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最近家の鍵が抜けにくくなったのですが、
ピッキングでも受けたんじゃない?と
言われました。
ピッキングをされると鍵は抜けにくくなる
ものでしょうか?

A 回答 (5件)

 No.3です。

補足させて頂きます。皆さんいろいろご心配になっていらっしゃるようですし、またそれぞれ有意義なご回答を寄せておられますが、昨今、鍵の問題にこれほどまでに一般の皆さんが注目され、またお詳しいことに心強い気がします。

 不幸にして実際にピッキングされていた場合、不慣れな者が不適当な工具を使って行った場合には鍵穴の周辺にかなり不自然なはっきりとした(放射状とは限らないが放射状であることも多い)キズが生じますが、このような場合でも、その後鍵が入ったということから見て、ピッキングをされたことが原因となって鍵が抜けなくなったという可能性は低いように感じます。

 また、かなり高度なテクニックでピッキングをされた場合には、ほとんどの場合、その後の鍵の操作にはほとんど影響がなく、キズもほとんど肉眼では見えず、それゆえに犯行そのものに気が付かなかったということもあるぐらいです。

 さらに、電動のピッキングツールというものもありますが、鍵が抜けないというほど内部のタンブラーが破壊あるいは変形するほど乱暴に使用したとしたら、鍵穴の周辺にはかなりハデなキズが付いているはずです。

 とにかくピッキングされたかどうかがご心配であれば、鍵穴の周りでなく、鍵穴(特に穴の表面と奥行きとの角の部分)そのものを虫眼鏡などを使ってよく観察してみて下さい。もしそうであれば穴のどこかに鍵では付かないはずのツブレや反り返りなどのキズがあるものですし、その部分だけが不自然に光って見えるものです。

 また、鍵が抜けなくなった......という症状は先にも書きました通り、ほとんどはタンブラーの滑りの不調によるものですが、そうだとしたら次第に抜け難くなりそうに思いますが、現実には、どういうわけかある日突然抜けなくなってしまうというケースが多いものです。そのため、多くの方が、これはなにかイタズラをされたから......とお考えになるのももっともなところがありますが、このように一概にイタズラが原因ともいい難いところがあります。

 また、ドアを開けて試す....というのは錠前の調子を調べる手段のひとつとして正しいものですが、これは主に、鍵が「回らない」、鍵の「回転が重い」といった際に行うもので、往々にしてデッドボルト(かんぬき)がストライク(受け座)に競り合っていることが原因で錠機構が作動し難くなっていて、その結果、連動している鍵の回り方も悪くなっていることがあるからです。

 また、CRCというオイルについては、製造元で鍵穴にも使用するようにPRしておりますので、使用を制限するような表現は専門家としては差し控えますが、実際に、タンブラー類の作動不良があまりひどい場合には、内部部品を洗うという意味も兼ねて専門家でも使うことがあります。ただし、最善の方法はやはり鉛筆の芯の粉など粉末状の黒鉛だということはご理解下さい。 
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本当にピッキングされたかどうかはともかく、どのメーカーの錠前でしょうか? カギのツマミにメーカーの名前があるはずです。

(ただし数字の刻印は書かないように)

またカギ溝と錠前の形状はどのようなもので、使っている場所は一軒家またはアパート・マンションでしょうか?

抜けにくくなったとありますが、差しにくくはないのですか?

