全米脚本家組合ストライキの憂鬱

全米で1万人以上の脚本家が加入する全米脚本家組合がストライキを行っています。
気になるのは彼らの要求項目のうちAI規制に関することです。

全米脚本家組合が映画、テレビ業界その他に要求するAI規制とは、

１．制作会社が人工知能（AI）を使って脚本家の過去の台本から新たな台本をつくらないこと。
２．AIが作成した台本の手直しを脚本家に依頼しないこと。

つまり脚本の仕事にAIが入ってきたら脚本家の仕事と生活が成り立たないということです。
私はこの記事を見てただただ悲しいです。
皆さんはどのように思いますか？

No.1 ベストアンサー 回答者： 春閑 回答日時： 2023/05/08 08:38

脚本家の要求は制作会社がAIを使って脚本を作るなということです。

つまり、AIを使って脚本を作る権利は、組合に所属している脚本家にのみあるということでしょう。

どう転んでも、映画観客やテレビ＆ネット配信ドラマの視聴者は、AI脚本の作品ばかりを見せられることになる。
近々、漫画やアニメ作品がすべてAIが作ったものになり、そのうち実写風の映画やドラマも、すべてAIが作ったものになるでしょう。
もう監督もカメラマンも誰もが失業だ。

合掌。

この回答へのお礼

アメリカでは脚本家が労働組合もっているってさすがですね。

で、AI潮流の第一被害者は脚本家であったという事実です。
つまり現代AIの得意分野は言語能力であり、物書きであるということの証です。
これを考えるとその延長上にある物書きの多く、すなわち作詞家、作曲家、評論家、推理小説家などなどがことごとく廃業に追い込まれるということです。

お礼日時：2023/05/08 09:12

No.2 回答者： FADEDLOVE 回答日時： 2023/05/08 10:31

とくに

アメリカの映画社会では
昔から組合組織は強い

映画のラストに流れる
スタッフのテロップでも
それまでは
監督の指示で作られていましたが
今では
組合の作成した名前のテロップでなければ
ならないと抗議しました

それ以降
監督が名前を知らなくても
顔を見たことがない人でも
関わった人すべてが
流れるようになりました

ただし
テロップが長くなりましたがね

有名なのは
映画「バットマン」

バッタマンがビルの壁を
降りるシーンは
CGでしたが
地面に着地したシーンも
CGでしたので
俳優組合から
地面に着地したら
これは俳優の仕事であって
CGはおかしいと抗議があり
撮り直しました

悲しいというよりも
こういう動きは
世界中の同じような仕事をしている人たちにとっては
素晴らしいことですね

アニメでもそうですが
泣き言ばかり言って
なかなか大きな声に
ならないことの方が
悲しいですね