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「この事件は私にとって衝撃的でした」
はよく聞きますが、最近は
「この事件は私にとって衝撃でした」
も聞くようになりましたがこれはどうなのでしょう。
「衝撃的な事件」
は聞きますが、まだ
「衝撃な事件」
というのは聞いたことがないような気がします。

質問者からの補足コメント

  • .
    (私にとって)
    「大きな」が付くと不自然さが無いです。

    〇 この事件は私にとって大きな衝撃でした
    × この事件は私にとって衝撃でした
    〇 この事件は私にとって衝撃的でした

    不思議です。

      補足日時:2023/01/25 08:13

A 回答 (13件中1~10件)

No.5でコメントした者です。



 少し補足します。
 感覚〝的〟には質問者に同感です。ただ、それを論理的に説明するのは相当の難題で。
 ※この「感覚的には」の「的」を外すなら「感覚としては」「感覚では」あたりでしょうか。
 そうなると、「どちらも間違いではない」というしか……。
 以下、論理性皆無の感想なので、ご参考まで。

  この事件は私にとって衝撃的(なもの)でした
  この事件は私にとって衝撃でした
 どちらも「間違い」ではないでしょうが、自分では後者は使わないと思います。
「衝撃的(なもの)でした」とか「(この事件には)衝撃を受けました」あたりを使います。
 どちらが「本来」で、どちらが「新しい」のかはわかりませんが。

 ほかの例で考えます。
  この事件の結末は悲劇的(なもの)でした
  この事件の結末は悲劇でした
 どちらも「間違い」ではないでしょうが、自分では後者は使わないと思います。
「この事件の結末は悲劇的(なもの)でした」あたりを使います。

  その様子はとても神秘的でした
  その様子はとても神秘でした
 自分では後者は使わないと思います。後者は「間違い」ではないでしょうが、かなり異和感が……。
 この例文だと、なぜか「その様子はとても神秘的(なもの)でした」の(なもの)はないほうが自然な気がします。

  その様子はとても感動的でした
  その様子はとても感動でした
 これも後者にはかなり異和感があります。こういうときに「感動モノ」「鳥肌モノ」あたりを使うのは新しい用法ですかね。
 これも「その様子はとても感動的(なもの)でした」の(なもの)はないほうが自然な気がします。

 ここまでは、いずれも「的」をつけるほうが自然に感じます。ところが……。
  そこに広がる風景は驚異的でした
  そこに広がる風景は驚異でした
 これだと、「的」がないほうが自然に感じます。理由は……不明です。
 もしかすると、「自然の脅威」(こちらは〝脅威〟でしょう)という言葉をうっすらと意識しているのかもしれません。例文によっては逆になるかも。よくわかりません。

 法則性のようなものを見つけるには、もっと多くの例で考える必要がありそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私の質問の意図が明確でなかったかもしれませんが、
最近「この事件は私にとって衝撃でした」という言い方をよく聞きますが違和感はありませんかというのが質問の趣旨でした。
どちらをよく聞きなれているかによるのでしょうね。
論理的/文法的にどちらが正しくてどちらが間違いというのは難しそうなので。

お礼日時:2023/01/23 21:40

「衝撃」は名詞で形容動詞の意味はないと思います。

ですから「衝撃な・・」もありません。

「衝撃でした」は品詞分解すると次のようになります。

名詞「衝撃」+助動詞「だ」(断定)の丁寧語「です」の連用形+助動詞「た」(過去)の終止形

あまり目や耳にはしませんが、語法として誤りではありません。
「衝撃的、衝撃」の回答画像13
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>>(私にとって)


「大きな」が付くと不自然さが無いです。

これは次の理由です。
「大きな」は形容詞「大きい」の語幹「大き」+肯定判断辞の連体形「な」で属性を表しており、名詞「衝撃」の属性を強調しているので自然な表現になります。

単に名詞「衝撃」の場合は名詞自体としての判断で、事件と衝撃は実体として異なるので不自然になります。

「衝撃の事件」「衝撃の結末」は名詞の間の関係認識の表現で、「衝撃的な事件」「衝撃的な結末」という属性表現とは異なります。

「衝撃」という単なる形式ではなく、この名詞の表す実体認識と、形容詞や、いわゆる形容動詞の属性表現との意義の相違を正しく理解する必要があります。

「自然なポーズ」の「自然」は属性表現の語で、「自然の流れ」の「自然」は名詞ですが、「衝撃」は名詞でしかないため、属性表現として使用する場合には「衝撃的」としなければならないということです。■
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No.8でコメントした者です。


