自分の通っていた小学校のあるある

北陸新幹線は、どうして山梨周り(現在の中央線)で計画されなかったのですか??

東京駅~糸魚川まで。

A 回答 (3件)

こんにちは。



【回答】
その北陸新幹線ですら、構想50年近く経ってやっとモノになりました。

新幹線は元々、在来線区間の輸送力が飽和し、その中で特急列車を高速別線に移す為に作られました。
東海道線しかり、山陽本線しかり、東北本線しかり……

基本的に、既存の在来線沿いで建設計画を立てています。

その中で大糸線はどうでしょうか?
長野はオリンピックが開催されるという事もあり、北陸新幹線の先行区間として建設できましたが、甲府や諏訪、松本はどうですか?

今の北陸新幹線の経路、信越本線沿いは、碓氷峠の勾配を乗り越えるのは確かに課題ではありましたが、勾配を越えるのは迂回するなり手の打ちようがあります。
碓氷峠を越えれば平地もあります。

しかし、これを中央本線沿いとするには、甲府盆地に入るまで山岳路線です。
いまでこそトンネル掘削技術はありますが、50年前だとそこまでの技術はありません。

何より沿線人口が少ないですし、北陸に向かうには経路が中途半端なのです。
松本からまっすぐ北陸に向かうには、安房峠のような活火山地帯を越えなければなりませんので、大変な工事に。

大糸線沿いは人気が少なく地質が悪い。
安全に通せない。

長野オリンピックが契機となり、長野新幹線の延伸で北陸新幹線となりましたが、長野オリンピックが無ければ、今の北陸新幹線も質問者様のイメージしている様な経路でも、両方とも建設できません。
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この回答へのお礼

ご回答いただきまして、ありがとうございます。

お礼日時:2024/10/16 13:47

田中角栄が昭和47年(1972)に発表した「日本列島改造論」が、その後もずっと整備新幹線の基本になっているからです。


https://www.sankei.com/article/20220611-AKJ4MWCC …

同書に中央新幹線 (新宿-塩尻-名古屋) はあっても、大糸線ルートはありませんでした。
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この回答へのお礼

ご回答いただきまして、ありがとうございます。

大糸線ルート、、、結構、便利だとは思うのですけれどね。
安曇野や上高地への旅行や、スキーなど。

お礼日時:2024/10/16 13:44

大糸線ルートだと東京駅から先を全線新規に作らねばならず費用が掛かり過ぎるでしょう。

かと言って新宿発着とすると他の新幹線との乗り継ぎ需要を見込みにくく成るし、東京/新宿間の工事が不要になったとしても建設費はやはり莫大なものとなるでしょう。
また、高崎から分かれる信越線ルートの方が長大トンネルの数を少なく出来ますし、直江津から先のトンネルは北陸本線のトンネル建設時の知見を活かせるはずです。大糸線ルートは地質調査も大変そうだし地質的に不安定なフォッサマグナ沿いになるというのもありますね。

あと、そもそも新宿/甲府、東京/松本の需要と東京/長野、東京/富山・金沢の需要を見てというのもあったのではないでしょうか。

甲府・松本周りで糸魚川だと「北陸新幹線」という名前にはならなかったはずですから、全国新幹線網建設のプラン作成時からそのルートは考えになかったのでしょう。

参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答いただきまして、ありがとうございます。

お礼日時:2024/10/16 11:44

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