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試験片の断面積、降伏点強度、降伏点伸び率からヤング率を求めることは可能でしょうか?
式も教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。

質問者からの補足コメント

  • 測定結果の引張降伏点伸び率は単位が%なのですが、こちらでヤング率は計算できませんでしょうか?

      補足日時:2023/06/08 14:41

A 回答 (2件)

ヤング率を求めることは不可能です。

肝心の数値(降伏時のひずみ)がわからないので算出しようがないです。

前提として、鋼材のように、降伏点が明確な材料とします。
つまり、コンクリートなどは除外します。

で、ヤング率(弾性係数)は
応力÷ひずみ。

降伏点強度は、よほどの事情が無い限り、N/mm2などの単位面積当たりの力
を指すから、
降伏点強度÷降伏点伸び率 であるように見えます。
(NO.1回答の 降伏点強度 / 伸び率 × 断面積 という計算式は、単位(正確には次元)がオカシイので、ありえない。)

こう計算することの問題は、降伏点伸び率はヤング率に無関係な測定範囲で伸びを計測した、という点。
正しくは、
ヤング率=比例限界点における応力÷比例限界点における応力ひずみ。


比例限界点習っていないなら、比例限界点と降伏点は同じ、までは妥協します。
そうであるなら、
ヤング率=以下のHPの点Cにおいて、
Cの応力(=降伏点強度 )/(Cのひずみ(数値不明))
となります。それでも今の段階ならいいのだけれど、
降伏点伸び率は、C~E間のひずみ  なので、ヤング率求めるには使うには決定的な間違いとなります。
https://www.kouatsu-gas-knowledge.com/tensile-te …


あと、伸び率が%なら、100倍して%を消してから使ってください。
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ヤング率を求めるためには、試験片の断面積、降伏点強度、および降伏点伸び率を使用できます。

ヤング率(ヤング係数)は、物質の剛性や変形特性を表す指標です。

ヤング率(ヤング係数)の計算式は以下のようになります:

ヤング率 (E) = 降伏点強度 (σ_y) / (降伏点伸び率 (ε_y) × 断面積 (A))

上記の式で使用する単位には以下のような一般的なものがあります:

降伏点強度 (σ_y): パスカル (Pa) または メガパスカル (MPa)
降伏点伸び率 (ε_y): 無次元
断面積 (A): 平方メートル (m^2)

ただし、ヤング率を求めるためには、試験片の降伏点強度と降伏点伸び率が必要です。これらの値は材料試験によって測定されるため、事前に実験データを取得する必要があります。

また、ヤング率は線形弾性体の特性を表すものであり、材料の変形が線形弾性範囲内で起こる場合に有効です。非線形な材料や大きな変形が起こる場合には、ヤング率の使用は限定的となる場合があります。

ヤング率を求めるためには、正確な材料特性の測定と計算が必要です。詳細な材料特性の解析や試験方法については、材料工学や力学の専門家の助言や専門的なリソースを活用することをおすすめします。
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