プロが教えるわが家の防犯対策術!

私は20歳の男性で大学生(理工系)です。
しかし国語(や英語)の読解力に乏しく、
今までかつて小説を読みきったことがありません。
小学生のときの読書感想文や読書カードなどには
いつもてきとうな書名や感想を書いて提出していました。
そして今も高校受験程度の論説文くらいは読めるのですが、
図書館などにおいてある有名な江戸川乱歩の推理小説や、
赤川次郎の50ページくらいの小説が読めません。
読んでいるとわけがわからなくなってきます。

そんな中、講義で隣に座っていた友達が小説を読んでいて、
どうして読んでいるのか聞いてみると「面白いから読んでいる」とのことでした。
おそらく読書の好きな皆さんも同じような感想なのではないかと思いますが、
それに対して私は大変驚きました。
私は今まで小説を読むときは読解力を養うために仕方なく読んでいるという感じで
面白みがまったくありませんでした。
しかし、そんなに面白いのだったら読書をしてみたい、
小説を楽しみたいと思うようになりました。

そこで私にも読めるようなやさしい小説がありましたら教えてください。
そして、基本的な読み方や、読み方のコツなどがあれば教えてください。
どうかよろしくお願いします。

A 回答 (9件)

おそらくあなたが小説を読めないのはその小説が難解だからではなく、つまらないからだと思います。

つまらない小説を読み進めることほど苦痛なのはありません。

かく言う僕も世の中にある99.9%の小説が肌に合いません。残り0.1%の面白い小説を探して読んでいる状況です。そういう本に当たれば、小説の面白さがわかると思います。しかしどの小説を面白いと感じるかは人それぞれです。僕自身の趣味を紹介するのは簡単ですし、紹介してあげたいのは山々ですが、それがあなたに合う保証はありません。おそらく皆さんが下で紹介されている小説のほとんどはあなたの肌に合わないでしょう。

あなたの趣味とか感性に合う人で小説の好きな人がいたら、その人から紹介してもらうのが、最も堅実な本選びの方法です。
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この回答へのお礼

初めて違った角度からの回答だったので大変驚きました。
確かに今まで面白い本には出会ったことがあるのでその考えには納得できます。
私も0.1%しか肌に合う本がないとしたらそれを探して読むのが一番なんでしょうね。
とりあえず皆様からの回答を読んで
まずは短い小説またはエッセイ、
そして自分の興味のある普通の小説という段取りで読んでいきたいと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/05/03 20:31

私は元々本が大好き!でいつも小説からなにから乱読している人間なのですが、出産後本が読めなくなりました。

ストーリーを追えない、理解ができない。今までは質問者様の言うようなことを今ひとつ理解できなかったのですが、今はよ~くわかります。(一説には産後は単純作業のみ行えるようにホルモンがでるらしい)

そんな私は今また本が楽しく読めるようになっています。私はリハビリのつもりで簡単な児童書やエッセイを読んで、そこから段々ページ数が多い簡単な小説、というかんじで進みました。
やはり面白くて一気に読めるものがいいと思います。

私のおすすめは
「オンリーミー」三谷幸喜著(エッセイ)
「シートン動物記」 
 星真一のショートショート


読み方にこつというのはわかりませんが、まずはひとつひとつの話が短いものが読みやすいと思います。それと、あまり細部にこだわらず、大局的にストーリーをとらえることも大事です。ご自分の勉強していることや興味のある分野が舞台でも面白いと思います。映画を見た後原作を読んでみるのもイメージがわかりやすく読書への道につながりますよ。
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この回答へのお礼

私の読書の苦手な感覚を理解できる人がいて幸いです。
私もまずは短めの小説を読んでみてそれからだんだんと
普通の小説に進展するのがいい方法なような気がします。
ご回答どうもありがとうございました。
ところで星真一のショートショートはよく耳にしますね。
それほどいい本なのですね。今度読んでみたいと思います。

お礼日時:2005/05/03 20:20

「西遊記」 理論社 斉藤洋の西遊記シリーズ



西遊記の子供向けリライトで現在3巻まで出てます。
無茶苦茶面白いです。これを子供にだけ読ませるのはもったいない。大人が読んでも十二分に楽しめます。
面白さの半分は原作の「西遊記」の面白さなんですが、後の半分は斉藤洋氏の文章の上手さです。
子供が読んでも分かる程度の簡単な語彙と言い回しで書いてるんですが、その描写の上手さと歯切れの良さは見事です。

年齢を問わず、小説初心者には自信を持ってお薦めします。
こういう本を読むと、小説の楽しみはストーリーの面白さと同時に文章の技を味わうんだという事情が良く分かります。
イラストも秀逸ですね。本文に良く合っていて、しかも味があります。

