新事業を評価(新事業を立ち上げるべきか否かの判断)する際の一般的手法について教えて下さい。

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A 回答 (4件)

至極、当たり前のことですが、その事業に価値があるのなら立ち上げるべきですし、価値がないのなら立ち上げるべきではありません。


 ある事業の価値は、その事業が生み出すキャッシュフローを投資家が要求する必要収益率で割り引いた現在価値に等しくなるはずです。その意味で、まずDCF法に基づく現在価値を算出することが事業評価のためのファーストステップになると思います。 ただし、近年のように不確実性の高い状況下においては、NPVだけでは正しい事業評価を行うことはできません。そこで、威力を発揮するのがリアルオプションです。リアルオプションでは、ある時点の経営者の判断だけではなく事業環境が変化した場合に下されるであろう経営判断も含めて事業資産の価値を計算することになります。もしmidislandさんがリアルオプションについて詳しくないのでしたら以下の書籍を推奨します。
 ☆「入門リアル・オプション」 [監修]刈屋武昭 [著]山本大輔 東洋経済新報社
ある程度の知識がおありでしたら、トムコープランドの「Real Options」を原書で読まれることをお奨めします。
 また、より高い次元でリアルオプション法の効果を得るためにはシナリオプランニングの技法を組み合わせることが不可欠です。シナリオプランニングとは簡単に言うと、起こる可能性のある未来の姿を網羅的にあぶり出し、その未来が何故起こるのかを突き詰めて考え、最終的にストーリー化する技法のことです。シナリオプランニングは確固たる技法が確立していない分野ですが、様々な戦略論の立場を踏まえ理論的に纏められた書籍として、私は下記を推奨します。
 ☆「シナリオ・プランニング 戦略思考と意思決定」 [著]キース・ヴァン・デル・ハイデン ダイヤモンド社
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 新事業と言うのが、本業に関係した「関連事業・派生事業」であるのか、全く新たな「新規事業」であるのか、によって評価基準が異なります。


 「関連事業・派生事業」については、すでに素晴らしいアドバイスが出ています。これについては、それらのアドバイスで十分であると思われます。
 しかし「新規事業」の場合は異なります。まず本業とは遠いために、チャレンジしやすいことが問題です。つまり、知らないための「めくら怖じず」です。ただし、この場合がもっとも危険です。バブル時の前例で言えば、ゴルフ場開発、テーマパーク開発、ビル・マンション開発などが良い教訓です。
 基本的に、本業から離れた「新規事業」は失敗する可能性が極めて高いことを知っておくべきです。それでもチャレンジをしたい場合は、別会社を起こして事業をするぐらいの覚悟が必要です。
 つまり、人材、資金、設備などを、本業に頼らないで準備できるぐらいでなくてはなりません。
 また、その事業が失敗しても本業(会社)に影響が及ばない規模で行うことです。つまり、撤退が可能な状態を維持しつつ実施できる体力があるかどうかです。
 「充分な余力」と「限度ある準備」の2点は矛盾します。つまりバランスが大切だと言うことです。
 もう1点、成功事例を見る限り、狂信的な人物が担当者/プロジェクト・リーダーとして指揮しています。すでに永続的な事業における新事業は、すでに速度を持っている状態から加速ですが、全くの新規事業は止まっている状態からの発進です。数字には表れないエネルギーを必要とします。計算高い人物より、情熱的な人物の方が向いていると思われます。
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【下記は、新事業計画書の書き方です。

これを読めば、評価のポイントが分かります。】

新事業計画書の目的は、聞き手・読み手をその気にさせ、決断・アクションに結び
つけることです。単なる報告書とは違います。

1)まず、計画している事業の概要を簡潔に書きます。A4なら1枚です。
そして以下、くわしく何故このビジネスを起こし、どういう戦略をとり、どのよう
な業績を計画しているかなどを書きます。

