が成り立つことを示せ。
m,nの正負で場合わけかなと思ってやってみたのですがどのみち綺麗な解答とできなかったので教えていただきたいです。

質問者からの補足コメント

  • まず群の定義から成立していることを羅列しました。
    aa^(-1)=単位元など

    例えばm,n>0のときは
    a^m a^n=aaaaa(m個)aaaaaaa(n個)などと書いて結合法則の成立からm+nとしました。(実際にはm個などはaaaaaaの下に書きましたがこの書き方自体あまり好きではないです)

    どこが自明でどこが示すべき点なのかが分からなくなっています。

      補足日時:2022/11/13 16:12

A 回答 (5件)

a^0=1(単位元)…(1)


と定義する
a^(-1)=(aの逆元)…(2)
と定義する
ある整数nに対して
a^n
が定義されているとき
a^(n+1)=(a^n)a…(3)
と定義する
(a^n)^(-1)=a^(-n)…(4)
と定義する

任意の整数mに対して
n=0のとき
(a^m)a^n=(a^m)a^0
↓(1)から(a^m)a^0=a^mだから
(a^m)a^n=a^m=a^(m+0)=a^(m+n)

あるn≧0に対して
(a^m)(a^n)=a^(m+n)…(仮1)
が成り立つと仮定する
(3)から
a^(n+1)=(a^n)a
↓両辺にa^mをかけると
(a^m)a^(n+1)=(a^m)(a^n)a
↓(仮1)から
(a^m)a^(n+1)={a^(m+n)}a
↓(3)a^(m+n+1)={a^(m+n)}aから
(a^m)a^(n+1)=a^(m+n+1)
だから
∴任意の整数mとn≧0となる整数nに対して
(a^m)a^n=a^(m+n)…(5)

任意の整数mとn≦0となる整数に対して
j=m+n
k=-n
とすると
k≧0
だから(5)から
任意の整数jとk≧0となる整数kに対して
(a^j)a^k=a^(j+k)
↓j=m+n,k=-n,j+k=mだから
{a^(m+n)}a^(-n)=a^m
↓(4)a^(-n)=(a^n)^(-1)から
{a^(m+n)}(a^n)^(-1)=a^m
↓両辺にa^nをかけると
{a^(m+n)}(a^n)^(-1)a^n=(a^m)(a^n)
↓(2)(a^n)^(-1)a^n=1から
a^(m+n)=(a^m)(a^n)
∴任意の整数mとn≦0となる整数nに対して
(a^m)a^n=a^(m+n)
↓(5)とこれから

∴任意の整数m,nに対して
(a^m)a^n=a^(m+n)…(6)

任意の整数mに対して
n=0のとき
(a^m)^n=(a^m)^0
↓(1)(a^m)^0=1だから
(a^m)^n=1=a^0=a^(mn)

あるn≧0に対して
(a^m)^n=a^(mn)…(仮2)
が成り立つと仮定する
(3)から
(a^m)^(n+1)={(a^m)^n}a^m
↓(仮2)から
(a^m)^(n+1)={a^(mn)}a^m
↓(6)から{a^(mn)}a^m=a^(mn+m)だから
(a^m)^(n+1)=a^(mn+m)=a^{m(n+1)}
だから
∴任意の整数mとn≧0となる整数nに対して
(a^m)^n=a^(mn)…(7)

任意の整数mとn≦0となる整数に対して
k=-n
とすると
k≧0
だから(7)から
任意の整数mとk≧0となる整数kに対して
(a^m)^k=a^(mk)
↓k=-nだから
(a^m)^(-n)=a^(-mn)
↓(4)から(a^m)^(-n)={(a^m)^n}^(-1),a^(-mn)={a^(mn)}^(-1)だから
{(a^m)^n}^(-1)={a^(mn)}^(-1)
↓両辺に(a^m)^nをかけると
{(a^m)^n}^(-1)(a^m)^n={a^(mn)}^(-1)(a^m)^n
↓(2)から{(a^m)^n}^(-1)(a^m)^n=1だから
1={a^(mn)}^(-1)(a^m)^n
↓両辺にa^(mn)をかけると
a^(mn)=a^(mn){a^(mn)}^(-1)(a^m)^n
↓(2)からa^(mn){a^(mn)}^(-1)=1だから
a^(mn)=(a^m)^n
∴任意の整数mとn≦0となる整数に対して
(a^m)^n=a^(mn)
↓(7)とこれから

∴任意の整数m,nに対して
(a^m)^n=a^(mn)
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!

お礼日時:2022/11/15 09:13

実際に帰納法で書き下してみると、どえらい分量になるね。



No.4 の a^n の定義だが、
(3)(4)を n≧0 に制限するか
n を任意の整数にするのなら
well-defined であることの証明が必要。

(3)(4)を n≧0 に制限すると、
以下の証明で場合分けが更にもう少し増える。
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> (n個)などと書いて



 それをformalにやるには、帰納法で (a b) c = a (b c) を使う。
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まず、 a^m という記号の定義を確認しよう。


それでほぼ解決。
定義に使った帰納法に沿って、帰納法で証明すればいい。
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何処で躓きましたか?

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この回答へのお礼

補足に書きました。よろしければご回答お願いします。

お礼日時:2022/11/13 16:13

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