あと、同様の趣旨でイタロ・カルヴィーノの『われらが祖先』三部作もお薦めしておきます。

「まっぷたつの子爵」 晶文社
「不在の騎士」 松籟社
「木のぼり男爵」 白水社

こちらは別に子供向けに書かれたものではないんですが、寓話的な物語としてかかれているので、あまり難しい事を考えずに気楽に楽しめます。
なお、本来「木のぼり男爵」が第二部なのですが、ここでは読みやすさの順に並べています。

最後に読み方のコツですが。
構えずのんびりと読む。これにつきます。
ここは面白い、いいなと思った文章は繰り返し読む。あるいは声に出して読んでみたりする。大学生になって音読なんて恥ずかしい、なんて思うことはありません。

小説に限らず、気に入った文章は何度も何度も読み返す、暗誦してみる、というのは良いことです。
読解力もそういう積み重ねで身につくものですよ。
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この回答へのお礼

西遊記は有名ですね。私も聞いたことがあります。
とりあえず気楽に読んでみます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/05/03 20:10

長いものが苦手、ということなら、短編集からはいってみるという手もあります。




●星新一 「おーいでてこーい―ショートショート傑作選」 講談社青い鳥文庫

ショートショート(すごく短くて、ラストには奇想天外などんでん返しのある小説のこと)の名手である星新一の、さらに厳選した作品が収録されています。
(タモリさんがストーリーテラーをしていた「世にも奇妙な物語」というショートドラマの番組をご存じでしょうか?星さんの作品はあれの原作にも選ばれていたことがあります)
なによりも短いですし、言葉もかなりわかりやすい言い回しをこのんで使われる方ですし、あまりエロティックな場面もないのでそういうのが苦手でいらしても読みやすいでしょう。

●阿刀田高 「冷蔵庫より愛をこめて」 講談社文庫

阿刀田高さんも短編の名手ですが、星新一さんよりはすこし色っぽいお話を書かれる方で、作風も「ブラックユーモア」的なものが多いです。
文章表現については、わかりやすい言葉をつかいながらも多少文学的、感覚的です。


****

なお、個人的な提案なのですが、
まず軽いエッセイなどを読んでみられてから、その作者さんの小説にすすむ、というやりかたもいいかもしれません。(ノリがあう、雰囲気がすき、などがわかってから、ということです。エッセイは、わりと「友達の世間話を聴く」ようなノリで読めますので)

例として、

●中村うさぎ 「だって、欲しいんだもん!―借金女王のビンボー日記」 角川文庫

この作者のいっそ「見事…」とまでおもわせる浪費のしかたと、そういう自分自身へつっこみを入れつつ、しかし悲壮感を全くかんじさせない、読後には抱腹絶倒まちがいなしのエッセイです。
(ただ、かなり真面目な方だともしかしたら不快感をおぼえられるかもしれませんが…)

このエッセイで大笑いできて、面白いな、とおもったなら、「家族狂」「犬女」などの小説もかかれています。(すこし長め、そしてホラーです。エッセイとのギャップがすごいですよ)


●原田宗典 「スバラ式世界」 集英社文庫

超自意識過剰人間の著者が、緊張のあまりドツボにはまるヒサンなお話や、初めてのデートで、高級ホテルでの血も凍っちゃうエピソードを満載。
この方は小説は山ほどかいておられますが、短編集なら「海の短篇集」などがあります。



なお、最初は図書館などで借りられるとお金もうきますし、いろいろ手がだせて楽しいです。
(市営、県営の図書館はもちろん無料ですし、大学の図書館でもところによっては小説の品揃えがあるところもあります)

「やっぱり購入して…」ということでしたら、
参考URLでレビューなどもみられる書籍販売サイトがありますよ~


参考になれば幸いです。
よき読書ライフを…!!

参考URL:http://crd.search.yahoo.co.jp/CAT/S=2075379393/S …
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この回答へのお礼

エッセイというものがあるんですか。
それから入るというのも名案ですね。
とりあえず図書館の本から手を出してみたいと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/05/03 20:08

回答を拝見しましたが、みなさんが薦めている本は、いずれもこの方には難しいのではありませんか。


小説としてのおもしろさ以前に、この方は文章を読むという行為が不得手であるように思います。
(何しろ赤川次郎を読み切れないとなると・・・)

となると、何をさておいても読みやすさに主眼を置くべきと考えます。
コバルト文庫などの、ジュブナイル小説やライトノベルあたりがいいのではないかと思うのですが、どうでしょう。
ジュブナイル小説やライトノベルは本屋さんで訊いてください。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。
読みやすい本として選んでくださったんですね。
今度本屋さんで聞いてみたいと思います。

