食べすぎが続くと胃拡張になるといいますが、
体にどのような害がありますか?
また、小食に慣れれば戻るものですか?

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A 回答 (1件)

疾患概念としては「胃拡張」の定義にハッキリしたものはありません。


病的意義がある疾患には普通、疾患の定義があり、根拠に基づいた治療方法が示されています。
そういう意味で、定義が定着していない「胃拡張」という状態は、病的意義がない、もしくは特に治療をする必要がないとみなされているわけです。
「胃下垂」「胃アトニー」という病名は存在します。胃下垂は、胃のバリウム検査で胃の最下端が骨盤の最上のラインより下にある状態と定義されています。胃アトニーは胃下垂の状態に、更にバリウムの通過が悪い(腫瘍など明らかにバリウムの通過を障害する要因がないにも拘わらず)=胃の運動機能障害が加わったものです。しかしこれらの状態でさえ、即治療を要する病気であるとはされていません。症状(もたれ感や膨満感)が強く、治療を要するとしても、その中心は薬物治療(胃の動きを改善する薬など)です。
過食が続けば胃拡張になって、たくさん食べないとお腹いっぱいにならなくなるとか、小食なら胃が小さくなるとか、世間では言われていますが、それを医学的にbefore/afterで比較検討して証明した人はいません。それに解剖学的に考えて胃の大きさそのものが、食事や空気で物理的に拡げる以外の理由で、そう簡単に大きくなったり小さくなったりするとは考えにくいと思います。
そもそも空腹感や満腹感というのは胃の何%が満たされたから起こるというよりは、糖濃度を感知して脳が起こす要素の方が強いです。動物が生存していくために、血中の糖分を良好なレベルに保つことは大変重要なことで、そのための身体の反応です。長期入院で絶食していても点滴でカロリーコントロールをしていれば不思議とお腹がすかない所以です。
話がそれましたが、「胃拡張」が体に害になるということはないと考えて良いと思います。また小食に慣れれば胃の大きさが元に戻るとかそういうことでもないと思います。
それよりは「食べすぎ」そのものが有害(カロリー過剰摂取→糖尿病や高脂血症など生活習慣病の温床となる→将来重大な心疾患や脳神経疾患に繋がる恐れがある)であると言えます。また小食に慣れれば、少ない食事の量でも満腹感を得られるようになると言うことは言えると思います。
腹8分目の量で規則正しい時間に摂る。健康な食事の基本です。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましたが、大変的確な解答をどうもありがとうございます。
世間で言われている健康知識は、医学的には間違いなことが多いのかもしれませんね(>-<;)
あんまりそれに踊らされないようにしないといけませんね。
腹八分目を心がけていと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2005/05/01 16:34

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