プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

お願いします。
日本という名のアメリカ本土を守るための防弾チョッキは今回長距離ミサイルを追加、イージスシステムなどいろいろな最新装備が付いたチョッキに仕上がりそうです。

A 回答 (2件)

日本、韓国、台湾は「反共の防波堤」と言われています。



日本が赤く染まれば、太平洋の向こうはすぐにアメリカ本土です。

日本の太平洋側に軍港を整備して、潜水艦をアメリカ本土のソバまで配置することが出来ます。

アメリカにとっては、喉元に刃を突きつけられることになるのです。

だから、それを阻止するためには、何が何でも防波堤としての役割が求められるのです。

一方、日本も日米安保でアメリカに守られるというメリットがあります。

ただ、アメリカの国力が強大で軍事力も桁外れというときであれば、反共の防波堤の後ろに控えるアメリカが脅威ですから手を出してきません。

ところが、アメリカの国力が落ち、中国の国力、軍事力が強大になれば、以前よりもアメリカの脅威は弱くなっていることになります。

それはアメリカにとってはマズいので、日本の防衛力強化という名目で、アメリカの武器を買わせて日本の軍事力を上げて、アメリカの弱体化を補おうとしているのです。

日本の防衛力2倍は、日本のためではなく、アメリカのためですよ。

ま、これがアメリカのポチの立場を選んだ日本の運命ですけどね。
    • good
    • 0

アメリカが自国防衛に太平洋や大西洋の端から端まで影響力を持てるならその通りです。



戦前を思い出してください。なぜ日本海軍は真珠湾攻撃ができたのか?
それは「アメリカの自国防衛能力が太平洋の半分までしかなかった」からです。残りの半分は《日本の防衛地域》で簡単にいえば南洋庁の管轄範囲が日本の防衛勢力圏でした。

南洋庁の管轄エリアには米海軍の警戒が入れないので、真珠湾のかなり近くまで見つからないで移動できたわけです。

こういう状態だったからこそ「日本とアメリカは太平洋で戦争した」わけで、建国以来初めて《自国領土》に攻撃を受けたアメリカは、終戦後「絶対に自国領土に攻撃させない布陣》敷くことになります。

これが日本が「アメリカ本土を守るための防弾チョッキ」なる元々の原因ですし、朝鮮戦争もベトナム戦争も、台湾有事もアメリカが介入するのは全部同じ理由です。

だからアメリカから見たら、間違いなく日本は「アメリカ本土を守るための防弾チョッキ」だし、そのために米軍基地をおいているわけです。

問題はこれを「日本側からどう評価するのか?」です。

左翼は「アメリカの犬、米軍を撤退させろ(そうすれば日本に対する中国の影響力が大きくなる)」というし、極右も「アメリカ属国なのは日本の恥、米軍なんて要らない(核兵器をもって日本軍を復活させればよい)」ということを言います。

どちらも単純すぎる

実際問題として「日本がアメリカの防弾チョッキを止める」ということは《アメリカにとって日本は利用価値がなくなり警戒すべき仮想敵国になる》という事を意味します。

なぜなら日本こそが「世界でもっともアメリカ本土を襲撃できる、アメリカにとって一番近い国(しかも、一度アメリカ本土への攻撃実績あり)」だからです。

それを踏まえて
>今回長距離ミサイルを追加、イージスシステムなどいろいろな最新装備が付いたチョッキに仕上がりそうです。

という点をみれば「アメリカのお金や技術で、日本を防衛する手伝いをしてくれる」という事を意味します。

中国は歴史的にずっとGDPが世界一の国(むしろ20世紀の貧乏の方が例外)ですから、隋唐や元そして清のように「日本は常に中国の脅威に一国で立ち向かってきた」わけです。

でも今は、日本の後ろにアメリカが居て《ユーラシア大陸から脅威を全部排除したい(もちろん日本が脅威側に変わるのもイヤ)》というアメリカの防衛概念からすれば「日本が敵国側に変わるのはめちゃくちゃ困る」といえます。

だから日本は、戦後アメリカに協力して、ずっと防弾チョッキの役割を果たしてきたわけです。その代わり日本は自国防衛の役割の半分以上をアメリカに押し付けることができたわけで「日本は自国防衛のための防弾チョッキを、アメリカのお金と技術でやってもらっている」ともいえるわけです。

それが現実の国際関係です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!