もしカギ穴から放射状に細い引っかきキズがついていると、ピッキングされた可能性があります。(そんなキズをつける輩は相当な下手クソですが)

以前にCRCをカギ穴に差したことはありますか? もし差した場合、最初は良いのですが、だんだんホコリを吸って内部の動きが渋くなるケースがあります。

最近はホームセンターに行くと「鍵穴のクスリ」という小さなスプレーが売られています。これを差して調子が良くなるようなら、内部でシリアスな問題はないと考えて差し支えないと思います。

どうでしょうか?
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 ピッキングのやり方次第では、鍵が抜けなくなるということも皆無ではないとも思いますが、ちょっと変な表現にはなりますが、正しい(?)ピッキング用具を使って正しく(?)ピッキングされたという場合では、一般的にはこのようなことはほとんど考え難く、また、実際にピッキングによって鍵が抜けなくなったといった実例もこれまで聞いておりません。



 手馴れたプロの窃盗犯によってピッキングされたという場合には鍵穴の部分や内部構造に顕微鏡レベルのキズが入ることはあっても、まず一般の方には見分けが付かないものですが、真似犯と呼ばれるイタズラの場合にはかならず鍵穴の周辺に目視できる程度のキズが残っているはずですので、ご心配であれば、念のためにご覧になって下さい。

 鍵が抜け難くなる場合、最も多い原因はシリンダーの内部に組み込まれたタンブラーという精密な部品がホコリや湿気などによって滑りが悪くなっている.....ということですので、タンブラーの滑りを取り戻してやればウソのように鍵は滑らかに抜き差しできるようになります。

 その方法ですが、まずご注意から。鍵穴からミシン油やサラダオイルは絶対に差さないで下さい。これらはシリンダーの内部で粘ってしまい、タンブラーの滑りをさらに悪くしてしまいますから、最悪シリンダー全部を交換しなくてはならないということにもなります。

 一番いい方法は「鉛筆の芯を削って出来た黒い粉」を耳掻きで一二杯程度作り、二つ折りにした小さな紙片に乗せて、鍵穴からソッと吹き込むことです。ソッと吹き込まないとなかなか内部まで粉が入って行きませんし、あなたのお顔が真っ黒になってしまいます。

 鉛筆はHBでも2Hでもかまいません。ナイフで削った粉でもかまいませんが、できればサンドペーパーにこすり付けて細かい粉にした方が望ましいものです。

 粉を吹き込んだら、しばらく鍵を抜き差しして粉が内部構造の全体に行き渡るようにして下さい。そのうちに見る見る鍵の滑りが良くなるはずです。

 しばらくは黒い粉が鍵とともに出てきますが、それもやがて収まるはずです。また、今現在、鍵が抜けないというのであれば鍵のつまみ部分をペンチで挟んで、少しずつ力を加えながら抜き差しするように前後に動かしていますとやがて抜けるはずです。

 ちなみに、こういう場合、専門家は黒鉛の微粉末など、鉛筆の芯の粉とほぼ同じ成分のものを使いますが、CRCなどごく軽いシリコンオイルなどでしたら、やがて乾燥してシリコン成分だけが残ることから、同じ油でも比較的故障の原因にはなりにくいようです。
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こんにちは。


ピッキングに使う道具、特に電動の物は鍵穴中の凹凸部分を傷つけやすく、傷がついたりするとそういう事が起こりえます。

使用に不自由するほどの状態ならいずれ抜けなくなったり回らなくなったりということが考えられますので、早めに取り替えたほうがいいでしょう。

この回答への補足

>電動の物は鍵穴中の凹凸部分を傷つけやすく、
>傷がついたりするとそういう事が起こりえます。

やはりそうですか・・・。どうも心配です。

補足日時:2005/05/20 14:37
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下記の点を明確にしましょう。



・ドアを開けた状態でも変わりませんか?... なにかの拍子に錠の部分にダメージを与えてしまって動きづらくなっているかもしれません。

・街の合い鍵屋さんで作ったカギを使っていませんか?... 合い鍵というのは簡単に加工して作れるが故に摩耗や変形も起き易いものです。

この回答への補足

ありがとうございます!
>ドアを開けた状態でも変わりませんか?
はい、代わりません・・・
>街の合い鍵屋さんで作ったカギを使っていませんか?
今までずっと使ってきたもので、そうではありません。

心配です・・・。

補足日時:2005/05/20 14:35
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