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大手ハウスメーカーはLIXIL等の設置メーカーと契約しており、設置メーカーのカタログ価格から値引き?された価格で購入できると聞きました。
個人設計事務所はカタログ価格のままでしょうか?
大手ハウスメーカーは設置メーカーの製品を大量買いして在庫を抱えるリスクがあるそうなので、その理屈から考えると設置メーカーの製品を個人事務所で取り入れるのは不利な気がします。
よろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • 訂正:設置メーカー → 設備メーカー

      補足日時:2023/08/25 06:46

A 回答 (6件)

以前、大手住宅設備機器メーカーに19年間勤務していた者です。


あまり具体的な値を示すと、公正取引委員会がうるさいので、ぼかした値で言いますと、ハウスメーカー宛てに機器メーカーが特約店に出荷する値段は定価の約33%で、工務店宛ては約35%です。
流通費・倉庫費とも、全部機器メーカーと傘下の特約店・販売店が個別に負担しますので、ハウスメーカーの持つ在庫云々は全くの誤情報です。
ただし、ハウスメーカーの方が中間搾取が大きくて施主に対しては約70%で提示しますから、良心的な工務店の方が安上がりになります。
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この回答へのお礼

大変貴重なご意見ありがとうございます。
カタログ価格が随分と高いな、とは思いましたが出荷する価格の安いこと…。ハウスメーカーのメリットというのも特になさそうですね。
カタログ価格を見てテンション下がっておりましたがおかげ様で安心することができました。

お礼日時:2023/08/25 06:54

個人事務所というよりも、仕入れ数での契約で価格に差が出るのは家電販売店でも食料品販売店でも同じこと。



年間システムキッチン2セットのほぼ個人事業者工務店、10セットの小規模工務店、1000セットのビルダーやハウスメーカー。
全部仕入れ率が同じなら大手が怒るわな。
その総売上から得る総利益を減らしてでも充分な利益になるからという価格交渉は自由経済の極みであり基本なんだし。

それがあるから競争成立して他よりも儲けたいからその方法考えるんでしょ?

一定の仕入れ数で小売価格の40%程度、そこから取引数で掛け率が上がっていって、個人建材屋仕入れになるから問屋経由で70%以下にはならない。
だからネットで買う工務店まで出てきて現在小売店は更に苦しくなって廃業ね。
そもそも大手は設備メーカーとの契約になるから問屋を介さないし。

ただ、だからといって客に安く渡るわけじゃない。
先に書いたように儲けるために何をしてるかだから、掛け率40で手にした分は、それより掛け率の高い業者と同額で提示しておけば自動的に利益になる。

逆に営業人員や広報活動費の出費分は資材の利益差分で当てていくということにもなる。
だから単純に仕入れ差額分が丸々儲かるわけでもない。

在庫を抱えるリスク、なんてのは特に無く、個数契約がほとんどだから都度注文されたセットを発注するだけ。

設備品とは別に資材ということであっても、大手の場合はほぼ固定率。
小規模業者は一括仕入れで掛け率を下げるから在庫が残らないように使えるものをメインに仕入れる事になる。
倉庫預かりにすれば搬出期間が決められるか預かり費はかさむし、引取にすれば自分のところで大量保管する場所を確保しなければならないから保管経費がかかってくる。
そこは取引の内容で変わること。

これは住宅に限ったことではないから、特に驚くべきからくりでもないし、濡れ手で粟の錬金術でもない。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
安く仕入れたから安く売るわけではないというのは、確かにありえる話です。心をwacwac、勉強させて頂きました。

お礼日時:2023/08/29 10:33

設計事務所は設計と監理で施工は工務店などが行います。



ハウスメーカーが数で安く仕入れるのはお客さんに安く
提供するためではなく自分たちの儲けを増やすためです。

なので、定価100万のキッチンの入りがハウスメーカー
40万で工務店50万でも見積はどちらも60万なんて
ことはよくあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。実際にハウスメーカーのが安かったという人もいるのでしょうけれど、場合によるというか広い数で考えたらおっしゃる通りで、工務店の方が安いという人もいるのでしょうか。

お礼日時:2023/08/29 07:57

設計事務所は、施工しませんので、建築会社や工務店で、建てる事になります。


設計事務所は、その施工会社を指名したり、選定したりします。

それぞれの建築会社や工務店が、品物を、メーカーから仕入れし、見積もりを出します。
設計事務所は、その見積もりを精査しますので、お施主様に、不利ではないですよ。
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この回答へのお礼