2)背景
「なぜこのビジネスを起業するか」の背景を書きます。具体的には、
(1)市場環境:市場の大きさや成長性の推定とその理由(予測分析)を書きます。
(2)競争環境:まだ同類のビジネスがないのか、新規なのか、あればどのような
企業がすでに参入していて、どの程度のシェアを持っているのかを書きます。競争
が激しいのか緩やかなのかが伝わるようにします。(もっとも起業するからには激
しいということはないでしょうが)
(3)制約条件:法的、社会的制約条件があれば、それらを書きます。
(4)参入機会:制約条件や競合があっても、どこに参入機会があるかを書きます。
(5)起業動機:客観的なこととしては、例えば、「いままで会社勤めをしていて、
こういう仕事をやってきたが、まだまだ拡張機会があるのに、その継続に会社が難
色を示したから」のようなことを書きます。主観的なことも書いてよいですが、納
得性を生むように書いて下さい。ただやりたいでは、納得性は生まれません。自分
の持っている理念的なこと(社会的貢献も具体的に)を、迫力をもって書くのはよ
いでしょう。
通常ここが不十分なものが多いです。そしてこの章は、できるだけ客観性を持たし
て、鋭い洞察を示す必要があります。

3)論点
英語で言えばissueのことで、起業したビジネスが成功するために、突破しなけれ
ばならない関門を挙げます。例えば、大きな宣伝広告投資が必要だとか、短期で
「規模の経済」を生かすこととか、ネットビジネスでしたら、どうやって多くの人
がWeb siteを訪れるようにできるかとかいったことです。
ここではどこまで新規事業の難所を想定してるかを示し、「そこまで意識している
んだったら・・・」と思わせることです。

4)アプローチ(戦略)
3)で述べた論点・関門の突破法、解決法を書きます。答えはやってみなければ分
からないにしても、仮説であるとか、問題解決のアプローチや方法論を書きます。
このとき戦略的に大切なのは、
・誰をターゲット顧客として、どんなニーズを満たすのか
・どう事業を差別化するか、どんな競争障壁を築いて優位性を持つのか
・それをどのように、達成しようとしているのか
を明言することです。
ここはもっとも説得力が必要なところです。

5)事業計画書
以上述べたことを踏まえて、数字による時系列的計画書を提示します。そのとき、
次のことに気をつけて下さい。
・何年で期間損益が黒字化するか、何年目に累積赤字が消えるのかが分かるように。
・キャッシュ・フローを示し、何時どのくらいの資金が必要で、どのくらいが不足
するのかを示します。
・同時に人材調達計画や、熟達度を考慮した教育・研修計画など、お金だけではな
く、人的資源の計画も忘れずに。
・また、楽観・悲観両案を示すと良いでしょう。(スケジュール案も含めて3案に
なります)もちろんそれらの前提条件は明らかにしなければなりません。
・起業者のプロフィールも忘れないで下さい。(どんなバックグラウンドの人がや
るのかは、重要な判断項目となります。)
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SWOT分析が一般的でしょう。

その事業における貴社の製品・サービスの強み・弱み、機会(可能性)と脅威を列挙します。
本質的にはその製品の差別化要因は何か、どの程度優位性があるのかということと想定する顧客はどんな層か、本当にマーケットはあるかということです。
あとは想定する売上と費用から何年で初期費用を回収するのかを計画するといったところでしょうか
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Qサーバの保守運用ってどういう仕事ですか?

サーバの保守運用ってどういう仕事ですか?

大手メーカの子会社のIT企業から内定をもらったのですが、
主な事業は親会社の工場内のサーバとシステムのだそうです。
 
どういった仕事なのかイメージしにくいので、
こういった仕事を経験された方に質問です。

具体的にどういった仕事なのか教えてください。
また、その仕事の好きなところ・嫌なところを教えてください。

Aベストアンサー

とりあえず、稼動中の物を監視するなら
すでに手順書があると思いますのでそれをみて対応するようになります。

保守・運用といささか抽象的で立場によっていろいろありますが
運用の場合、システムがとまらないように監視
システムがとまったらまずすばやく復帰できるように処理をする
(切り分けが大事でシステムの重要度により復旧手順が変わります)
サーバーも壊れるときはすぐこわれるので
代替サーバーに切り替え後、壊れた個所をすばやく交換する

