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今年6月末から8月初めにかけての1カ月余りの間、ハワイ一帯で行われた2024年環太平洋合同演習(RIMPAC)には、特異なプログラムが含まれていました。米空軍のステルス戦略爆撃機B2が「クイックシンク(QUICKSINK)」という新型爆弾を投下して排水量3万9000トン級の大型揚陸艦を撃沈する訓練でした。

〇〇への警告ですか?何でしょう。

A 回答 (2件)

>アメリカの納税者に説明しなきゃー。



たしかに説明する必要がありますが、たぶん一言で終わります。それは「リメンバー・パールハーバー」です。

アメリカ合衆国というのは、実は「大陸レベルのでっかい島国」です。アラスカからカナダを含めアメリカ本土とメキシコが「島」なんです。

そういう視点で見たときに「島国防衛」の第一原則は《本土上陸前に洋上で敵を全滅させる》です。

だからアメリカにとって、ドイツのUボートが大西洋をうようよし、太平洋は日本軍が航空母艦で飛行機を飛ばしていた時代がもっとも《本土直接攻撃》の危険があった時代です。

第二次大戦が日独の敗北で終わると大西洋はNATOを作って安全になり、太平洋はGHQの支配から日米同盟で安全になりました。

中国が台頭してくるまでは・・

中国はアメリカにとって結局「やっぱりアメリカ本土攻撃しそうなヤバい奴ら」という判断になりました。でも日本列島が中国の目の前にあり、そこに在日米軍がいて、さらに自衛隊がグルグル哨戒機を飛ばしているなら太平洋まで出てくることはできないので安全でした。

しかし中国が台湾を占領するとなるとそこに風穴があきます。特に怖いのは潜水艦で、出港時は確認できても太平洋で見失うと、次に確認できる音はロス・アンゼルスの湾内かもしれません。
(実は太平洋戦争時、日本のイ号潜水艦が西海岸までたどり着き、搭載していた戦闘機で攻撃をしています。全部自力でアメリカ本土を攻撃したのはいまのところ日本軍だけです。)

なのでアメリカにとって「台湾は中国に取られてはいけない場所」なのです。

中国に台湾を取られると、日本とアメリカが協力しても捕捉しきれない可能性が高まり真珠湾攻撃の可能性がずっと高くなるからです。

そのためのデモンストレーションに2000億円かかっても、中国の台湾占領後にアメリカが太平洋全体を管理するコストに比べたらはるかに安いです。
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この回答へのお礼

縷々ありがとうございます。
中国はそれに対しICBMを打ち返しました。

お礼日時:2024/10/24 14:23

〇〇への警告でしょう。


「海峡をすんなり渡れると思うなよ」ということです。

そもそも陸地でも城などの防衛拠点を攻めるには、守備側の3倍の兵力を必要とすると言われています。それが海を渡って上陸するとなると5倍ぐらいの兵力が必要で、それも「海上攻撃をかいくぐっての5倍」ですから、消耗度を考えると出発時には10倍ぐらいの兵力じゃないとだめなわけです。

で、揚陸艦という兵員上陸のためにもっとも必要な艦船を一撃で駆逐できるミサイルがあるなら、他の艦船が無傷でも結局上陸作戦は成功しない、ということになります。

ということをどの国の軍人も理解しているので「海峡を渡って占領作戦なんてできないよ。諦めな」という脅し(ブラフ)になるわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
B2って1機2000億円だったか。運用にもものすごいお金。アメリカの納税者に説明しなきゃー。

お礼日時:2024/10/24 12:05

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