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中国内に外貨準備が大量に無いと、人民元は紙切れになるんですか?

質問者からの補足コメント

  • 中国と取引してる国々は、外貨準備など関係なく、人民元をそこそこ信用しているワケではないんですか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/08/31 10:14

A 回答 (8件)

文字通りの紙くずになるかと言えばそうはならないが、方向性としてはYESだろうと思います。



一般論として、外貨準備とは金融当局が保有する外貨ですが、目的はふたつ、緊急事態のための備えと、為替介入の原資です。
https://www.iima.or.jp/abc/ka/1.html

前者だけなら大量には必要ありません。問題は後者です。人民元は管理変動相場制を採っています。つまり当局が決めた範囲を逸脱しそうになれば為替介入してこれを抑え込みます。

過去長きにわたって中国は元高を抑える介入を行ってきました。結果として大量の外貨準備があります。しかし近頃は産業の空洞化や資本流出によって人民元は下落気味で、元安を防ぐ介入によって外貨準備を減らしています。

つまり大量の外貨準備がなくなるのは、通貨当局側が望ましいと考えるレートから実際の需給がかけ離れて元安の圧力が止まらないときです。そして外貨準備を使い尽くせばもはや介入できなくなる、完全変動相場制に否応なく移行するので、そこでドカンと急激な元安が来ることになります。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2023/09/06 10:10

紙切れにはならないでしょう。



日欧米ほどではないにしても、
中国という国家に対する信用は
それなりにありますから。

事実、アジアでは人民元決済も
多数行われています。



国際銀行間通信協会(Swift)によると、
第三国間も含む世界全体の決済額シェアは
23年6月時点で
米ドルが42.02%と首位、
人民元は2.77%で
ユーロ、英ポンド、
日本円に続く5位となっている。
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人民元は国内通貨です。

でも、この国内通貨の裏付けは、香港ドルです。

香港ドルの裏付けは、HSBC、SCB、中國銀行であって、基本的にこれらは香港経済を裏付けにしています。中國銀行は中国政府が有する外貨や外国国際、金塊なども裏付けとします。

なので、中国政府が有する資産が無ければ、人民元はどんどん弱くなります。
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人民元は中国の通貨ですが、その価値は外貨準備とは直接的に関係ありません。

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まぁ国際貿易さえしなければなんとでも。


中国にはそれだけの国土と人口がありますからね
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「国内に」という事ではありません


国外にも沢山あります
中国は外貨準備の内訳を公表していない
その内の一部は海外に再投資されたものなのでしょう
日本の場合の外貨準備は大半が米国債なので中国とは事情が違いますが、一説によると中国の外貨準備の4分の3は怪しい再投資先だ、との意見もありますが、これも確定している訳ではない
外貨準備がゼロでも、人民元が紙だという事はありません
国内では通用します
そういう国はいくらでもある
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なるでしょう。


世界的に見ても人民元の信頼性は円に及びません。
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なります。

 中国人民元だけでは国際競争に耐えることが出来ず代替できる外貨がなければ価値がなくなります
この回答への補足あり
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