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2度の世界大戦の反省から構造主義が生まれた、などと言われますが、構造主義によって人類の国際政治観は向上したんですかね?

A 回答 (3件)

構造主義は、先進国と開発途上国の経済構造の違いを明らかにし、先進国から開発途上国への経済支援も活発化されたが、結果的にはそれだけでは上手くいかないことが明らかになり、逆に先進国と開発途上国の経済構造は同じなのではないかという仮説が主流になりつつある。


ゆえに、開発途上国への支援は、単なるインフラ整備や産業育成支援だけではなく、環境保護面での支援や、文化面での支援と交流の比率が高まるなど変化している。

構造主義の国際政治観は、先進国の開発途上国への上から目線で始まったが、その結果として、現在では構造主義時代の反省に基づいた両者対等の目線での国際政治観が主流になりつつある。そういうことだろうか。

構造主義は、必ずしも正しくなかったが、より正しい国際政治観を生み出すきっかけとなった点は評価できると思う。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2022/12/03 19:32

ふたつの側面があるように思います。




文化相対主義を打ち出して それなりに効果があったという一面が取り上げられます。

人間および社会をめぐる文化の優劣を競う意味でのナショナリズムが 行き過ぎないようになるのは 歓迎すべきことです。



他方で 構造主義は取りも直さず関係主義という意味なのですから――すなわち そのときネットワークのつなぎの線のみを重視し結び目(結節点)は無視するのですから―― 人間にかんして《無主体》を主張するような仮説になってしまっている。

ということは たとえば国際関係に対処すると言っても 一人ひとりの・主体であるはずの人間のチカラは ゼロにひとしいと捉えられ 無気力に落ち入りがちになる といった一面もあるのではないでしょうか。
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ん~。



結論は、後の世代に・・・。
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