ある程度その運用保守になれてきたら権限もそれなりにくれるはずなので
トラブルがないときは、日ごろの負担を軽減するような処置ができるようになると思います。

>>その仕事の好きなところ・嫌なところを教えてください。
情報漏洩の話は別にして
ガチガチな組織内で運用管理をするはめになると、結構息苦しい場所になります<トラブルがないとずっと同じ場所に居る
ただ、人間関係の付き合いが下手でなければ問題ナッシング
取引先で管理するにしても社内で管理するも
人との付き合いがうまくいけば、なにかと仕事もスムースに行えるようになります

とりあえず、稼動中の物を監視するなら
すでに手順書があると思いますのでそれをみて対応するようになります。

保守・運用といささか抽象的で立場によっていろいろありますが
運用の場合、システムがとまらないように監視
システムがとまったらまずすばやく復帰できるように処理をする
(切り分けが大事でシステムの重要度により復旧手順が変わります)
サーバーも壊れるときはすぐこわれるので
代替サーバーに切り替え後、壊れた個所をすばやく交換する

ある程度その運用保守になれてきたら権限もそ...続きを読む

Q事業部評価(指数)

当社には複数の事業部がありますが、各事業部の業績を
評価する場合、財務的な視点だけでなく、成長性、
事業改革度、 プロセス改善度、社員の成長、環境配慮など非財務的視点での指標も考えていますが、
非財務的指標としては具体的にどんなものが
あるのでしょうか?

Aベストアンサー

事業部の評価はあくまで事業計画達成度に基づき客観的に行わなければえこひいきと見なされ、他の視点での評価が真価を発揮しなくなる恐れがあります。しかし、事業計画だけでは、商品や環境に恵まれた部門だけが高く評価され、環境が悪いにもかかわらずあらゆる創意工夫を行った部門が過小評価される危険があります。一方、数値化された事業計画が全てだという考え方もあるので、非財務的視点の評価は最大で20%まで、評価者は部門を公平に見れる立場の重役をトップに企画部門が無難かと思われます。営業は売上に、経理は利益、採算点に重きをおくので評価者としてふさわしくありません。

何を評価対象とするかは、業種やトップの考え方によりますが、事業計画は短期決戦なので、会社の長期プランに沿った活動をどれだけしたか(明日の飯の種を自ら生み出す努力)が一つの指標になるでしょう。即ち、新規商品開拓度(売上に占める新規商品の割合、或いは点数)新規顧客開拓度(件数、或いは増加率)他は会社のニーズできめられては如何でしょうか。評価は事業計画達成度と80:20で行わず、表彰という形で独立して評価するのも一つの方法かと思います。全ては御社のニーズいかんなので一般論で述べるのには限度があります。

事業部の評価はあくまで事業計画達成度に基づき客観的に行わなければえこひいきと見なされ、他の視点での評価が真価を発揮しなくなる恐れがあります。しかし、事業計画だけでは、商品や環境に恵まれた部門だけが高く評価され、環境が悪いにもかかわらずあらゆる創意工夫を行った部門が過小評価される危険があります。一方、数値化された事業計画が全てだという考え方もあるので、非財務的視点の評価は最大で20%まで、評価者は部門を公平に見れる立場の重役をトップに企画部門が無難かと思われます。営業は売上...続きを読む

Qシステム保守運用を生涯の職にできる?

