酸素の発生について。 酸素を発生させる実験として、二酸化マンガンとうすい過酸化水素水を使う実験があり

酸素の発生について。
酸素を発生させる実験として、二酸化マンガンとうすい過酸化水素水を使う実験がありますが、二酸化マンガンは過酸化水素水の分解を手助けする役割があるのですよね？
ということはあくまで二酸化マンガンは実験で効率よく酸素を集めるために使われているだけで、このような触媒を使わずとも、過酸化水素水自体は常に勝手に分解されて、酸素を発していると考えていいのですか？
宜しくお願い致します。

No.2 ベストアンサー 回答者： xs200 回答日時： 2023/02/11 09:58

自然に分解するので保管容器には通気孔のあるふたが使われます。

EUのリスク評価書には0.45 μmのフィルターをとおした自然水での半減期は25時間から100時間とあります。
https://publications.jrc.ec.europa.eu/repository …
P.29

市販品では分解しにくいようにリン酸が加えられています。濃度3%のオキシドールでさえ、ふたを開けるときには圧力が高くなっていることがあるので瓶口を顔に向けるなとの注意書きがあります。