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筋トレの詳しい方にお聞きしたいです

筋トレを行なって身長って縮んだりしませんか?
(特に重量挙げの選手のように立ってバーベルを持ち上げた後など)

筋トレをやって見場が逞しくなるのは勿論良いのですが
その代償として身長が縮んではちょっと…と思いますので

A 回答 (1件)

縮まないですよ。



しいて言えば、その日だけ一時的に縮むことはあるかもしれません。
身長は1日の中でも伸びたり縮んだりしています。朝起きた時が最も高いです。立って歩いたりしているうちに少しずつ縮んで、就寝時が最も身長が低くなります。私の場合も朝と夜で5mm~1cmぐらい差があります。

そういう意味では、重いバーベルを担ぐほうが何も持たないで立ってる生活より2~3ミリ縮むかもしれませんね。測ったことはありませんが。
いずれにせよ一時的なものです。15年以上筋トレしてますが、18歳のころから身長変わってません。


少し想像力を膨らませて考える必要があります。身長は骨の長さで決まっています。ウエイトを背負ったところで骨の長さは変わりません。

昔は、子供に筋トレは良くないという迷信がありましたが、これも長年の研究で完全に否定されています。筋トレしいる子供が平均身長が低くなった事実はありません。
NSCAという世界的権威のあるトレーニング教育団体も、筋トレが身長の育成に悪影響を及ぼすさないという声明を出しています。
https://park.nsca-japan.or.jp/category-13/post-1 …

成長途中の子供でさえ、問題ないわけですから、既に骨が伸び切った成人が、身長が縮むことはありませんよね。


しかし骨が縮むのではなく、背骨のすき間が潰れて身長が縮むのではないか?という人もいます。これなら理解できます。

結論を言うと、ウエイトトレーニングしていない人のほうが、身長は縮みます。実は40歳以降は、誰でも10年ごとに約1cmずつ、身長が低くなっていきます。

原因は
・筋力低下や筋肉量減少
・背骨の湾曲
・骨粗鬆症
です。

40代以降から筋肉量が低下し、正しい姿勢を維持できなくなっていきます。背筋を伸ばすに「筋肉を伸展」させなければいけません。姿勢を正して背筋を伸ばすのは筋肉です。背中の筋肉を鍛えてない人は、姿勢を正そうとしても伸びなくなります。

また、筋力が弱って姿勢が悪くなると、骨や関節で体重を支えることになります。その結果、腰椎や胸椎が圧迫されて潰れていきます。この骨折は痛みが少ないため、60%以上の人は骨折に気づきません。つまり筋肉を鍛えていないほうが、背骨が潰れていくわけです。

特に、お年寄りの腰が曲がっているのは骨粗鬆症という病気です。女性は特に筋肉が少なく、骨密度も低い人が多いため、骨粗鬆症になり背骨が圧迫骨折して、腰が曲がっていきます。
実は腰が曲がっていない男性も中年以降は閉院して1cmずつ身長が縮んでいきます。

ウエイトトレーニングはこれらを予防します。
ウエイトトレーニングの効果は下記のようなものです。
・筋肉を増やす
・正しい姿勢の習得
・骨密度の増加

したがって、やってれば身長が縮まなく手て済むようになりますし、やらない人は、みんな身長が縮んでいくと考えたほうがいいです。

普通に周りを見渡して、体鍛えてない中高年はみんな小さいと思いませんか?ウエイトとかやってる人は60代でも姿勢よくてデカいですよ。


重量挙げの選手に低身長が多いのは、手足が短いほうが有利だからです。身長が高くて手足が長いと、バーベルを挙げる距離も長くなる。だから高身長の人は不利。重量挙げに向いていません。

また、ボディビルやフィジークも、身長が低い人のほうがマッチョ体型になりやすい。添付した写真を見れば明らかです。
この写真の方々は皆さんマッチョですが、身長が高い人はヒョロガリに見えるでしょ。
同じ努力・同じ筋肉量でも、身長が高いとマッチョ体型に見えないのです。
だから、マッチョ体型にに見える人の多くは低身長~標準身長です。
そのため、
「筋トレしてる人は身長が低い」
「筋トレすると身長が縮む」という迷信が助長されるのかもしれません。それに高身長の人は体型にコンプレックスが無いから、肉体改造を頑張ったりする人が少ないかもしれません。

しかしウエイトトレーニングは、重量挙げやボディビルのためのにやるものではありません。スポーツ選手はみんなやってるし、みんなデカいです。

特にバーベルデッドリフト、バーベルスクワット、ベンチプレスの3種目(+ミリタリープレス)は、ヒトの基本動作をカバーする種目なので、野球、サッカー、アメフト、ラグビー、バス、空手、ボクシング、キックボクシング、あらゆる競技でやります。

●高校野球部フルスクワット対決!フルスクワット147.5kg何回立てる?