設計事務所と建築会社や工務店の違いは知りませんでした。勉強になります。
設計事務所にも色々とこちらの立場を考えてもらえると心強いですね。ありがとうございます。

お礼日時:2023/08/29 07:59

設計事務所は自分で建てたり材料や機器類を仕入れたりしませんよ。


設備工事で言えば、大手の設備会社(衛生・空調を自社で設計施工する業者)は傘下に納入業者を携えている。
ゆえ設備会社が積算をする場合、その業者に品番などを伝えて価格を出す。
(もちろん傘下の業者が提示した数字をそのまま使うことは無く、掛け率で積算するが)

翻って、一般的に自社で設計施工をしない設計事務所は施工のための協力会社がいます。
施主が元請けの施工業者を指定することもできるけど、あまり馴染みは無いでしょ。
施工業者指定の場合はその施工業者が出す見積もりの数字となる。
そこに設計事務所は介入しない。

協力業者の場合、施主の予算や希望から機器類を業者と打ち合わせて予算内に収まる努力をするわけ。
どうしても譲れない箇所があれば、予算内に収まるよう他で切れる箇所を探したり。

で、質問の件、ハウスメーカーと協力業者との天秤では?
まず、カタログの価格はあって無いもの、目安に過ぎない。
ハウスメーカーは大量に仕入れるとして、あまり自由度が無いのでは?
自分は某ハウスメーカーで家を建てたけど、そう感じた。
それはハウスメーカーの性格から仕方ないとも思う。
それと、感じたことは
「ハウスメーカー経由は高い」
実感だ。
機材単品じゃなく取り付けまで含む、で、高い理由は工程の管理から施工後の補償まで諸経費に含むから。
(もちろん施主支給などの姑息な手段は考えていない)

ハウスメーカー=プレファブリケーション、工場制作の均一で高品質なものを安価に大量に供給
の意図で考えれば、イレギュラーは異様に高い。
だってそうでしょ。
大量に仕入れると言っても在庫を抱えるわけじゃなし、投機で言う先物取引とか青田買いでは?
部分部分での値引きも無いからね。
(1円単位でキッチリ積み上げ)

自分はハウスメーカーに勤務したことが無いので内情はわからない。
だが一人の顧客として、かなりの割高感は感じるよ。
客は必ず必要とする、割高だから要らない、とは言わないからだ。

あと、設計事務所は価格で比べるものじゃ無いと思う。
建物を建てる流れとして、、、
設計

施工

工事監理

検査
がある。
これは社内での手続きだけでなく、建築基準法による確認、検査、検査済証の交付のこと。
自分的にハウスメーカーの欠点は
 自社施工+自社検査
これは法で禁止しているが、ハウスメーカーの場合は関連会社として設計・監理部門(社内設計事務所)と施工部門を切り離して独立させ合法としている。
だが実際は同じ建物の中で部署が違うだけ、だろう。
先輩が現場監督で後輩が工事監理者、これ現場でミスを指摘とか是正の指示ってできるのかね?と思う。
手直しして工期に影響が出たり金銭的な賠償が出るとしたらたぶん目をつぶるでしょ。

一方、設計事務所に依頼する場合は設計と工事監理を施工業者とは別に契約する。
ここに(タテマエ上は)利害関係が生じない。
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この回答へのお礼

いろいろと勉強になります。ありがとうございます。
ハウスメーカーは確かにいろいろと値段が高いと聞きました。それでも設備等安く揃えられるなら、、と思ったのですがCM費等で設備も結局高くなってるのでは?とも思いました。でも工程の管理から施工後の補償まで含めて必要なお金を請求されるのであれば仕方がないですね。
デザインやコストを考えても設計事務所の方が安いのでは、と推測しているのですが、大手設備メーカーの商品は性能が良いのではないだろうかとも推測しています。なので設計事務所に依頼はするけど設備メーカーのものを使ってはどうだろうかと。自社施工+自社検査の件、大変勉強になりました。事実上おっしゃる通りですね。まったく同感いたします。為になるお話をありがとうございました。

お礼日時:2023/08/29 07:55

>個人設計事務所はカタログ価格のままでしょうか?



どこから仕入れるかにも依ると思いますが、基本的に入りを聞いてください。製品(仕入)価格+取付工事費です。
設備工事会社に任せるならば、見積りを取りましょう。

★先ず、製品が定価ということはないです。
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