こんにちは。
大学で情報系の学部に通う者です。

将来の職業についてお尋ねしたいことがあります。
IT業界のキャリアプランとして、
「システム保守運用から開発に携わり、管理職へ…」のような
キャリアアッププランを目にすることが多いのですが、
私は、キャリアアップにそれほど興味がなく、保守運用側でずっと働きたい、と考えています。
具体的には、http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090625/332533/
こちらのURLの、「運用/保守」のような職業をしていきたいと考えています。


そこで質問なのですが、

1.システム保守運用は、一生涯、勉強することがなくならないような職業でしょうか。

2.システム保守運用を生涯の職として極める、というのは現実的に可能でしょうか。
それとも、経験を積むと開発の方に回ることになるのでしょうか。

3.もし現実的であれば、学生のうちに勉強しておくべきことは、
コンピュータの仕組み、プログラミング言語などの技術知識のほかに、
何があるでしょうか。


よろしくお願いします。

こんにちは。
大学で情報系の学部に通う者です。

将来の職業についてお尋ねしたいことがあります。
IT業界のキャリアプランとして、
「システム保守運用から開発に携わり、管理職へ…」のような
キャリアアッププランを目にすることが多いのですが、
私は、キャリアアップにそれほど興味がなく、保守運用側でずっと働きたい、と考えています。
具体的には、http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090625/332533/
こちらのURLの、「運用/保守」のような職業をしていきたいと考えています。


そこで質問な...続きを読む

Aベストアンサー

結論から言いますと、難しいと思います。
何らかの形で、雇用されて働くことになるでしょうから、自分がやりたい(好きな)仕事と、会社が要求する仕事は異なる、
しかも、面倒なのは上に立っている人の独断と偏見(好き嫌いも含め)で、サラリーマン生活は大きく左右されるのです。
(嫌だったら、独立して一人で、或いは創業することです)

1.システム保守運用は、一生涯、勉強することがなくならないような職業でしょうか。
  そうです。今後とも言語をはじめネトワーク技術、ひいてはコンピュータの仕組みも根底から異なるシステムが出てきます。
  そして、大半はブラックボックス化され、誰もが見て触れるような状況(今でもそうですが)ではなくなります。

2.システム保守運用を生涯の職として極める、というのは現実的に可能でしょうか。
それとも、経験を積むと開発の方に回ることになるのでしょうか。
  前述のとおり、難しいでしょう。貴方の考えも、今はそうであっても、将来、変わります。
  しかるべき教育を受けて入社してきた新人の会話に、50歳過ぎても同等のスキルをもって入れますか?
  指導者であるべき立場(ポスト・年齢)になった貴方が、彼らの話す内容が殆ど分からなくなるのは、目に見えています。
  そのような状況下で、「システム保守運用」が可能でしょうか?

3.もし現実的であれば、学生のうちに勉強しておくべきことは、
コンピュータの仕組み、プログラミング言語などの技術知識のほかに、
何があるでしょうか。
  否定的なことばかり書きましたが、いずれも重要な知識です。他の人から一目置かれるぐらい、がんばって見てください。
  おのずから、自分が進むべき道も見えてくるかと思います。
  健闘を祈ります。

結論から言いますと、難しいと思います。
何らかの形で、雇用されて働くことになるでしょうから、自分がやりたい(好きな)仕事と、会社が要求する仕事は異なる、
しかも、面倒なのは上に立っている人の独断と偏見(好き嫌いも含め)で、サラリーマン生活は大きく左右されるのです。
(嫌だったら、独立して一人で、或いは創業することです)

1.システム保守運用は、一生涯、勉強することがなくならないような職業でしょうか。
  そうです。今後とも言語をはじめネトワーク技術、ひいてはコンピュータの仕組...続きを読む

Q一般的な色々な賃金制度および評価制度の比較資料を作りたい

「一般的な」という言い方はおかしいような気がしますが、賃金制度および評価制度にどのようなものがあるのか色々なものを比較できる資料を作ろうと思っています。

あくまでたとえばですが、
パターン1.賃金表、評価制度は導入しない。経営者の裁量のみで昇給等決定。
パターン2.賃金表を作成、評価制度は導入しないで、毎年2号俸ずつ昇給。
パターン3.職能資格制度を導入。

など

どんな賃金制度や評価制度があるのかを紹介する資料です。もちろん各パターンのメリット、デメリットもできれば記載したいです。

賃金制度や評価制度に関する本をたくさん乱読しましたが、基本は著者独自の提案であり、そのほとんどが細かく説明されているので、簡単な比較資料を作るのが大変なので質問させてもらいました。私が求めているものは、普通の本よりも雑誌系にあるような気もします。ネットでも色々検索してみましたが、意図するものとは違うものばかりが出ます。

資料を紹介する相手は100人未満(10人、20人なども)の企業がほとんどです。

なにか良いサイトや良い書籍等ございましたら、ご教授宜しくお願いします!!!