●野球部デッドリフト対決!デッドリフト200kg何回引ける?
https://youtu.be/IY37hOMO5aw

これらの動画の高校生は流石に化け物ですが、大抵の運動部の高校生なら、未経験でもバーベルスクワット120kgぐらいは余裕で挙げられます。

昭和~平成初期は筋トレが普及していなかったので、しっかりウエイトトレーニングするようになったのはここ最近。
それで身長が縮んでいるかと言えばむしろ逆です。現在のプロ野球選手の平均身長は180.7cm。軒並みスポーツ選手の大型化が進んでいます。


健康維持目的でジムに通っている趣味サラリーマンでも、
バーベルスクワット80kgx8回(週2)
バーベルデッドリフト100×8回(週1)
この程度であれば、大抵の人は1~2年で挙がります。
これでも初心者卒業とは言えないし高重量でもありません。しかし、ボディメイクや健康維持が目的なら、このぐらいでも十分。やたらと高重量に挑戦する必要はありません。



ともかく、しっかり重いものを担いだ方が、中年以降に縮むのが予防できます。人によっては現在の身長も高くなります。ウエイトトレーニングは筋肉を増やすだけではありません。「正しいフォーム」を学んで行いますよね。

自己流でいい加減なやり方をしている人は知りませんが、通常はトレーニングを習得する上で、筋肉が付くより先に姿勢が良くなります。その時点で、大抵の人は見栄えがよくなるし身長が高い印象を与えます。

筋トレは全身を一つのプログラムとして、セットで行うのが原則ですが、特に効果的なのは、バーベルデッドリフトです。この種目です。

参考:【初心者向け】デッドリフトのやり方|効果的なフォームの解説
https://youtu.be/O_sniQNwdck

参考:【初心者】正しいデッドリフト講座【筋トレ】
https://youtu.be/YXvcaAAToKo

美しい姿勢を維持する上でも、逆三角形で脚が長いカッコいいスタイルを作る上でも、背面を鍛えるのが優先順位が高いです。

背筋を伸ばし、正しい姿勢を維持するには、脊柱起立筋、僧帽筋、広背筋、大臀筋、ハムストリングスなど、全て体の後ろ側の筋肉を使います。

ボディメイクの観点でも、逆三角形のシルエットを作るのは背中。尻のピークをあげて、脚を長く見せるのは大臀筋。つまりケツです。

それらを鍛えられるのがデッドリフト。

例えば「胸を張る」のが良い姿勢だと言われていますが、胸を張る時使うのは、胸の筋肉ではありません。背中の筋肉です。
広背筋を収縮して肩甲骨を寄せ、肩を後ろに引っ張るから、結果的に「胸を張る」姿勢ができます。
広背筋が弱かったり、肩甲骨を動かす柔軟性が無ければ胸を張ることができません。逆に胸の筋肉に引っ張られて丸くなってしまう。

また、体を真っ直ぐ伸ばすのも脊柱起立筋という筋肉。これが弱いと、腰が曲がって腰に負担がかかってしまう。重いものを持ち上げなくても、常に腰関節に負担がかかるので、腰痛を発症しやすくなります。人間の重要な動作の中に「ヒップヒンジ」という動作があります。ヒップヒンジとは、股関節を蝶番のように前後に折りたたむ動作です。

これらの筋肉は現代人の日常生活で使うことが無いので、意識して鍛えていないと必ず衰えます。まだ若い20~30代でも、本来よりも身長が縮んでいる人もいます。

よく「オーラがある人」っていますが、これは姿勢の良さが最も重要で、突き詰めて考えると背面の筋力です。

興味があるなら迷わず始めたほうが良い。既に筋トレしているなら、マシンだけでなくバーベルデッドリフト、バーベルスクワットは絶対にやったほうが良いですね。

ただし、できるだけ善いトレーナーを探して習ってください。また、バーベルデッドリフト、バーベルスクワット、バーベルスクワットは、一回習って覚えられる種目ではなく、練習を重ねて、関節の可動域や柔軟性、筋力が向上していき、徐々に上達する種目です。

どうしても最初は自己流でやってしまいますが、「経験者」や「筋トレ歴長い人」ではなく、指導経験のある「トレーナー」に教わるのが賢明。そして、2ヶ月ぐらいしたらまたチェックして貰ったほうが良い。
仮に腰を痛めたり、どこか怪我をしたら、それは間違ったやり方をしているためです。
正しい関節の動かし方や、腰や膝に負担の無い動作を学ぶことで故障を予防するのも筋トレするメリット。いい加減にやって怪我をしたら本末転倒ですからね。
「筋トレの詳しい方にお聞きしたいです 筋ト」の回答画像1
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この回答へのお礼

助かりました

お答えアドバイス沢山ありがとうございました
参考に致します

お礼日時:2024/10/11 16:43

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