 同じ質問に何度もコメントするのはあまり好きではないのですが……。
 
 質問者の疑問が、
>最近「この事件は私にとって衝撃でした」という言い方をよく聞きますが違和感はありませんかというのが質問の趣旨でした。
 ということなら、すでに書いたとおりです。
 個人的には異和感がありますが、「間違い」とはいえないと思います。

 それよりもNo.10のかたのコメントがあまりにも興味深くて。
 ただ、たしかに〈もはや質問者様の意図を越えているような気も〉するのでここにはこれ以上書きません。
 リンクの形で失礼します。
【衝撃的、衝撃 goo 辞書】〈2〉
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984230927&owne …
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賑わってますね。

もはや質問者様の意図を越えているような気もしますが。(^_^;

No.6さんが仰るように、「衝撃な事件」は、本来は「衝撃の事件」が正しい。「名詞+[格助詞]の」による連体修飾ですね。例えば、「衝撃の結末」とは言いますけど、「衝撃な結末」とは言いませんよね。。

ところが、状態を表す際の「名詞+の」表現は、どうも文語的で大仰なイメージがあって、それが徐々に形容動詞的な表現(「名詞+的な」も含めて)に移行しているような気がします。No.5さんが例示された「神秘」「驚異」もそうで、「神秘の湖」とか「驚異の大サーカス」とか確かに使うんですけど、文語的で見出しを読んでるみたいですよね。日常会話に組み込むには抵抗があるので、「神秘的な出来事」とか「驚異的な事件」のような「形容動詞」的(!)な表現に移ってきているのではないでしょうか。勝手な憶測ですが。いずれ「名詞+の」は所有格を表す場合にのみ使われ、状態を表す時は「名詞+な」に完全に移行するかもしれないですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/01/24 16:01

>>「この事件は私にとって衝撃でした」


には違和感がないということですね。

この場合は実体としての捉え直しで、

 彼は弟です。

と同じで、性質を表す、ごく普通の表現です。

接尾語「的」は実体認識を表す名詞を属性表現の語に変えます。
「人間的」「楽観的」「平和的」「感覚的」など、形容詞と同じ性格の語になりますが、活用を持ちません。そのため、肯定判断を表す助動詞「な」を介して名詞に接続します。

つまり、いわゆる形容動詞と呼ばれる品詞の語幹と同じです。

これが論理的に正しい説明です。

なお、形容動詞という品詞分類は誤りで、詳細は下記を参照下さい。

<形容動詞>説は誤りである
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9598 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/01/24 16:01

衝撃は名詞です。



「的」が付くと属性表現の語になります。

「この事件は私にとって衝撃でした」
の場合、事件を実体として捉え表直して表現しています。

衝撃は名詞なので「衝撃な事件」にはなりません。

「な」は肯定判断を表す助動詞の連体形です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「この事件は私にとって衝撃でした」
には違和感がないということですね。

お礼日時:2023/01/23 17:14

「衝撃事件」とか「衝撃の事件」といえばいいだけでは?

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どの程度のコメントを求めているのかがわからないとコメントしにくい気がします。


 簡単に済ませるなら、「辞書をひきましょう」で終わってしまうような(下記参照)。

 名詞の「衝撃」に「的」がついて形容動詞の語幹になっているのでしょう。
「衝撃的でした」は形容動詞の用法で、「衝撃でした」は名詞の用法。どちらを選ぶのかは、個人の趣味の問題。
「衝撃」は名詞なので、「衝撃な事件」は誤用(現段階では)。
 このあたりに関してはNo.4のかたが書いてるとおりでしょう。
 No.4のかたのコメントはほかの面でも注目すべき。
〈よく似た例に「悲劇的」と「悲劇」があります〉……か。これはほかにもありそう。
「驚異」と「驚異的」、「神秘」と「神秘的」etc.……
 何か共通性があるのでしょうか。
===========引用開始
但し、近年、名詞を形容動詞として使用する範囲が劇的に拡大しているので、「衝撃な」も使われるようになるかもしれません。「大人な女性」「ワインな日々」「ビールな気分」「ダイバーシティな社会」等。
===========引用終了
「大人な女性」はたしかに微妙かも。「ワインな日々」「ビールな気分」はまだ誤用だろう。「ダイバーシティな社会」……横文字ですからねえ。
 これの代表格は「美人なお姉さん」かな。