「一般的な」という言い方はおかしいような気がしますが、賃金制度および評価制度にどのようなものがあるのか色々なものを比較できる資料を作ろうと思っています。

あくまでたとえばですが、
パターン1.賃金表、評価制度は導入しない。経営者の裁量のみで昇給等決定。
パターン2.賃金表を作成、評価制度は導入しないで、毎年2号俸ずつ昇給。
パターン3.職能資格制度を導入。

など

どんな賃金制度や評価制度があるのかを紹介する資料です。もちろん各パターンのメリット、デメリットもできれば...続きを読む

Aベストアンサー

「中小企業診断士」という資格試験のための参考書を読むと、著者の考えではなく、国家試験で問われる一般的な考え方が書かれています。

この資格試験の「企業経営理論」という科目の参考書の中の「人的資源管理」という章の中にまとめられているはずです。



以下に簡単にまとめておきます。

賃金および評価制度には以下の3種類があります。

1.年功制
2.能力主義
3.実力・成果主義




1)年功制というのは、
「人間は年齢とともに経験を積み、能力が向上してゆくものであるから、それに見合った給与を与えよう」
という考えに基づくものです。

この方法のメリットは、年齢や入社年度によって給与が決まるので、あれこれと考えなくても給与を決めることができる、ということです。熟練や経験を要するような職種の場合に適しています。
終戦から高度成長期に至るまでの欧米に「追い着け追い越せ」の時代には、企業の主な関心事は、「どうやったら欧米の製品の品質に近づくことができるだろうか?」でした。この時代には、「この社員をどう評価しようか?」よりも、「この製品の品質を欧米並みに高めるにはどうしたらいいだろうか?」でした。そして、工場での加工の精度や品質は経験で決まる部分が多く、年齢や経験年数、勤続年数のみで給与を決め、余った時間を製品の改良に向けることには合理性がありました。

しかし、欧米に肩を並べるような品質の製品が作れるようになり、あるいは欧米製より日本製の方が品質が高くなってくると、こちらから売り込みに行かなくても、向こうから買いに来るわけです。その一方で、従来の製品の改良ではなく、全く新しい、これまでに世界中のどこにもなかった製品を開発することが世界から期待されるようになってきます。
このような製品開発には、経験の積み重ねではなく、「従来にない発想をする」感性が求められるようになってきます。これは経験や年齢ではないので、年功制にはなじみません。それどころか、なまじ経験があるよりも、若さだけの方が良い結果を出すことすらあります。
すると、年齢ではなく「能力のある社員を高く評価して厚遇しよう」ということになってくるのです。

こういうふうにして能力主義という考え方が出てきました。


2)能力主義というのは、
「能力のある社員はそれだけ会社に貢献しているはずだから高く評価して能力に見合った給与を与えよう」
という考えに基づくものです。
この方法のメリットは、年齢や経験によらない能力で評価するので、若手社員のモチベーションが高まり、生産性の向上が期待できることです。

しかし、「能力を評価する」というのは難しいことです。上司に能力を評価する能力がないと
「この社員は経験も積んでいるから能力が高いはずだ。よし高く評価しよう。」
と言って評価するかもしれません。つまり、能力主義であったはずが年功制になってしまうのです。そこで、能力を評価するための試みとして、職能資格制度が生まれました。
つまり、職能資格制度というのは、能力主義制度を運用するための仕組みなのです。
しかし、「職能とは何か?」を考えると、どうもうまく定義できず、あいまいです。従って評価基準が必ずしも明確ではなく、年功的になってしまいやすいという欠点はやはりそのままです。
また、能力があってもそれが必ずしも良い結果に結びつかない、という場合もあります。あるいは能力があってもそれを発揮しない社員もいます。「俺はまだ本気出していないだけ」これでは困ります。そこで、単に能力があるというだけでなく、「能力を使って結果を出している社員を評価しよう」という」考え方が出てきます。

