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皆様、はじめまして、先日TVでやっていたのですがその中で水素燃料車は2年後位
に販売されるっていうのは本当でしょうか?それについていくつか質問があります。1つでもいいので回答いただけるとうれしいです。おねがいします。
1.本当に2年後あたりに発売されるか?
2.車両価格は高い?軽もでる?はじめはやっぱリッターカーで発売?
3.燃料費・維持費は安い?
4.携帯やITのように爆発的に普及する?
5.どうなるガソリン税・石油業界?

A 回答 (4件)

ちまたの専門紙等々の見解から判断するに。



<燃料電池自動車>
水素燃料ベースの燃料自動車は、値段を度外視すれば、ほぼ実用化レベル。

<レシプロタイプ>
ほぼ実用化できる様だが、超希薄状態で燃焼させないと、燃焼温度が高いためかえってNOx排出装置になりかね無い。ガソリンでも悩みの多い超希薄燃焼が本当にうまくいくのか個人的に疑問?それにただ走るだけなら、20年近く前にいすゞ自動車と京セラがセラミックエンジンを使って実験に成功していたと思うんですが?(逆に簡単にできるのかも?)

<共通の問題=水素の供給方法>
液化水素 : 供給ステーション(インフラ)構築及び、車両側保存方法の問題;ガソリンよりも揮発しにくいと言いながら、1週間で燃料タンクが空になるそうです。分子が小さいので気密を保つのが難しく、即・・というレベルには無い様です。(気密性の問題は他の供給方法にも共通)

圧縮水素 : 最も安易だが、タンク容積当たりの貯蓄量でかなり不利、また気化した状態の水素を取り扱う事になるので、かなり危険。

水素吸着合金 : 10年前に比べて飛躍的に性能を高めているが、重量を考えると他の方法に比べて不利

メタノール改質型 : 改質機自体が開発途中、ガソリン改質型に比べ開発に優位性は有るが、メタノール自身の毒性と、GSでの受け入れ(お客がいないのに供給してくれるGSが有るかどうか)が鍵

ガソリン改質型 : デモンストレーションレベルでは問題ないようだが、実用レベルにはまだ時間が必要。燃料の脱硫が不可欠。

新燃料型 : 内燃機関にも利用可能な有機溶媒に水素を溶かして取り出す方法が有るそうだがなぜか取り上げられる事は少ない。

*)ちなみに、小泉首相から、燃料電池車の供給を依頼されたトヨタの奥田会長は、2億300万円ならお譲りしますと答えたそうです。その2億の値段が燃料電池の値段であることは想像に難く無いと思います。維持費云々を語れるまでには、市場登場から更に10年位が必要です。

しかし、自動車メーカ-各社は生き残りを掛けて、全勢力を燃料電池周辺の開発に力を入れていると言っても過言では無い状態で、'03~04には、値段度外視のモデルなら登場してもおかしく無いと思います。トヨタ、フォード、ダイムラー・クライスラーの3社が先陣の候補です。ホンダ、GMもそう遅れを取ることは無いでしょう。
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この回答へのお礼

とても詳しい解説ありがとうございました。まだまだ開発途中で普及にはまだ時間
がかかりそうなのですね。

お礼日時:2001/09/26 15:34

1、私の所属している会派の定期刊行物には特に書かれていませんので、もう少し


  先でしょう。
2、250万円ぐらいと訊いております。 リッターカーからでしょう。
3、燃費、維持費より普段都市ガスやLPGしか扱っていない者が水素ガスを扱うこと
  によって公共の安全が保てるかが心配です。
4、セルフのガソリンスタンドと同様に初めは鳴かず飛ばずで徐々に普及はして行  くでしょう。
5、ナフサの水添改質で水素は得られるので化学メーカーと提携して生き残ってゆ
  くでしょう。ガソリン税は少し減額されてゆくでしょうが、地方分権の立場か
  ら水素ガスに軽油取引税を改め、「動力車燃料取引税」みたいな新税を掛けて  くる可能性はありますので結局差し引きト
ントンというところでしょう。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございました。やはり普及には時間がかかりそうなのですね・・。

お礼日時:2001/09/26 15:31

>水素燃料車は2年後位に販売されるっていうのは


技術的には可能かもしれませんが、インフラの対応が出来ないので難しいでしょうね。
水素燃料車といっても、燃料電池で走る電気自動車ですから。燃料電池車としてはガソリンかメタノールが中心となるはずです。
水素が問題なのは、爆発する気体であることです。そのために液体水素として管理しなければならないために、現在のガソリンスタンドの数倍コストが懸かってしまうために、液体水素を供給するスタンドは出来ないと思いますよ。一部水素貯蔵合金などが出来ていますが、実用面では無理でしょうね。
価格的にはトヨタのプリウスみたいに、赤字価格で販売するとは思いますが200万円以上でしょうね。それも水素スタンドがある場所以外には行けないというおまけつきです。
水素使用の燃料電池車は可能性が低いですが、トヨタとGMが共同研究をしているガソリンから水素を取り出して燃料電池で使うタイプのものは、すぐにでも実用になると思います。また、植物から得られるメタノールから水素を得るタイプのものもすぐに実用化できますね。
20年以内には、ほとんどの車は燃料電池になるのではないかな。そうしないと地球の化石燃料が枯渇してしまうからしょうが無いことでしょうね
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2001/09/26 15:29

自動車開発を行なっている者です。


2003年から北米を中心とし、排気規制に向けMクラス(2000cc)
販売が開始されます。
もう既に、各国のテスト車は実用に向けナンバーを付けて
走行実験に入っています。
只この時点では、車両価格も高くスタンド等のインフラの整備も
不十分な状態な為、ある限られた地域のみとなります。
スタンドは従来のGSに水素燃料を販売する形になります。
水素燃料は、燃焼により水と空気しか排出しませんので
2010年には、ガソリン車に代わり多くの水素燃料車が街中を
走っている事でしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。やはり普及にはもうすこし時間がかかりそうですね。

お礼日時:2001/09/26 15:27

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