分詞構文の意味上の主語と、主節の主語とが一致していないのは絶対に間違いだと思い込んでいる質問者がときどき現れるので、ここに覚書として、有名な作家の小説の中の一節からそういう例をご紹介します。今さっき読書の最中にたまたま見つけたのです。
Molly got up from her chair. She looked nervously at the door and she walked to the stove and, ★coming back★, her face grew hard and her eyes grew punishing and she said, "Do you want to go to bed with me, Lieutenant?"
(Source: John Steinbeck, The Moon Is Down, 1942; Chapter 6; Library of Amnerica #132; p. 66)
こういう用例については、文法書にも紹介されているんでしょうけど、実際に自分が読書の最中に見つけたものがあれば、どうかご紹介ください。有名な先生方の有名な文法書や英語学習書や参考書の類ではなく、普通の僕らが文学などの読書の最中に見つけた用例には、別の説得力があると思います。ご自分がたまたま読んでいた小説などからの用例だけではなく、文法書などから引用してくださっても結構です。
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
あずまさんおはようございます。
『"for living"の意味について』https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13212835.htmlさんがよかったです。「I am indebted to my father for living, but to my teacher for living well.」を挙げています。She が椅子へ coming back している感じと Lieutenant が stove の近くの she のところへ coming back してきている感じがします。I が living したり my father が living したりします。No.1さんの提示する例文「Looking out of the window of our hotel room, the mountains were covered with snow.」があります。山が外を見ている感じがしません。『SyntaxとGrammar』のNo.2https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7767658.html#an2156 …さんがよかったです。トンネルを抜けるとそこは雪国だった。が Going through the tunnel, there is a snow country then. だったりします。
神託さんおはようございます。
例文がいくつかあって良かったです。ありがとうございます。
コメントをありがとうございます。僕が補足欄に書いたように、ネット上での検索や文法書などからの引用だけでなく、できればご自身の普段の英文読書の中でたまたま見つけた用例をご紹介くださればうれしいです。そういうものを僕は集めています。
No.1
- 回答日時:
文法書でよければ、
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It is often considered incorrect to make sentences with misrelated participles (often called ‘dangling participles’), where an adverb clause has a different subject from the m ain clause.
Looking out of the window of our hotel room, the mountains were covered with snow. (This could sound as if the mountains were looking out of the window.)
Wrapped in red and gold gift paper, I delivered the parcel to my girlfriend.
However, sentences like these are com m on and often seem quite natural, particularly when the m ain clause has preparatory it or there as a subject.
Being French, it's surprising that she’s such a terrible cook.
Having so little time, there was not much that I could do.
Misrelated participles are normal in some fixed expressions referring to the speaker’s attitude. Examples:
Generally speaking, m en can run faster than women.
Broadly speaking, dogs are more faithful than cats.
Judging from his expression, he's in a bad mood.
Considering everything, it wasn't a bad year.
Supposing there was a war, what would you do?
Taking everything into consideration, they ought to get another chance.
(Michael Swan, Practical English Usage, Oxford University Press. §115.4)
============================
辞書なら
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dangling participle
noun [ C ]
uk /ˌdæŋ.ɡlɪŋ pɑːˈtɪ.sɪ.pəl/
us /ˌdæŋ.ɡlɪŋ ˈpɑːr.tɪ.sɪ.pəl/
a participle (= "-ing" or "-ed" form of a verb) intended to modify (= refer to or describe) a noun that is not in the text, so it seems to modify another noun:
In the sentence "Arriving home, the door was open", the dangling participle makes it sound as though the door has arrived home.
(Cambridge Advanced Learner's Dictionary & Thesaurus)
============================
dangling participle で検索すれば山ほど出てきますけどね。
自然かどうかは母語話者以外には判断が難しいので、我々は避けるというのでいいんじゃないでしょうか。
もちろん、こういう用例はあるよ、と教える意義は認めますが。
ありがとうございます。辞書や文法書に書いてあることは、それらを総括する意味でとても重要だと思っています。
実際の読書のときにどれくらい頻繁に、どういう文脈で dangling participle に僕らが出くわしているかということに、特に僕は興味があります。回答者さんは、決まり文句(たとえば Generally speaking)の場合を除いて、どういう小説や新聞雑誌などの文脈において、どういうときに dangling participle に出会っておられるでしょうか?普段の読書の中でまたそれに出くわしたら、どうぞご紹介ください。
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何らかの文法的な特徴を示す用例を挙げるとなると、とかく人はネット上の用例を検索したり文法書や辞書や英語に関する参考書や論文にある用例を示すことに留まりがちです。それも無理はなく、一般的に日本語ネイティブである僕らが自分で読んだ英文の文献から用例を引用しようとすると、普段から大量の英文による文献を読んでいなければなりません。しかしなかなかそうはいきません。
英文を大量に日常的に読んでいる人でも、それは英語研究以外の仕事(たとえば理科系の調査のための仕事や法学や政治学などの研究のための仕事)の一環として英文を読んでいるのであって、英語表現の用例を集めるために読んでいるわけではないからです。さらに良い用例に出くわしても、それをいちいちどこかに記録しておくなんてことを人は普通は行いません。したがって、なかなかそれぞれの人が自分の読書の中で見つけた用例を示したくても、なかなかそれは叶いません。
そうは言いながら、たまたま見つけた用例はどこかに記録しておきたいものです。というわけで、僕はここに用例を示す次第です。これも、僕がたまたま読んでいた小説の中で、今さっき見つけたものです。
It had a careless look, as if it were meant for the uses of the public; so, ★entering★, the first thing I did was to stumble over an ash-box in the porch.
[Source: Herman Melville, Moby-Dick, Chapter 2; Library of America LOA #9, p. 802)]
ネット上で検索したものや文法書や辞書で見つけた用例ではなく、あくまで自分が趣味や研究や仕事のために読んでいる小説や新聞雑誌や論文や教養書の中でたまたま見つけた用例を僕が大切にしている理由は、それぞれの表現の出現頻度や、そういう用例が出現しやすい文献の分野が知りたいからです。つまり、文法書などで検索したらいくらでもそういう用例が出てくるので、あたかもそれがいろんな文献に毎日のように出てくるかのような気がしてしまいます。
しかし実際には、今回のような用例で言えば、実際には僕の読書の場合で言えば、300 ページか 500 ページほど読んでやっと一度くらいしか出てきません。そういう出現の頻度や傾向を知るためにも、インターネットやデジタル媒体のなかった時代に戻って、普段の自分の読書の中でどれくらいの頻度で出現しているのかを探って頂きたいと思うのです。