これが実力主義です。



3)実力主義というのはは、
「単に能力があるというだけでなく、結果を作り出す力を実力と呼ぶことにして、実力のある社員を評価しよう」
という考え方です。

「実力」の方が「能力」よりもその社員の会社への貢献度を、より的確に表しているように見えます。
しかし、実力の評価・測定が難しいのは「能力」の場合と同じなので、実力主義であったはずがいつのまにか年功制になってしまっていた、ということが多く発生してしまいます。

「じゃあいっそのこと結果だけを見ようか」という考え方が出てきます。
これが成果主義です。

しかし、成果だけではやはりうまくないので、実力と成果の二つを評価すれば良いのじゃないだろうか、ということで、実力・成果主義が誕生しました。
これは良さそうに見えます。社員が会社にどれだけ貢献したかを、成果という客観的な指標で測定して、給与や昇進などの処遇に反映させるわけですから。メリットはその社員は確かに会社に貢献していると言えることと、評価が客観的であることです。

しかし、たとえば経理担当社員の成果とはなんでしょう?お金の計算を間違いなく行うことですか?では経理部で何がどうなったら成果が増加したと言えるのでしょうか?
あるいは、人事部では何がどうなったら人事部の成果が増加したことになるのでしょうか?秘書課は?工場の倉庫では?購買部では?

このように考えてゆくと、「成果」という指標を定義できない部門がたくさんあります。こういう部門に対して成果主義を導入しようとしても、成果が決められないわけですから、導入のしようがありません。かつて富士通が成果主義を導入して失敗したのは、このような成果を定義できない部門に対してもむりやり成果を定義して導入しようとしたことが原因なのだそうです。

成果主義が最も適しているのは営業部門です。なぜなら「成果」を明確に定義しやすいからです。ただし、これも何を成果の指標とするのかを慎重に考える必要があります。たとえば「売り上げ」を成果を測るための指標とした場合、売り上げを伸ばすために値引きをし、原価割れした価格で売って売り上げを伸ばそうとするかもしれません。あるいは、6か月の支払いサイトで売って売り上げを伸ばそうとするかもしれません。

このようなことのないように、その会社では他社との取引でどんな問題が生じているか、生じやすいかを考えたうえで、その問題が生じるのを防ぐような指標を成果を測定する指標とすることで、会社の問題解決を図ることができます。
このように単に社員の評価というだけでなく、社内の組織的な問題解決の道具として使うことができるのが、実力・成果主義のメリットです。

「中小企業診断士」という資格試験のための参考書を読むと、著者の考えではなく、国家試験で問われる一般的な考え方が書かれています。

この資格試験の「企業経営理論」という科目の参考書の中の「人的資源管理」という章の中にまとめられているはずです。



以下に簡単にまとめておきます。

賃金および評価制度には以下の3種類があります。

1.年功制
2.能力主義
3.実力・成果主義




1)年功制というのは、
「人間は年齢とともに経験を積み、能力が向上してゆくものであるから、...続きを読む

Qネットワークの保守と運用の違い

 いつもお世話になっております。
素朴な疑問ですが、ネットワークの保守と運用の、仕事の内容の違いって何でしょうか?

