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研究者(文系)を目指し博士課程に在籍する彼と、結婚を考えてお付き合いをしています。
博士取得後、まだは博士課程在籍中の就職に関して、文系と理系では異なると思うので、文系の研究職について詳しい方から、アドバイス等いただければと思っています。

(1)私(28歳)は、彼自身が就職をし、環境が落ち着いたら、結婚を・・・と思っていますが、文系研究職はとても厳しい世界で、いつ彼の就職が決まるのか、分からなく、結婚の時期もはっきりしないという不安があります。
文系研究職の方と結婚された方の、結婚のタイミングなどの体験談を聞きたいです。


(2)また、彼が先々、助手や非常勤講師になった場合、彼の収入で、結婚生活を経済的に維持していくのは、大変なことなのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

47歳,結婚21年の主婦です。


年代が20年違うので参考になるかどうかわかりませんが
約20年前の私と質問者さんの状況がほぼ同じですので
一応お話ししてみますね。

結論から申し上げれば,文系のかたの就職はとても難しいですね。20年前でも難しかったのできっと今はもっとでしょう。少子化や大学の経営合理化問題などがあるそうですから。

最悪の場合には質問者さんもご主人とともに一生働いて家計を支えるくらいの覚悟が必要ではないかと思います。
既にほかの回答者の方々もおっしゃっていますが,これは本当です。

幸い私の場合は当時定年まで続けていきたい仕事をしておりました。今から思えばかなり待遇のいい会社の正社員でしたのでもし主人が一生非常勤でも私が働きつづければ経済的にはなんとかなる・・という見通しのもと,結婚しました。主人の就職の可能性についてはなにひとつ楽観的な要素はなかったのですが,とにかく結婚するならこのひとしかいない,と何故かお互い思っていたのです。
今から思えば典型的な若気の至り,なのかもしれませんが。

結果的には結婚後2年で主人は母校の助手となり,私立大学ですのでそのまま正規の採用となりました。現在48歳で出身学部の教授です。ただし縁故とかコネとかはまったく関係なかったですね,これだけははっきり言えます。
ですからほかのかたがおっしゃっている縁故・・などというのはきっと大学によるのでしょう。

しかし主人のようにたまたま運がよかった者はむしろ稀で,院生時代のお友達,先輩後輩の皆さんをみていても
なかなか思うように就職できなかったかたのほうが数としては多いように思います。それでも奥様方がお仕事を続けているためか結婚に支障があったという話はほとんどないですよ。

ただし,非常勤講師の現実としては,毎年契約の更新がありますので何らかの事情でこれを切られてしまえばその大学での仕事はそこでなくなってしまいます。非常勤の仕事自体数に限りがあるものですので,何年かたつと若い人に譲らなくてはならない構造になっている場合が多いようですね。これを考えますと非常勤講師のみで暮らしていくというのは長期的に見てかなり難しく,また危険だということになるかと思います。

ですから,是非とも彼と結婚を,とお考えでしたら
彼が正式に就職できるまで待つか,それが無理でしたら質問者さんもお仕事をずっと続けるお気持ちでいらっしゃればいいと思います。文系の院卒のかたの就職って,ほんとうにケースバイケースで,実力さえあれば必ず就職できるというものでもないところが難しいです。実際,運・不運に左右されることも多いみたいですから,これが典型的なケースです,というものはないとお考えになったほうがいいかもしれません。

それから,余計なことかもしれませんが,もし就職がどこかまったく思いもかけない遠い地方の大学になってしまっても,取りあえずは赴任なさったほうがいいですよ。これを
断ったばかりに大変なことになったかたを知っています・・どこの大学であっても就職して実績を作っておけばまた何年かあとに母校に呼ばれるというケースもありますから。

彼が無事就職できますようにとお祈りしています!
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文系研究者(大学講師)の妻です.


主人は29歳,私は27歳です.
彼が修士課程1年生のときからお付き合いをしていて
修了・就職と同時に結婚しました.

早い段階から結婚するつもりではいましたが,
私たちも,そしてお互いの両親も
「任期なしの専任講師の職に就職した段階で結婚するというのが条件」
という考えを持っていました.

幸いにも,博士課程修了と同時に任期なしの専任講師の
職に就くことができたので,それを機に結婚しました.

