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お世話になります。
平成13年度から税効果会計処理を採用しておりますが、一昨年から繰越欠損金が続いており、繰延税金資産の資産価値が無い状況に陥っております。
今後、しばらく課税所得が無いと判断される場合には、たとえば、本年度も赤字の場合には税効果会計処理を行なわなくても良いとか、繰延税金資産を税効果調整額と相殺処理して処分してしまうといった会計処理を行ない、税効果会計を止めることが出来るのでしょうか。
上手く質問できなくてすみませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

「止めることが出来る」のではなく、止めなくてはいけません。


資産価値のない繰延税金資産を計上することは認められません。りそな銀行が国有化されたのも、繰延税金資産の計上を否認されて自己資本不足に陥ったからです。事業が改善される予想ができないのなら、大幅欠損になるかもしれませんが、繰延税金資産を取り崩す必要があるでしょう。ただし、その結果債務超過にでもなれば、金融機関などの対応は相当厳しくなると予想されます。貴社としてのメリットはありません。繰延税金資産を取り崩したいという希望は、ちょっと珍しいですね。普通は取り崩さなくてはならないのを、なんとか取り崩さないですませられないかを検討することが多いのですが…。
積極的に止めたい理由がなにかあるのでしょうか?
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この回答へのお礼

ご丁寧にご回答いただきありがとうございます。
利益が出ている時期に税効果会計を導入し、ここ数年損失の決算が続いていたものですから、なんとか良い方法に進むよう検討してまいります。

お礼日時:2005/04/18 15:56

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