イオンの名称でまれに着く「化物」は何を意味しますか？ 「化物」の着くイオンと着かないイオンの規則性が

イオンの名称でまれに着く「化物」は何を意味しますか？

「化物」の着くイオンと着かないイオンの規則性がよく分かりません。暗記しか方法は無いのでしょうか？

(例)「塩化物イオン」「硫化物イオン」「水酸化物イオン」

No.3 ベストアンサー 回答者： Zincer 回答日時： 2024/10/02 17:31

主に、陰イオンについてのご質問とお見受けします。

単原子イオンで陰イオンは「○○化物イオン」と呼びます。
例外は水酸化物イオンくらいです。
硫酸や硝酸のような多原子イオンになる場合は陰イオンであっても「××イオン」と呼び、「・化物イオン」とは呼ばないのです。
例：
SO4^2-は硫酸イオン：硫酸化物イオンとは呼ばない！
S^2-は硫化物イオン
ですよね。

この回答へのお礼

回答して下さった皆さん。丁寧なご回答ありがとうございました！

やはり化学は難しく、非常に頭を悩ませましたが何となくは理解出来た様な気がします。

「○○化物」と着くのは陰イオンだけと教えて貰い、かつ、単原子の場合に「○○化物」。また、“EZWAYさん”からも、陽イオンの「水素イオン」も負電荷を持ち、陰イオンであった場合には「水素化物イオン」と同じ元素でも「○○化物」と付ける事で陽イオンか陰イオンを見極める事が出来る。と教えて貰い、モヤモヤしていたものが一気に晴れる感じがしました！！

今回、質問に答えて下さった皆様方。化学には疎く、読みにくい文章ではあったと思いますが、分かりやすく丁寧に答えて下さり、本当にありがとうございました！！

お礼日時：2024/10/05 19:18

No.4 回答者： EZWAY 回答日時： 2024/10/04 14:27

#3の回答で概ね解決していると思うので蛇足になるかもしれませんけど、陰イオンに限定される言い方で、陽イオンでは使いません。

たとえば、水素のイオンとしてよく出てくるH+は水素イオンですが、負電荷を持つH-も存在し、それは水素化物イオンと言います。陰イオンですから。
昔は、あるいは今でも時折、Cl-を塩素イオンと呼ぶ人がいますが上記の理由で、塩素化物イオンと呼ぶべきです。

No.2 回答者： ddeana 回答日時： 2024/10/02 16:49

化学における「化物」とは、「変化するもの」とか「変質したもの」という意味で、イオンで硫化物とか水酸化物などとついた場合は、イオンが特定の元素や分子と結びついていることを表しています。

例えば硫化物イオンや塩化物イオンとは非金属元素と金属元素が結合して形成されるイオンのことです。暗記ではなく何の元素が結びつくかがわかっていなければ理解できません。
一方、「化物」がつかないイオンとは金属単体やその単純なイオンがその代表例です。ナトリウムイオンやカルシウムイオンがそうです。

No.1 回答者： himagene 回答日時： 2024/10/02 15:13

塩素の化合物を塩化物、硫黄を含む化合物を硫化物、水酸基を含む化合物を水酸化物、フッ素を含む化合物をフッ化物、酸素と結合した物を酸化物、等々。

それらが電子を吸着するか放出して電荷を持った状態を、イオンと言います。
暗記するような内容ではありません。