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旅客機が出発してエンジンを始動する時に一時的にエアコンが切りますが、自衛隊の輸送機も同じような操作をしますか?

A 回答 (3件)

『エンジンを始動する時に一時的にエアコンが切ります』



これをするのは自機に APU(補助エンジン)を持っていない場合で、駐機中に地上施設のエアコンやユーティリティの世話になっている場合です。
つまり、小型の飛行機です。

このような機体の場合、空調に必要な抽気(ブリードエア:タービンエンジンのコンプレッサから分けてもらう圧搾空気)と電力はエンジンが回って初めて手に入ります。
それまでは地上施設からもらいます。

エンジンを始動するときには、機体は基本的に飛行するときの状態にします。
つまり、接続していた地上設備は切り離します。
なので、その切り離しからエンジンが始動されて安定したグランドアイドリング状態になるまでの間はエアコンが稼働できません。

これが質問にある上記に事です。

それに対し、中型以上のジェット機の場合、大抵は APU を持っています。
なので、客を搭乗させるときにはすでにエアコンは動いていて、推力発生用のエンジンをかけるときにそれを止めることはないと思います。

仮にあるとしたら二つ考えられます。
ひとつは APU につかう燃料の節約のために APU を止めていた場合で、もうひとつは出発のための機体の点検プロセスのひとつとして空調システムの ON-OFF を確認したという場合でしょうか。

でも、どちらも客を乗せてからするようなことじゃないと思います。

一方の自衛隊機です。
純粋な兵員・兵器輸送を目的とした軍用の輸送機の場合、客室・荷物室に相当する空間用にはエアコンはついてません。
仮に必要な場合、スポットクーラーのようなものを搭載することはあると思います。

それに対し、いわゆる電子戦対応の飛行機、つまり EWACS や対潜哨戒機のような機体は、もともと搭載した電子システムが空調を必要としているのでしっかりした空調システムが載ってます。

こちらは人間相手ではなく高価な電子システムようなので、推力発生用のエンジンがかかってようがかかってまいが、しっかり常時稼働できるように空調は止まりません。
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エンジン始動時に一時的に空調が切れるのは機外から供給されていた冷気(地方空港などでは機外から提供されていた電力)をエンジン動力を使った発電機からの電力を用いた機内に備わる空調装置からの冷気に切り替える時のものです。


哨戒機や輸送機が駐機している際、少なくとも機外から冷気を取り込むための太いホース状の物は見られません。
エンジン始動前に空調装置を動かすための補助動力装置を備えるか、機外から電力を供給できるようになっている機種であれば切り替え時に同様の状態があるでしょう。

参考まで。
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B777ならそうですね。


C1,C2,C135などは地上(APU駆動の)エアコンがないのでないでしょう。
KC767などは??
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