お礼日時:2005/05/03 20:04

こんにちは。

masakazusさんはきっと理系の頭脳(右脳が強い)をお持ちなのですね!
私は文系のアタマなので、良いアドバイスになるか分からないけれど、書き込ませていただきますネ。

◆おススメその1・・・「クリック」(佐藤雅彦)
小説・・・なのかな? とにかく劇的に短いので、読み終えることだけはできると思います(笑)。作者はパズルゲームの「I.Q」を作った人です。

◆おススメその2・・・「すべてがFになる」(森博嗣)
ミステリ小説です。決して易しくはないですが。作者の森博嗣氏は、どこだか大学の工学部で助教授を務める研究者。理系の人間です。なのでヒョッとしたらピッタリくるかもしれません。


◆あと読書が嫌いっていう、似たようなことを言ってる人がいました。共感するかな?↓

参考URL:http://www.1101.com/marugoto6/01.html
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この回答へのお礼

「クイック」ですね。ゲーム「IQ」はやったことはありませんが、
作者について以前調べたことがあるので少し興味があります。
読み終えることだけはできるってのはいいですね。
小説を読んで以来初めて読みきれるかもしれません(笑)

お礼日時:2005/05/03 19:37

私も小説好きなのですが、たまに頭に入りにくい文章のものがあります。

相性でしょうね、理科系の方なら、SFの古典のようなものを読んでみてはいかがですか?アシモフとかは分かりやすく面白いですよ。ハインラインの”夏への扉”もいいですよ。
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この回答へのお礼

SFの古典系ですね。自分の相性にあった本を探してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/03 19:33

こんばんは。



私は小学生のころから小説大好きで、借りてきた本を帰宅途中の電柱に寄りかかって読み終えてしまうような本の虫でした。質問者様とは正反対ですね(^^)。
今は当時ほど乱読しませんが・・・。

赤川次郎を50ページ読めないというのは・・・ちょっと難しいですね。

とりあえず、読みやすい本をいくつか紹介します。
小説もいいですけど、エッセイなんかも楽しめますよ。

まず、一番のオススメは筒井康隆の「薬菜飯店」です。
新潮社から文庫で出ています。読むのは本のタイトルになっている「薬菜飯店」だけでもいいです。あとは巻末の「カラダ記念日」。こちらは「サラダ記念日」のパロディです。

エッセイは村上春樹と宮本輝をオススメします。作風は違いますが、読みやすいです。

村上春樹の「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」は単行本で読んでください。文章も短いですし、写真入りなので読みやすいです。
ただし、読んだあと、ウィスキーを買いに走りたくなるので要注意です(笑)。
あと、「村上朝日堂」シリーズは笑えたりします。こちらは文庫版になっています。

宮本輝のエッセイはどれも読み応えがあります。
いろいろ考えさせられます。

やや若手の作家では原田宗則がオススメです。
特にエッセイ「17歳だった!」は電車やひとごみの中で読んではいけません。

短編小説で今人気があるのは町田康あたりでしょうか。
町田町蔵の名前で活動していたこともあります。
パンクロッカーでもあります。
「屈辱ポンチ」「爆発道祖神」(書名からしてすでにパンクですね)が面白かったです。

でも、一番いい方法は、読書好きの友人に薦めてもらうことだと思います。読んだあと、感想を述べ合って楽しめますからね。

では、楽しい学生生活を!
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この回答へのお礼

本に夢中になれるなんてすばらしいですね。
「薬菜飯店」ですね。図書館で探してみたいと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/05/03 19:30

こんばんは。



推理小説って結構難しいですよね。
人間関係とか背景とか、色々複雑だったりしますしね。

私のオススメとしては、
大沢 在昌さんの「新宿鮫」
夢枕 獏さんの「餓狼伝」
ですかね。

上は刑事物で、下は格闘物です。
読みやすいと思いますよ。

コツと言えるかどうかは分かりませんが、
どの小説にも登場人物がいます。
登場人物についての描写があるはずですので、
自分の知っている誰かに置き換えてしまうと分かりやすいですね。
芸能人でも知り合いでも誰でも良いので・・・

小説は映画などとは違い、すべて「字」なので、自分の頭の中で「自由」に「勝手」に想像して楽しんで良いと思っています。
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この回答へのお礼

早速どうもありがとうございます。
「新宿鮫」、「餓浪伝」ですか。今度探してみたいと思います。
さらにコツを教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2005/05/03 19:27

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