非常勤講師は博士課程在学中からしていました.
専任講師の職に就けない研究者の方の中には,
非常勤講師を掛け持ちしながら結婚し,
生計を立てている方もおられます.
私たちの友人にも何人かいます.
収入だけで考えると,専任講師よりも非常勤講師を掛け持ちしている方が
年収が良いということもあります.
ですが,来年も続けられるという保障がなかったり,
福利厚生がなかったり...という面では問題が多いようです.
実際,友人のところも今年の春から非常勤講師の口が一つ減ってしまい
不安だという話を聞きました.

「就職がいつ決まるかわからない」というのは,
研究者を目指す彼を持つと悩みますよね...
すごくわかります.
非常勤講師を掛け持ちしてでも生活できる収入が確保できるなら
結婚しちゃおうか...と思った時期もありますが
やはり彼としてはケジメをつけたかったようです.

専任講師と非常勤講師ではいろんな面で扱いが違います.
それと,現在すでに博士課程に在籍しているならば,
博士号を取ることは絶対条件です.
とりあえず就職してから博士号を取ればいいや...と
考えてしまいがちですが,
実際には相当難しいようです.
時間的な問題もありますし,制度も変わるようですから.
焦って結婚する必要がないのなら,もう少し待ってあげた方が
彼も頑張れるだろうし,その後の生活にも安心感があります.
早く就職が決まるとよいですね.
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(1)私の知っている限りの話です。


 1人は博士課程の時に結婚していました。その人は、某市で研究職を兼任しながら大学に席を置いており、収入がそれなりにありました(奥さんも働いていた)。その10年後、学生を終え、助手として働きましたが、任期が終了した後に職がなくなり、学歴をつけるためイギリスへ研究者として奥さんを連れて行きました。3年経った今も帰ってきていません。
 もう1人は、40歳過ぎてから次期職の目途が立ち、結婚しました。他の方でも30代後半に結婚した方がいます。どの人も収入がある程度確保できてから結婚していますので、それなりの年齢になっています。

(2)助手と非常勤では異なります。非常勤は、1年毎に変動します。いつ切られてもおかしくありませんし、平均収入はご存知ですか?年収250万位ですよ。私のいた大学では、1コマ(授業時間)5万円程度でした。
 それに対して助手は月収30万位貰っていました。某私立大学では、ボーナスが月収の7倍という破格のところもありますが異例です。ただ、助手も任期があり、延長でも何年と決まっています。しかし、東○大学などでは助手といっても勤続年数が長いため、できることが違います。それらの勤務中にどれだけ論文を執筆し成果をあげられるか、多くの著名な人と誼を結んで置けるかが、その後の就職に関わりますから結構貴重です。

 結論から申し上げて、助手も非常勤も職に就くのは厳しいです。博士論文を出して、職を得た人がどれだけいるかご存知ですか?学科も分野も分からないので、異なるかもしれませんが、私のいた大学では7人博士論文を出して、大学で就職したのは0人です。皆30歳過ぎてバイトのような生活をしつつ、論文を書き、数少ないポストを待っている状態です。
 また論文の是非だけでなく、縁故も重要です。学科内で力のある先生やコネのある先生に職を紹介して貰うのも珍しくありません。研究には自費で大量に書籍類を購入しますが、そのお金が毎月どれだけ使われるかご存知ですか?あなたが家計を支えていく位の気持ちがないと厳しいと思います。頑張って下さい。
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 分野、彼の指導教授の採用コネ、所属大学、実力等が


関係してきますが、一般的に、文系の常勤就職は賭けのようなものです。分野によっては、如何に実力があっても、
採用自体が全くないものまであります。非常勤で肩書きをつなぎながら、常勤の機会を待つ方々が多いですが、それとて、いつまで堪えられるか、何ともいえません。
1.大学時代からつきあっていて、常勤就職前に結婚されていた人が多いようです。ただ、実家の支えが不可欠です。
2.助手が時限でない場合は、将来の出世(給料アップ)をあてにできますが、非常勤オンリーだと、大変厳しいです。このご時世、非常勤は、派遣社員みたいなもので
突然切られます。あなたが稼いで彼を支えるくらいでないと無理でしょう。
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