 さらに突っ込んだことを書き始めると、かなりの難物になります。
 詳しくは下記をご参照ください。
【衝撃的、衝撃 goo 辞書】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984218120&owne …

 以下は一部の抜粋(重言)。
 まず、下記に書いたように『デジタル大辞泉』の記述は相当怪しい気がする。
【「的」──「わたし的には」「個人的には」「将来的には」】2016-08-25
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2863. …

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/150874/m0u/
================引用開始
てき【的】
[接尾]
1 名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる。
㋐そのような性質をもったものの意を表す。「文学―表現」「詩―発想」
㋑それについての、その方面にかかわる、などの意を表す。「教育―見地」「政治―発言」「科学―方法」
㋒そのようなようすの、それらしい、などの意を表す。「大陸―風土」「平和―解決」「徹底―追求」
2 人名や人を表す語(また、その一部)に付いて、親しみや軽蔑(けいべつ)の気持ちを込めて、その人を呼ぶのに用いる。「取―(=下級の力士)」「泥―(=泥棒)」「幸―(=幸次郎)」
[補説]1は、中国語の「の」の意味に当たる助辞の使い方にならって、明治時代の翻訳文のなかで、英語の‐ticなどの形容詞的な語の訳語に「的」を当てはめたことに始まる。
名詞以外にも、「彼は『犬も歩けば』的な慣用句を多用する癖がある」「彼の上から物申す的な態度が気になる」のように文や句を受ける用法もある。
また最近、「わたし的には~」「ぼく的には~」という若い人が増えて批判の対象となった。これは「わたしは~」「ぼくは~」と直截に言うのを避けた言い方である。「わたしとしては~」「ぼくとしては~」とぼかした表現で、「個人的には~」「将来的には~」などと同じ用法と見てよい。
→方(ほう) →とか
================引用終了

『大辞泉』の「2」と『大辞林』の②はほぼ同じ。『大辞泉』の「1」と『大辞林』の①もよく似ている。ただし、㋑㋒が逆になっている。この㋐~㋒の分類が適確か否かは、当方には判断できない。
 たとえば「個人的(な)見解」はどれなんだろう。「個人らしい見解」と考えれば『大辞泉』の㋒(『大辞林』の㋑)かな。「個人ふうの見解」と解釈するなら㋐かもしれない。まあ、どう分類しても大きな違いはないだろう。問題は『大辞泉』の[補説]の記述。

>名詞以外にも、「彼は『犬も歩けば』的な慣用句を多用する癖がある」「彼の上から物申す的な態度が気になる」のように文や句を受ける用法もある。
 たしかにこういう使い方をしないことはない。でも正統派の日本語とは思えない。まだ俗用の範疇じゃないかな。もう少し一般的な言い方に書きかえる。
「彼は『犬も歩けば……』の類いの慣用句を多用する癖がある」
「彼の『上から物申す』という感じの態度が気になる」 
 後者に関しては、「彼の上から目線の態度が気になる」くらいのほうが(現代では)自然な言い回しかも。「上から目線」も俗用、と主張する人がいたら、逆らう気はない。
 問題は「わたし的には~」「ぼく的には~」って言い回しの是非。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〈1 名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる。〉という断定はなんなのだろう。
「そういうことがある」ってことだろう。
「辞書的にはアリ」あたりはもはやフツーに使うだろうが、「鉛筆的」とはまずいわない。これも考えはじめるとひとつのテーマになる。 
「わたし的には~」「ぼく的には~」あたりはどう考えればよいのだろう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「この事件は私にとって衝撃的でした」
は従来から使われている表現で、
「この事件は私にとって衝撃でした」
は最近使われ始めた表現で、私には違和感がある。
と思っていたのですが私だけの思い込みのようですね。

お礼日時:2023/01/22 21:33

「衝撃的」は形容動詞で「衝撃」は名詞だから。

「だ」は両方に付くけど「な」は形容動詞にしか付かない。かつ、どちらもあまり意味が変わらないから、混同しやすい。よく似た例に「悲劇的」と「悲劇」があります。

但し、近年、名詞を形容動詞として使用する範囲が劇的に拡大しているので、「衝撃な」も使われるようになるかもしれません。「大人な女性」「ワインな日々」「ビールな気分」「ダイバーシティな社会」等。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「この事件は私にとって衝撃でした」
も別におかしくないということですね。

お礼日時:2023/01/22 17:34

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