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アジア産の生鮮食品の安全性面の管理は十分になされているのでしょうか?
また、海外から入ってきた食品の検査がどのように行われているかと言うことも良く知らないので、詳しく説明していただけると幸です。
日本で禁止されている農薬や抗生物質も海外では使われているんじゃないかと思い質問してみました。

A 回答 (2件)

輸入食品は『食品衛生法』の規定による検査が必要です。


検査項目は二酸化イオウや残留農薬、抗生物質、アフラトキシン(カビ毒)など多項目に及んでいます。
これらは港や空港に到着し、保税倉庫(通関が行われるまでの間、大蔵省の管轄下にある保税倉庫に保管されます)の中で見本取りされ、それについて、厚生省指定分析機関で分析を行います。その結果を基にして食品検査官が合格証を出し、税関がそれを確認して、輸入許可を出します。
食品の他、食器や玩具なども食品衛生法の管轄で、同様に試験されます。
ですから、日本で使用禁止の様々な物質の添加や残留が合った場合、輸入できません。
また、食品は植物性或いは動物性のものですが、農林水産省の規定による植物検疫或いは動物検疫を受けなければなりません。植物検疫ではチチュウカイミバエやバナナネモグリセンチュウなどの有害昆虫による汚染をチェックし、動物検疫では、その原料となる動物が病気に感染していない健康体から得られたものである、或いは、病気流行地域でとられたものでないということを確認します。
結構、厳しい検査が行われ、10トン輸入して、1箇所でも不適合となれば、全量を焼却処分にしなければなりません。
実務の運用については、いろいろあるのですが、このあたりで。
以上Kawakawaでした
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
本などで農薬のブーメラン現象とか書いてあったので、少し気になっていたのですが
政府を信用したいと思います。
検査がかなり厳しいと聞き安心しました。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

Kawakawaさんに補足させて下さい。


検査は厳密ですがやはり気をつけたほうがいいと思います。
私は食品輸入の仕事をしています。
大蔵省(現在財務省)や、厚生省、農水省の厳密な検査は有りますが、
1回通ってしまうと、しばらくは簡易検査となります。
つまり厚生省の合格証が半年有効であったりするのです。
植物検疫では不合格であってもくん蒸(ガスでいぶる)すれば輸入できます。
植物検疫は虫に対する検査であり、農薬、抗生物質などの検査では有りません。
動物検疫は肉製品が指定工場で生産されたかどうかを調べるだけで、ほとんど
書類だけの処理です。

私のアドバイスは「気をつけたほうがいい」です。
日本への食品輸入は世界一厳しいと言われていますが、まだ抜け道は
ある様な気がしています。

参考まで  kein
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この回答へのお礼

専門的ご指摘ありがとうございます。お返事遅れてすみません。
お話を聞く限りではたしかに不安は残りますね。
安いからと言って私も喜んで買っている方ですが、
本当は少し不安です。
将来病気になっても保証とかなさそうですからね。^^;

お礼日時:2001/03/07 16:01

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