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https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%B8%B …

この建物に関わらず、有名建築家が手がけた建物が数多くありますね。
①美術館や体育館などの求められた機能を満たしつつ
②俺さまの建築デザインの凄さを見せてやるって感じの奇抜な建築デザイン

その多くはこの記事と同様に、老朽化で補強や補修の必要が出てきたけど、建築家のかっこいいデザインのために、改修が難しいという問題も浮上してませんか。

では、これから
③老朽化した後、補修しやすいとか、解体しやすいとか、

①②の条件に加えて、③の老朽化後のことも建築の構造で考慮する必要があると言うことでしょうか?

A 回答 (2件)

本文を読むと、耐震補強工事が困難、とある。


おそらくこれが本音だろう。
日本の耐震基準は度重なる大震災で改正、強化を重ねてきた。
古い建物が当時の耐震基準を満たしていても、その後に法改正がされれば改正後の基準には満たないわけ。

じゃ、どう補強をするか?だが、自治体でも個人や法人でも予算の縛りがある。
青天井にカネは注ぎ込めない、なら今の使い勝手と勘案して解体、建て替えも候補になる。
この事例は耐震補強が困難だったのだろう。

例として階段しかない古い建物にエレベーターやエスカレーターを付けたいとしよう。
この場合は単に区画を作って昇降機をセットすればいいわけじゃない。
既存の建物が現行法に合っているか、現行法の耐震基準を満たしているか?が大切で、昇降機のようなリフォームだけでも建物全体の改修工事を要求されてしまう。

補修以外に手を付けられないジレンマだ。

写真を見るとパラペットの先もカビだかで黒ずんでいる。
たぶん鉄筋の爆裂もあるだろう。
これ当時はコンクリートの打ち放しが流行ったと思うけど、打ち放しによる圧倒的な存在感を出したかったのでは?
打ち放しは躯体にダメージを与える、なら自分ならクリアでも吹いて(質感はやや変わるが)コンクリートの表面を保護したい。

自分はこれら当時の建物を客寄せパンダとは思わない。
戦後モダニズム、少なくとも丹下健三氏は我が国を世界に知らしめた巨匠だ。
建築は設計者ありき、でなく、カネを出すクライアントとの詰めなわけで、設計者の独り善がりは通らない。

時代の流れ、そして酸性雨など環境による変化、社会の変化、度重なる自然災害、そして戦乱、、、未来を建築家に予言させるのは無理ゲーだし。
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①は当然ですが、


②をすると特殊な工法を取らざるを得ないケース(海の体育館)が多々あり、そのことが維持管理や補修を難しくしている(経費も高くなる)大きな原因となっています。
②は所詮客寄せパンダの色彩が濃い(設計経費も高い)ので、
②は止めて、
①と③で検討することが自治体などには求められると思います。
建築物は、建築経費よりその後の維持管理が高くつくケースが殆どです。
税金の無駄使いにならないように箱物建設は慎重にやって貰いたいです。
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