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今では文理融合というか、文系と理系を横断的に学べる教育に注目が集まりつつありますが、そもそも文系と理系に分けていた時期というのは何かしらの理由があったからだと思うのですが、文系と理系に分けた教育を行ってきたことで、何か良い面があったのでしょうか?

A 回答 (4件)

人間の認識能力や記憶力には限りがありますから、平たく言えば



・広く浅く



・狭く深く

かのどちらかを選択しないと、「少年老い易く、学成り難し」「人生は短く、学問(芸術)は長い」ということになるからでしょう。

ひと時期は「専門化、深化」(狭く深く)が叫ばれていました。
それだけ「専門分化」して、それを「効率的に」養成する必要があったのでしょう。「コスパ」「タイパ」が求められたわけです。
大学の受験科目にないからといって、高校で「文系コース」だと「理科」を学ばないし、「文系コース」だと「社会」を学ばないし。
それで「自立、自律した個人」が出来上がるとは思えません。だから「よく分からないから」と選挙にも行けない。恋愛も結婚もできない。

ただし、その「縦割り、細分化」だけでは現代の複雑な問題解決ができなくなってきて、「複数領域の横断的な」人材が必要になってきたのだと思います。要するに「ちょこっと広く浅く」も必要になってきたということ。

ただ、質問者さんのおっしゃる「文系と理系を横断的に学べる教育」って、いったい何を指しているのでしょうか。
ひょっとして「リベラルアーツ」ということですか?
その程度のことなら、古代ギリシャの時代から「リベラルアーツ」はすべての学問の基本・基礎とされてきたんですけどね、文系・理系に関係なく。
むしろ、「専門が大事なのだから、リベラルアーツなど必要ない」として「専門バカ」ばかりを作ろうとしてきた政治家・完了・財界が「近視眼」過ぎて、多くの若者がそれに踊らされてきただけということなのでしょう。

ロボットやAIが発達してきた現在そして将来において、人間は何をするのかが問われているということです。


リベラルアーツ
https://frompage.jp/ynp/liveralarts/
https://www.obirin.ac.jp/academics/arts_sciences …
https://www.icu.ac.jp/whyicu/page_03.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99 …
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そもそも文系と理系に分けていた時期と


いうのは何かしらの理由があったからだと思うのですが、
 ↑
明治になって、一刻も早く西洋に
追いつく必要があったからだと
言われています。

分けて学んだ方が、効率的だからです。
物理と文学を2時間ずつやるよりも
物理は物理だけに絞って
物理を4時間やるほうが、物理の修得には
早いです。





文系と理系に分けた教育を行ってきたことで、
何か良い面があったのでしょうか?
  ↑
西洋に近づくスピードが速くなりました。

反面、数学の出来ない文系などが
排出されるようになります。

だから、未だにノーベル経済学賞が
とれないのです。

ノーベル経済学賞では、高等数学を
駆使する論文が評価されます。
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元大学教員です。

「横断的に学べる教育」なんてしていますか?単に,ある研究分野が発展した結果,かつて理系・文系と分けていた分類に入らなくなった分野があって,そこを研究する学科や学部が創設されているだけではないでしょうか。そして個々の研究室でも,かつての理系・文系と分類された片方だけを使って課題解決ができない対象に挑んでいるだけ。数学が必要な経済学的な研究とか,歴史学が必要な工学的な研究とか。高校の文系・理系は,受験科目がそのように主に分かれていたからだし,今も分かれているわけです。ま,経済学部の入試で数学が必要な問題も出ているのかもしれませんが,必要なのは理系の数学の知識です。文理融合の数学なんてのは無いと思いますけど。
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数学が壊滅的に出来ない学生もいますから、文系の科目だけで卒業に必要な単位を取れる様にしないと、入学したけど単位取得出来ずに詰んでしまうという事があります。

優秀でも何かが決定的にダメという人はいて、例えば正岡子規は英語で苦労した様です。
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