 保守は障害事に、出動して修理するというイメージがあり、大体のイメージは湧くのですが、運用のイメージが湧きません。

 宜しくお願い申し上げます。

Aベストアンサー

ネットワークの運用をかってしていました。保守は依頼していました。
運用はネットワークが正常に稼動するよう、常時控えていてトラブルに備えてシステムに張り付いてシステムを監視しています。サーバーのログを収集チェックしたり、サバーやネットの監視システムからの警告や障害の発生を監視しています。障害が起きたら直ちに障害箇所を切り分けます。ユーザーからの障害やトラブルを受け付けて、速やかに原因を突き止め、対処します。簡単な障害は復旧させる作業をします。
傷害を切り分け、簡単に対処できない傷害については、保守会社のSEに相談して、対処方針のアドバイスを求めます。保守はリモートでサーバーやネットに接続しますが、リモートで調査できないことは運用に調査を依頼してきます。運用の独力だけで対処できない場合は傷害や故障の状況を伝えて、保守に出動を依頼します。運用は機器が故障したことが判明した時は直ぐ故障装置や部品の発注をかけます。システムの変更か計画は運用が行います。その計画で運用で不明な点は保守にアドバイスを求めます。大きなシステムの変更や導入は保守に依頼します。保守は、運用の依頼を受けて、決められた日時にネットワークやシステムを止めて、大規模なシステムの入れ替えや変更、障害対策、セキュリティ対策、新規ソフトのインストールを行います。保守は緊急の場合は運用の依頼を受けて、平日に作業をしますがシステムを止めたり、サーバーに再起動かけた作業をすることが多いため、緊急性のない作業については夕方か夜あるいは土日に作業します。
保守は、運用に指示され、出動を求められて、障害箇所が切り分けられた後の作業をします。作業後、作業内容を文書化して運用に報告します。運用はその報告を受けて、その後の運用に役立てたり、システムの改善や変更などの計画に生かします。
また月に一度と決められた日に定期保守することをして、運用に結果を報告します。

このような具合に、運用と保守は協力してシステムが正常に稼動するよう分担して作業をします。

ネットワークの運用をかってしていました。保守は依頼していました。
運用はネットワークが正常に稼動するよう、常時控えていてトラブルに備えてシステムに張り付いてシステムを監視しています。サーバーのログを収集チェックしたり、サバーやネットの監視システムからの警告や障害の発生を監視しています。障害が起きたら直ちに障害箇所を切り分けます。ユーザーからの障害やトラブルを受け付けて、速やかに原因を突き止め、対処します。簡単な障害は復旧させる作業をします。
傷害を切り分け、簡単に対処でき...続きを読む

Q介護事業のM&Aや事業再生について

名古屋で介護事業をやっております。
事業の拡大を考えていますが、M&Aもひとつの選択肢かなと。

名古屋で介護事業のM&Aをやっている会社を知っていましたら教えて下さい。

Aベストアンサー

ここがM&Aやファイナンス関係やっていますよ。

http://www.welfare-oslo-group.jp/

参考URL:http://www.welfare-oslo-group.jp/

Q50代エンジニアで運用保守をやっている人いますか?

40代50代のネットワークエンジニアで運用保守をやっている人っていますか?



40代50代で保守をやっている人って、設計・開発ができないか、やらない人ですよね。


そういう人っているんですか?

一生運用と保守をやっている人。


もし、開発よりも楽な道なら俺もそれを考えているんですけれども・・。

Aベストアンサー

>40代50代のネットワークエンジニアで運用保守をやっている人っていますか?
昔、やっていました。
未だ、ネットワークの応用が普及していない状態から社内ネットワークの構築に携わった関係で、その後の運用保守を担当していました。

>40代50代で保守をやっている人って、設計・開発ができないか、やらない人ですよね。
サラリーマンの場合は上からの指示で動かなければならないので、そうとばかりは言えないと思います。

>もし、開発よりも楽な道なら俺もそれを考えているんですけれども・・。
運用保守も楽ではないですよ。
トラブルが発生すると食事の時間も取れないことがあります。
現状維持が保守で、運用となるとより良いシステムに改良することも役目になります。
サボっているとお払い箱になりかねません。

Q1人集客コストで評価?それとも費用合計で評価?

