
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
確率の出発点に居る人にとっては、分かり難い事柄ですね。
例えば くじ引きを考えてみます。
・ 一回目をひいて、結果を確認して 元に戻して、2回目を引く。
この場合は 1回目の結果が 2回目に影響しませんから、足し算になります。
・ 一回目を引いて 元に戻さないで、2回目を引く。
この場合は 1回目の結果によって 2回目の結果が 変わりますから、掛け算です。
No.4
- 回答日時:
まずは、「和の法則」「積の法則」って呼び方をやめることからじゃね?
何かよく解らんけど足すやつと掛けるやつがあったっけ、どっち使えばいいんだ?
ってとこから「法則」を思い出そうとすると、どちらも似たように思えて区別に困る。
そのふたつは由来がぜんぜん違うから、どうやって式が出てくるのかを考えたら
ごっちゃになる可能性はあまりない。
背反事象の確率:
集合の元の個数について、個数(A∪B) = 個数(A) + 個数(B) - 個数(A∩B) だった。
これはベン図を思い出して、どことどこを足せばどこになるかを見れば判る。
この式を全体集合 Ω の元の個数で割ると、
確率(A∪B) = 個数(A∪B)/個数(Ω)
= 個数(A)/個数(Ω) + 個数(B)/個数(Ω) - 個数(A∩B)/個数(Ω)
= 確率(A) + 確率(B) - 確率(A∩B) になる。
もし 確率(A∩B) = 0 であれば、確率(A∪B) = 確率(A) + 確率(B) だ。 なので、
A と B が同時には起こらない ⇔ 確率(A∩B) = 0
⇔ 確率(A∪B) = 確率(A) + 確率(B)
⇔ (どちらかが起こる確率) = (確率の和) となる。
結果として出てくる「和の公式」よりも、
確率(A∪B) = 確率(A) + 確率(B) - 確率(A∩B)
のほうを覚えたほうがいい。
独立事象の確率:
A が起こった上で更に B が起こるかどうかを考えると、
確率(A∩B) = 個数(A∪B)/個数(Ω)
= 個数(A)/個数(Ω) × 個数(A∩B)/個数(A)
= 確率(A) × (A が起こったという条件下で B が起こる確率) となる。
A と B が独立というのは、 A が起ころうが起こるまいが B の確率に影響しない
ということだから、式では
確率(B) = (A が起こったという条件下で B が起こる確率)
= (A が起こらないという条件下で B が起こる確率) と書ける。
両方の式をあわせると、
A と B が独立 ⇔ 確率(A∩B) = 確率(A) × 確率(B)
⇔ (両方起こる確率) = (確率の積) となる。
こっちも、結果として出てくる「積の公式」よりも、
確率(A∩B) = 確率(A) × (A が起こったという条件下で B が起こる確率)
のほうを覚えたほうがいい。
No.3
- 回答日時:
積とか和というのは、集合が理解していればわかりやすいでしょう。
たとえば、トランプ1組(ジョーカーなしの52枚)から1枚を引いた場合、
(7並べの要領でトランプを並べて、考えてください。)
(1)それがスペードである確率
(2)それがハートである確率
(3)それがスペードかハートである確率
(4)それが絵札(JQK)である確率
(5)それがスペードの絵札である確率
(6)それがハートであるか、スペードの絵札である確率
(7)それがスペードであるか絵札である確率
もちろん、それぞれ該当するカードの枚数は限られるので数えれば答えは出ます。
(1)13/52=1/4
(2)13/52=1/4
(3)26/52=1/2
(4)12/52=3/13
(5)3/52
(6)16/52=4/13
(7)22/52=11/26
ここで注目するのは
(3)=(1)+(2)
となっていること(和)
(5)=(1)×(4)
となっていること(積)
です。
(6)=(2)+(5)=(2)+(1)×(4)
となり、和と積になります。
(7)=(1)+(4)-(5)
となります。なぜなら、スペードの絵札は(1)にも(4)にも含まれているので、それを引くことが必要です。
No.2
- 回答日時:
#1様、
排反とか排他というと、一方が生起していない時、他方が必ず生起しているという理解でしたが、違いますか。
「少なとも1回観測される」というのは、「全く観測されないの排反」とか。
「同時に生起しない」ということとは、少し意味が違ってくると思います。
No.1
- 回答日時:
それは最初の時点での理解不足なのですよ。
教科書をしっかり見てみてください。
両者の違いがはっきり分かります。
和の法則の説明のところに
2つの事象が『同時に起こらないとき』
とあるはずです。なぜなら、
「同時に起こるのなら話の法則は使えないから」です。
ですから、機械的に判断しようとすれば
「たすかかけるかわからない2つの事象が
『同時に起こる(起こす)ものなのか否か』
ということです。
私が今持っている教科書の例では
2つのサイコロで6または7が出るのは何通りか
という出題があります。
6が出ることと7が出ることは
「同時には起こらないのでたすのです」
もう1問。あるハンバーガー店では
ハンバーガー5種類。ドリンク4種類から1つずつ選ぶ
セットがある。この組み合わせはいくつ考えられるか
という問題。これは「ハンバーガーとドリンクを
『同時に選ぶ』のでかけるのです。
なお、和の法則を使ってたすときには
「同時には起こらないので」
という言葉が必要なはずなのですが、
言われませんでしたか?
この、同時には起こらないことを『排反』というのですが、
私の持っている教科書には載っていませんでしたね。
今は習わないのでしょうか…。だから
「〇と△は排反だから」
と言い方をしたわけです。
たすかかけるか迷ったら
「同時に起こるのかどうか」を確認すること。
和の法則を使うときには、たす計算の前に
「同時に起こらない」ことを述べることです。
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