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時代劇などで剣術使いはよく出てきますが、槍使いはあまり登場しません。
わたしの考えでは、槍使いと刀使いとが試合をしたら、槍が有利ではないかと考えます。
槍は、刀では届かない距離から攻撃できるからです。
とくに実践では圧倒的に強い気がします。
実際のところはどうなんでしょうか?

また槍が人気がないのはどうしてでしょうか・
刀は武士の魂などとまでいわれていますが、槍でそういった話のたぐいは聞いたことがありません。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

まず後半の質問からお答えします。


槍の人気のなさですが、おそらく剣術に対してマイナーだったからです。戦国時代が終わり江戸幕府が開かれると、「槍は強力で危険だ」という考えがあったことから、槍の江戸市中への持込が禁止になります。そんな経緯から、道場も少なくなり、マイナー化したのだと思います。

そして槍と刀の勝負についてですが。同レベルの人間が勝負した場合、槍のほうが強いでしょう。もちろん最大の理由はリーチの長さです。
ただし、刀に勝機があるとすれば次のような場合が考えられます。
(1)槍の千段巻(先端部分)を叩き切る
(2)懐にもぐりこみ、小太刀や鎧通しを用いる
(3)刀や小太刀を投擲する
(4)背後の壁などに槍を刺させて、使用不能にする
突き詰めれば、もっとでてくるでしょう。

ちなみに、みんさんが考えているほど槍の攻撃パターンは少なくはありません。
突く、払う、以外にも石突を用いる、柄で押す、頭上や正面で回転させる…。棒術をやられた方なら、想像に難くないと思います。
実際、柄の部分で叩かれるだけでも骨くらいは折れますよ。
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>時代劇などで剣術使いはよく出てきますが、槍使いはあまり登場しません。



変なたとえですけど、自動小銃や大型の火気の方が圧倒的に強くても、拳銃を携帯してるって言うのと似てるんじゃないでしょうか。

要するに刀というのが一番携帯しやすいということでは。
槍ってかなり大きいので建物の中に入るのに邪魔になりそうですし。
汎用性の高さというのも重要なファクターなのではないでしょうか。


参考までに私の経験ですが
高校の時、空手仲間と槍対刀というシチュエーションで遊びで対決したことがあります。(槍は竹刀で刀は長めのバトンで、刺されたり切られたら負け)

槍はもぐり込めば勝てる、というのは道理なんですが、すっごく難しかったです。入ろうとした時にちょっと槍を引いてから突かれると簡単にやられてしまいました。少なくとも素人なら槍を持った方が絶対有利だと思った経験です。


八極拳という中国拳法のビデオを持っているのですが、それでは武器は素手の延長と考えるらしく、槍も使っていました。
また、合気道にも槍(棒だったかな?)を使った形があったと思います。
槍は剣術のように独立した技術ではなく、ある武術の一部門として発達してきたのかもしれません。


>ちなみに3倍段は武器持ちVS徒手(素手)だったような気がしますよ

3倍段と言うと私もそれだと思うんですが、なんか、るろうに剣心で刀は槍の3倍の力がいるとか言ってましたよ(^o^)
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たしかに質問者の方の言い分は間違っていないと思います。

その証拠に戦国時代集団戦の槍の威力はかなりのものだったと想像できます。

しかし1対1ではどうでしょうか相手を近ずけさせない
といったことならば有利ですが攻撃パターンが少ないし穂先の1撃をかわされたらば防ぎようがない。それに武器として大型なんで扱うのも大変ではないでしょうか。そんなこんなですたれることになったのではないでしょうか。

ちなみに槍に関してのエピソードとしては”日本号”という槍を貴方はご存知でしょうか、これはあの福岡の民謡”黒田節”のなかで歌われている”日本一の槍”がこれなんです。写真でしか見たことはないのですが法剣に龍が巻きついている見事なものです。福岡市立博物館に展示されているそうです。一見されたし。・・・
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時代劇で槍の使い手が登場するのは「宮本武蔵」でしょうね。

宝蔵院胤栄の高弟と試合して武蔵が勝つ場面があります。槍を使うのは武士ではなく坊さんですけど。
宮本武蔵の決闘相手の武器は実際いろいろあって鎖鎌の宍戸梅軒って人もでてきます。
でもたしかに数ある時代劇の中では異色ではあります。

1対1の対決の場合だと確かに刀では絶対に勝てないとは思えないですね。相手の懐に飛び込んで、刀の間合いになってしまえば逆に槍は何もできなくなるわけですから。
ところが実際の戦場の場合、多対多のやっつけあいになると圧倒的に槍が有利なわけです。一人の相手の間合いにはいったところで、周りからぷすりとやられてしまえば終わり。
刀と槍、どちらが強いかは戦う状況次第ってことでしょうか。
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一度スポーツチャンバラで刀も槍も扱ったことがあります。

そのときの経験から言えばどっちもどっちといった感じがします。確かに槍は間合いが広いですが、逆に言うと近接された場合に圧倒的不利になります。槍は小回りがききにくいので敏捷性にかける感じでしたし。要は使い手の技量にかかってくるのではないでしょうか?

時代劇などで刀がよく出てくるのは、単に刀の方が持ち運びやすく、実際昔は槍より刀の方が比べられないくらい多く携帯されていたからではないでしょうか?

ちなみに3倍段は武器持ちVS徒手(素手)だったような気がしますよ
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間合いは大事ですよね。


自分は格闘技に関しては素人ですが、
よく3倍段の法則っていいますよね。
刀で槍に勝つには相手の3倍の力量が必要だとか。
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