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量子テレポーテーションによって因果律を破り
超光速通信によって過去に情報を送ることはできますか
量子消しゴム実験なんか過去に干渉しているようにしか見えないのですが

A 回答 (1件)

量子テレポーテーションって、ネーミングがアレだから誤解されやすいですが、普通のコンピューターでいうビット(情報)のコピーですw


ただQビット(量子ビット)では、元の状態が壊れてコピーできないことが知られていて、それでコピーではなく量子テレポーテーションなどと読んでいます。

で、たぶんちょこっと誤解されていると思いますが、この量子テレポーテーションを行うのに『量子もつれ』というものを使います。スピンの向きなど2進値的なものが、片方が確定したら、どれほど離れていても、もう片方も即座に確定するという現象ですね。この”即座”というのは相対性理論をかじっていれば知っているのですが、見る人によって変わるという同時刻性の問題になるので、どちらを先に確定させているのかなどというのは、はっきり言えなくなるものだったりします。それはさておき、量子テレポーテーションには量子もつれを使った後に『確定値を伝達』しなければならないという行程があって、これが光の速度は超えられない通常の通信になるので、量子テレポーテーション自体は言われているような光速度を超える伝達ではないです、残念w

まぁ量子もつれも遅延確定(量子消しゴム)も因果律を破るものではないので、現実には問題ないことになっています。詳しくは、ちゃんと解説してくれているものを参照してくださいw
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