とっておきの手土産を教えて

理系と文系の総合科学分野の大学教員(若手准教授)がいます。

学部3,4年生を対象とするゼミや卒論指導でもそうですが、とりあえず色んなテーマを扱い、それぞれのテーマで学生に文献調査など発表させるのですが、指導する中で教員自身がその研究に専門的な知識や業績があるわけではなく、したがって、その教員の知り合いを学生に紹介することで、大事な研究計画には大きくかかわりません。そのテーマに関連して教員自身が知っている話は色々としますが、研究計画を立てるには全然役に立たない話ばかりです。いつもご自身の知り合いが多いことを自慢しているように、誰々いるから紹介するよ~みたいな話ばかりです。その前任の教員の影響でしょう。まったく同じことをさせたので。

その教員自身はあっちこっち共同研究をしているので、ある時点から学生をそこに誘導してその研究の実験に参加させます。そして、教員自身がやるべき業務としてデータの整理や原稿執筆を学生にやらせ(それも勉強だという名目で)、その代わりに学生を学会発表や報告書に連名で名前を載せることをします (なぜか学生は喜ぶらしいです)。だからコントロールタワーの役目はするけど、あとは知り合いの研究者(主にその研究室出身の卒業生)たちを中に入れて学生たちと何とかやっていくという流れです。学会要旨集を見ると本人は第1著者で、学生5,6人がずらりと連名となりますが、こういう研究室をたまに見かけますが、これが学生の就職時のキャリアに役に立つと思っているらしいですが、私は全然役に立たないと思います。ちなみにこの教員は学術論文はほとんど書きません。この体制で論文を書けないのは当然かもしれません。その代わり学外の報告書はたくさん書きます。

私は自分の研究は自分で行い(学生にはやらせない)、あるいは自分の研究テーマを学生にあげますが、私の方で直接指導し、実験や執筆は学生自身で行い、論文や学会発表の場合は学生が第1著者になるようにしています。知り合いがいなければ研究できないということはないようにしています。

大学関係者のご意見を教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

工学部の元教員です。

当然ですが,卒論も修論もテーマは我々教員が提示します。学生は学会誌すら読みませんからテーマなんか提案もできないからです。そして,4年生以上は研究室の研究スタッフですから,学生が選んだテーマの研究は学生と一緒に実施し,うまくいけば学会論文集や国際誌に投稿しています。第一著者は学生だったり僕だったりです。国際誌の場合には学生(博士課程には進学しない)にとってのメリットが無いので僕が第一著者です。理論と基礎的な数値解析程度なら自分一人でも研究していますが,たいていは学生と一緒にやってて,思いもかけない(僕がボンクラだからかも)発見をすることもあります。大事な研究スタッフです。
 ただし,他の教員がどうしようと勝手ですから,何とも思いませんし,口も出しません。それぞれの研究室に個々の文化がありますから,言っても無駄です。その准教授のところの学生の主査は誰がやるのでしょう。准教授がわからないテーマでも主査が務まる大学なのでしょうか。他の研究室のことなんてどぉでもいいのではないですか?
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「誰々いるから紹介するよ~」なら紹介してもらえば済む話ですね。



厳密に言えば、教員と専門が違うことなどいくらでもあることです。

「専門的な知識や業績があるわけではなく、知り合いを学生に紹介する」ということですが、その知り合いが学生の専門の範囲に入ってくるなら何の問題もないでしょう。

学生にとっては喜ばしいと思いますが。
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この回答へのお礼

紹介だけして済むなら、それは大学ではなく、ただのコンサルタント団体ですよねw。教員が指導できないならなぜ大学に教員が必要なのでしょう。

お礼日時:2023/06/02 18:39

大学は基本教えません。

自分でテーマを決めてそれが分かるゼミや講演を聴いて研究して、論文を書いて、レベルに達しているかを見て貰って卒業する場所。1年はあちこちの高校から来ているので、知識レベルを統一するために講義を受けるのです。そもそも高校で学んだ事をもっと深く突き詰めたい極めたいと専門の学科に入学しては自ら必要な講義をピックアップして、単位を取るところ出すから、指導はしません
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この回答へのお礼

卒論指導では指導しないということですね。

お礼日時:2023/06/02 18:36

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