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網野善彦が対談で次のようなことを語っています。

<いま、室町や江戸初期の古い建物を修理復原できる技術者が非常に減りつつある。それから仮にその人達がいたとしても、釘がない。>
 ーいまの技術は進んだといわれるがー
<その技術では神社やお寺の建物に使う一〇センチほどの釘が打てないのです。>

質問は、ここで触れている釘は、現代の釘とどこが違うのでしょうか?

A 回答 (9件)

引用文<その技術では神社やお寺の建物に使う一〇センチほどの釘が


打てないのです。>は意味不明です。

現在の大量生産の丸釘は適度に炭素を含む硬い線材を加工したものです。
これに対して、和釘は炭素含量の低い軟鉄を加熱し、熱いうちにハンマーで
叩き鍛錬しながら釘の形に成形したものです。鍛錬の過程で釘の表面に
酸化被膜ができ、黒ずんだ色になります。一本一本全て手作りです。

両者の違いは、1)適度に硬い鉄を使うか、軟鉄を使うか、2)塑性加工か、鍛造か、3)量産か、手作りか です。

<その技術>とは何でしょうか? <その>が「大工」なら後との続きが
変です。<その>が「釘」なら支離滅裂です。

言いたいことは「和釘を作る職人がもう居ない」でしょう。
それと、「(洋釘では)神社やお寺の建物に使う(時に)一〇センチほどの
釘が打てないのです(打てない時がある)」ではないでしょうか。
( )内は補足です。

訂正した文は「和洋釘は神社やお寺の建物に使う時に、一〇センチほど先に木の節が有り洋釘が打てない時でも、打てるのです。」でしょう。

和釘は軟鉄のために節を避けるように打込めるのです。
和釘は鍛造時にできる酸化被膜により錆びにくく、錆びの進行が表面層で
留まると云う利点もあります。

次のHPを参考にしてください。
https://wakugi.com/wakugi/
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました。
引用を手抜きしたせいでご迷惑をおかけいたしました。

改めて次のように引用します。
<いま、室町や江戸初期の古い建物を修理復原できる技術者が非常に減りつつある。それから仮にその人達がいたとしても、釘がない。釘がないから昔どおりの復原はできない。たかが釘といっても、いまのこれだけ高いレベルの製鉄所があっても、新幹線のレールができても、その技術では神社やお寺の建物に使う一〇センチほどの釘が打てないのです。そうすると、釘が悪いから、修理ができても何年もつかと心配しているのです。>

御回答は
<和釘は軟鉄のために節を避けるように打込めるのです。
和釘は鍛造時にできる酸化被膜により錆びにくく、錆びの進行が表面層で
留まると云う利点もあります。>なのですね。

お礼日時:2023/01/31 15:50

なんだろうね、多くの回答があるように『倭釘』なんて沢山残っているし、つくろうと思えば作れる。


そもそもにおいて『道具が無いから作れない』なんてことを昔の人が言っただろうかと想像するに、伝えられていないものは物ではなく精神というべきではないだろうか。
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この回答へのお礼

ノーコメント

お礼日時:2023/02/02 10:01

和釘は叩いて作る。


https://kajidojo.com/wakugi/

洋釘は線材を切って作る。
https://www.max-ltd.co.jp/about/company/trivia/n …
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございます。
<和釘は叩いて>  日本刀並みですね。
<洋釘は線材を切って>ですね。

お礼日時:2023/01/31 15:18

主として鉄分の含有量です。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
微妙な<鉄分の含有量>によるのですね。

お礼日時:2023/01/31 15:11

刀剣と同じ技法で作りますから、数百年もちます。

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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございます。
<刀剣>と同じく<数百年もちます。>ですね。

お礼日時:2023/01/31 15:11

昔の釘は鉄釘明治まで使われていました


頭が丸くて先が平ら
今の釘は頭が平らで先が丸いものです
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました。
<頭が丸くて先が平ら>な<昔の釘は鉄釘明治まで使われていました>ですね。

お礼日時:2023/01/31 17:35

釘を打ち込んだあとで抜けてこないように


わずかに釘を歪めて作ってあるらしいです。
なので真っ直ぐな釘の打ち方しかしらないと
売っているときに曲げてしまうらしいです。

あるいは、釘の材質が違っていて
打ち込んだあとで曲がるようになっていて
それで「抜け」を防ぐんだとか。
それも打ち方が下手だと曲がってしまいます。
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございます。
<抜けてこないようにわずかに釘を歪めて>なのですね。
職人さんはそれをふまえて釘を打ち込んでいるのでしょうね。

お礼日時:2023/01/31 14:57

伊勢神宮20年に一度二つある社をつくりかえ技術継承、組んでる工法だから釘にかわるもの、


材木も伊勢神宮内から調達
千年式宮、いきました
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました。
<技術継承>がしっかりとできているのですね。

お礼日時:2023/01/31 14:53
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました。
和釘なのですね。
<「和釘」は、制作された時代によって頭の部分などに違いがありますが、太く角張った軸で表面積が大きいことが最大の特徴です。>

お礼日時:2023/01/31 14:50

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