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5月5日に祖父(93歳)が吐血して救急車で運ばれました。
それでも5日6日は元気そうにしていたそうです。
7日は誰も付き添いもお見舞いもできず、8日に病院へ行ったところ、祖父があまりにも変わっていてびっくりしたそうです。顔つきも変わっていたし、ずっと目を閉じていて、ご飯を食べるときも目を閉じたまま(食べたのはお粥を10口と牛乳1口)で、「目を開けて」と何度呼びかけても閉じたままだったそうです。
祖父は以前からボケていたのですが、5日6日は点滴などのチューブを抜こうとしたり導尿しているのにトイレに行こうとしたりして危険なので7日は縛られていたそうです。
私は縛られていたせいで祖父がそうなってしまったのではないかと思いましたが、叔父は「救急車の中で測ったときに酸素濃度が85%だったから、脳細胞がやられたからではないか」と言います。
脳細胞がやられるのに2日も要するのでしょうか。
ほかには何が原因と考えられるのでしょうか。
また『酸素濃度が85%』というのはどのような影響を及ぼすのでしょうか。
祖父は食べることが一番の楽しみのようで、いつもおいしそうにモリモリ食べていたから、食べるときにも目を閉じたままというのはとても気になります。
(吐血は噴門部からのもので検査の結果はまだ出ていません。)

A 回答 (3件)

おっしゃっているのは、酸素"飽和度"のことだと思います。

他の症状については分かりませんので、酸素飽和度と私の入院中の経験談だけ。

健康な人なら、安静時はこの酸素飽和度は98~99%あるようです(100%でないのは、表示が二桁だからです)。

私は喘息持ちで、酸素飽和度も普段から低くて、安静時で94~95%です。
階段などを上り下りして息切れしたりしていると92~93%。
ちょっと発作をおこせば、安静時でも88~90%になり、その状態で歩いたりすると84~85%になります。
かなりひどい状態になると安静時でも85~86%になって、身動きすると、本当に苦しくなります。
この位になると主治医に、このまま泊まっていきなさい(=入院しなさい)といわれて、酸素チューブで酸素を鼻からすって、しばらく病院にごやっかいになります。

今まで一番低かった酸素飽和度は、大発作をおこして、真夜中に救急車で運ばれていた時で、70%台だったと思います。さすがにチアノーゼといって体中が真っ青になっていました。意識もちょっと朦朧としていて、数値を思い出すことはできません。
救急車内で、すぐ酸素マスクをさせられましたが、それでも85~86%。この時は、病院でも一晩酸素マスクさせられました。(マスクはチューブより酸素吸収率が高いのです、息苦しくて大嫌いですが。そしてもっとひどい呼吸困難者は、酸素テントに入らされるはずです)

この時は高濃度の酸素を長期間吸いすぎると、二酸化炭素が体内から排出されにくくなるからと、安静時でも94~95%になる程度の酸素量しか許してもらえませんでした。

……などとえらく自分語りをしてしまいました。

ま、つまり酸素飽和度が一時的に85%になったからといって、それで脳細胞がやられてぼけたと言われると、じゃあ今の私は、何なんだ?ってことで。実際、倒れた次の日は元気そうだったんですよね?

あと入院をよくする者の経験談として……

入院すると高齢者の方は呆けることが多いです。特に個室に入った人などで身内の付き添いさんがいない人は、ぼけやすいです。
もともと認知症(痴呆)の治療として、最近は老人ホームでも身の回りに思い出になるものを置き、小さな家具などは家で使っていたものを使用することが望ましいといわれるくらいです。
それがいきなり、無個性な病院の、見知らぬ部屋、見知らぬ人(医者・看護婦・入院患者など)、窓の外の身知らぬ風景、そんな中に入れられるのですから、ぼけやすくなるというもの。
しかも、もともとかなりの高齢で痴呆もあったんでしょう?痴呆が一気にすすんだとしても仕方がないかも知れません。

できれば、細かいものでもいいので、家で普段使っていた思い出に繋がるものをどんどん持参し、ベッド周りに置くとか、短時間の見舞いではなく、なるべく長い時間いて、色々横で話してきかせるとか、してあげた方がいいですよ。
そして、病気も心配でしょうが、退院してよいとなれば、早く家に連れて帰ってあげてください。思い出の家で生活すれば、改善の余地があると思います。

かつて、同じ大部屋の入院して一気に呆けたおばあちゃまが、退院して次の通院時に、私のいる大部屋に遊びにきてくれたら、まともになっていて、驚いたこともあります。

ではでは、どうか、大切にしてあげてくださいね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
酸素飽和度っていうんですね。
具体的な説明でとてもよく理解できました。
入院中の注意などについても伝えたいと思います。
(私は遠方に住んでいる&子供が小さい&妊娠中なのですぐには行けないのです。)
周囲にいる人たちはみんな動揺してしまって、どうしていいかわからなくなっているようなのでアドバイス大変ありがたく思いました。

お礼日時:2005/05/10 09:04

酸素濃度が85%は確かに低いですが、脳に及ぼす影響はその状態がどのくらい持続していたかなどによると思います。

ただ、高齢ですし肉体的な負担がかかったときに、せん妄を起こしたり認知症が進んだりすることは十分考えられると思いますよ。
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NO.1さんもおっしゃっているように、叔父様のおっしゃっている酸素濃度とは、酸素飽和度のことを指していると思います。


酸素飽和度とは、動脈血中にどのくらい酸素が供給されているかを調べるもので、0~100%で示されます。
健康人では96~100%で、苦しくなるほど息を止めても、95%を切るのはなかなか至難の業です。しかし、慢性的に肺を患っているかたは、90%前後で生活されている方もいらっしゃいます。
上記のことからも、酸素飽和度が85%だったから脳細胞が死んでしまうということは一概には言えないと思います。
おじい様が驚く程かわってしまったのは、環境の変化が原因ではないかと思います。入院や手術などによって突然環境が変わってしまうと、せん妄という状態を引き起こし、点滴を抜いたり、トイレに行こうとしたり、周囲の人には理解できない行動をとることがあります。
おじいさまの変化に驚かれたとは思いますが、できるだけおじい様に付き添い、たくさんお話をしたり、環境に慣れるようにして上げで下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
環境の変化……そうなのかもしれませんね。
去年暮れに祖母がなくなって一人になってしまってから、常に祖父の子供たちの誰かが交替で祖父の家に泊まり面倒を見てきました。が、都合により、ちょうど倒れた翌日から2泊3日の予定で祖父が長女の家に泊まりに行くことになっていたのです。家を離れるのが嫌だったのかなぁなんて話も出ました。(結果的にもっと離れてしまうことになってしまいましたが。)
7日だけ誰もお見舞いに行けなかったのも良くなかったんですね。
もう高齢ではありますが、このままではやりきれないような気持ちです。
アドバイス参考にさせていただきます。

お礼日時:2005/05/10 09:09

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