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巨額の経常収支黒字にも関わらず、なんで円安が進んでいるんでしょうか？

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質問者：kgat0769
質問日時：2024/09/05 09:07
回答数：9件

しかし経常収支黒字が貯まってきたら、円高圧力がかかるはずですよね？

No.6の回答に寄せられた補足コメントです。補足日時：2024/09/05 11:06
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回答 (9件)

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No.8ベストアンサー

回答者： sandaba
回答日時：2024/09/06 00:39

円高円安ってのは、要は円を売ってドル（あるいは他の外貨）を買うか、ドルを売って円を買うか、それだけで決まるものです。

近頃の日本は、経常収支は黒字だけど貿易収支は赤字です。

貿易収支は、実際の物の売り買いを見ています。たとえば外国に製品を売った場合、それで得た外貨は円に替えて人件費や光熱費などに充てる必要あるから円高を引き起こします。でも輸出より輸入が多い。円を外貨に替えて製品買ってんだから円安になります。

貿易赤字にもかかわらず経常黒字なのは、日本人が外国の株や債券をたくさん持ってて、そこから生じる収入が大きいってことです。その収入は外貨建てですが、それを円に替えない限り、円高要因にはなりません。おそらくほとんどは外貨のまま再投資に回っているんでしょう。

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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました！

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お礼日時：2024/09/08 09:38

No.9

回答者： tefu_tefuu
回答日時：2024/09/07 23:45

投資家が金利の安い円を借りて、金利の高いドルで運用して儲けるからです。

ドルに対して円安が進みます。
円キャリートレードといいます。

> 巨額の経常収支黒字にも関わらず、なんで円安が進んでいるんでしょうか？
金融庁の景気判断で、円の金利は決まります。
巨額の経常収支黒字でも、まだ、円の金利を上げるほど日本の景気は良くないという金融庁の判断です。

円キャリートレードとは、相対的に金利が低い円建てで資金を借り入れ、その資金を外貨に転換して運用する取引のことです。外貨に転換した後に向かう先は、外国債券や外国株式、原油などの商品先物、海外不動産、ヘッジファンドなど、借り入れた投資家の運用手法によって多種多様です。

この取引では、投資対象の値動きだけではなく、借入れ通貨である円の金利(低い方が良い)と、投資通貨である外貨との金利差が収益要因となります。
つまり、日本の金利が上昇したり、海外の金利が低下する場合には、借り入れコストが上昇する一方で、円高に動くことも予想され、収益要因が減少するために、円キャリートレードは減少します。
逆に日本の金利が低下したり、海外の金利が上昇する場合には、円キャリートレードが増加します。

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No.7

回答者： satoumasaru
回答日時：2024/09/05 11:14

＞しかし経常収支黒字が貯まってきたら、円高圧力がかかるはずですよね？

それ以上に日米の金利差の問題がありまからね。

は、金利が低い円を借り、ドルなどの金利が高い通貨に換えて運用し、利ざやを稼ぐヘッジファンドなどの投機筋の取り引き「円キャリートレード」は、円を売ってドルを買うため、この取り引きが膨らむと円安ドル高が進みやすくなります。

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No.6

回答者： satoumasaru
回答日時：2024/09/05 09:55

逆です。

円安が進むから日本製品が割安になり輸出がのびて巨額の経常収支黒字になっているのですよ。大企業の43％が輸出産業といわれています。ですので円安は膨大なもうけを大企業に与えるのです。

トヨタは5兆円の儲けをたたきだしましたが、そのうち2兆円は株主配当にまわります。従業員の賃上げにまわったのは50億円程度です。なおトヨタ会長は10億円だった報酬を16億円にしています。