教えてください、
どっちが得なのかわからないのです。
ある提案書にあるのですが、

       <DM作戦> <チラシ作戦>
費用総額   980,000円  168,000円
来客数 12人 1人
来客者一人  
当たりコスト  82,000円   168,000円 

というとき、
どっちを採用するのが、賢いんでしょうか?
<DM作戦>では、来店者一人当たりのコストは
<チラシ作戦>の半分ですが、
そのかわり、費用総額は、5.83倍も高いです。

この82,000円というのは、集客効率の良さを
アピールするための数字なのでしょうか?
資金繰りに無理がなければ、
<DM作戦>のほうがいいということ?

なんだか馬鹿みたいな質問ですがよろしく
お願いします。

Aベストアンサー

この場合、DMのほうが集客コストが安いのでまずそちらで検討します。
来客者は必ず購入するということにはならないでしょうから、購入確率まで含めて試算してみましょう。
仮に、来店者のうち10%が購入するならば、購入者一人当たり集客コストは82万円!
それで売れる商品の原価率が60%ならば、82/(1-0.6)=205万円となりますね。
つまり、高単価・高粗利益商品。
霊園・住宅・自動車・結婚式というように購入頻度が低いものです。
これらは、購入までの意思決定に時間を要するものであるだけに、1回だけでは反応しない類のものです。そうなると、数次のDMや販促を継続する必要があり、単純に1回だけのコスト比較は無意味になります。
一般的な事例になりますが、通信販売における新規顧客獲得のコストは大体2800円くらい。
これで粗利益40%と仮定しても7000円以上ものを売らねばならないので、結構大変なのです。
それと顧客の維持コストもかかることも考えておいてください。

Q運用・保守について

私はSEを目指して就職活動中の者なのですが、今まで何社か会社説明会に参加させていただきましたが、どこの会社でも企画や設計の話はしてもらえるんですがあまり運用・保守の話はしてもらえません、よろしければ運用・保守についてくわしい仕事内容やその仕事の魅力や喜び大変だったことなど教えていただけないでしょうか。

Aベストアンサー

まず、運用・保守はシステムを作る会社の方ではなくユーザ側の情報システム部門が行うことなので、システムを作っている会社の説明会ではやっていないかもしれません。
私は以前は開発と運用保守を受け持つ会社にいたのでたまたま両方経験しました。

運用、保守は地味な仕事です。システムの規模によっても違うでしょうが私のやったことは、朝は交代制で当番は早く出社して稼動状態やハードディスクの容量チェックなどの点検をします。日中はユーザからの問い合わせに対応したりデータ入力を手伝ったりしますが障害がなければわりと暇だったりします。システムの更新や改修があるときは、夜中や休日の対応になることが多いです。障害が発生したとき(どのシステムでも小さな障害はしょっちゅうあると思います)は休日でも呼び出され、原因を追求して対応します。ユーザの上司が納得できる説明をしなければいけません。おかげで障害報告書をす早く技術は身につきました。強力なウィルスが蔓延したときなどはどこも大変になります。

で、面白みの少ないわりに辛いので、好んで運用保守をやりたがる人は少ないかと思います。私もあえてやりたいとは思いません。また、運用・保守は平穏であるべきで障害があったときに忙しくなるのもなので、会社にとっては運用・保守部隊が大活躍していると言うと、「うちのシステムはトラブルが多い」と言っていることになるので、あえて話をしないんだと思います。

まず、運用・保守はシステムを作る会社の方ではなくユーザ側の情報システム部門が行うことなので、システムを作っている会社の説明会ではやっていないかもしれません。
私は以前は開発と運用保守を受け持つ会社にいたのでたまたま両方経験しました。

運用、保守は地味な仕事です。システムの規模によっても違うでしょうが私のやったことは、朝は交代制で当番は早く出社して稼動状態やハードディスクの容量チェックなどの点検をします。日中はユーザからの問い合わせに対応したりデータ入力を手伝ったりします...続きを読む

Q分析手法の一つであるPSIは何の略?

分析手法の一つであるPSIは何の略?

Aベストアンサー

P・PRODUCT(生産)
S・SELL(販売)
I・INVENTORY(在庫)


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