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もちあわ は あわと同じでしょうか?

A 回答 (3件)

アワ(粟)はイネ科の植物の一つ。


でんぷん組成の違いによって、アミロースを含む「粳(うるち)種の粟」と、アミロペクチン主体の「糯(もち)種の粟」があります。

「糯(もち)」と「餅(もち)」は別字です。
「もちあわ(糯粟)」は、糯(もち)種の粟(品種名)です。
「あわもち(粟餅)」は、糯粟で作った餅(食品名)です。

同様に、イネ科の穀物のほとんどは「粳種」と「糯種」があります。
・米 …… 米(こめ)・粳米(うるちまい)⇔糯米(もちごめ)
・大麦 … 大麦(おおむぎ)・裸麦(はだかむぎ)⇔糯麦(もちむぎ)
・粟 …… 粟(あわ)⇔糯粟(もちあわ)
・黍 …… 黍(きび)⇔糯黍(もちきび)
・稗 …… 稗(ひえ)⇔糯稗(もちひえ)
・鳩麦 … 鳩麦(はとむぎ)は糯種のみ。野生種の「数珠玉」は粳種。
・玉蜀黍 … とうもろこし⇔もちとうもろこし(ワキシーコーン)
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粟の品種における分類の違いです。


 稲にコシヒカリやササニシキ、コガネモチ、ヒメノモチ等々、様々な品種ある中で、粳米(うるちまい)と餅米に大別出来るのと同様に、粟も様々な品種があって、それらは粳種(粳粟)と餅種(餅粟)の2つに大別されます。
 米や粟の餅種は炊くと粘りが出てモチモチ感が強くなります。
 それに対して粳種は餅種と比べれば粘りが少な目でパラパラ・プチプチした食感になります。
 このような違いが生じるのは含まれているでんぷんの組成が少し異なるためで、でんぷんの分子はブドウ糖の分子が長く繋がったものなのですが、その繋がり方にも違いがあり、ブドウ糖が1本の鎖状に繋がっているでんぷんをアミロース、鎖の途中に幾つもの枝分かれがあって、木の枝か網のように繋がっているものをアミロペクチンと言います。
 アミロースの分子は直線状であるため、束になったり、折り畳まれて重なったりして、固まって硬くなりやすいので粘りが出難い傾向があります。
 それに対してアミロペクチンは枝分かれが多いため固まり難く、枝分かれ同士が絡まり合いやすいので、粘りが強い傾向があります。
 粳種と餅種のどちらにもアミロペクチンが含まれているのですが、粳種の場合、アミロペクチンの他にアミロースが数割程度含まれているため、アミロペクチンの粘りが抑えられて、ややパラパラとした食感になります。
 それに対して餅種にはアミロースが殆ど含まれておらず、粘りが強く現れます。
 アミロースが含まれているのか否かによって粳種と餅種の違いが生じるのは、粟に限らず米でも同じです。

【参考URL】
 アワの特徴と味わいとは?その種類や栄養価、食べ方をチェック > ウルチ種・モチ種の特徴と味わい
  https://macaro-ni.jp/89248#heading-1251548

 デンプン - Wikipedia > 分子構造
  https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83% …
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「粟」とは、イネ科エノコログサ属の多年草。



「粟餅」は、粟をついて作った餅のことです。

よって、粟と粟餅は同じです。
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